ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2006.05.22 Mon
水滸伝と平行して読んでいるせいか、とてもほっとする。
和人ではなくアイヌの話だから、日本人の精神と言い切っていいものかちょっと悩むけど、
古き良き日本はこういう感覚が残っていたのではないか、と思う。
獲物を獲る、ということも、殺すというのではなく、神様が人の国へ降りてきていて、
どうかうちへ来て下さい、と火の神や矢の神と呼びに行き、
来てくれたことに感謝して土産を持たせて魂を神の国へ送り返す。
この感覚が素敵だなと思う。
あとがきや付録にも書いてあったけれど、木の枝一本切るにも同じなのだ。
風の谷のナウシカの原作で、腐海に住む森の人、という種族がいるんだけど、
この人たちはの蟲の卵を食べている。普通蟲は仲間意識が強くて、そんなことをしたら大変なことになる。
というのは映画版でも、アスベルが銃を使って蟲を数匹殺したことで、森中が敵意を燃やし
アスベルに襲い掛かる、という形で描かれていた。
森の人が何故蟲の卵を食べたり、皮で服を作ったり出来るのか、その理由は、
卵を盗るのではなくて、下さいとお願いするからだ、と森の人が言っていた。
アイヌはもののけ姫なんかにも描かれているし、こういった思想を参考にして
ナウシカが描かれているのかもしれないけれど、相通ずるものがあるな、と思った。
昔話は得てして残酷なものだけれど、アイヌのお話は残酷ではないし、例え死んでしまったりしても
きちんと理由があったり、神の国へ帰ったり、無暗に残酷な話というのが無い。
だから読んでいて嫌な気持ちにならないし、学ぶことが多い。
この本を借りる時、英訳されて絵本になったというアイヌとキツネの話は載っていないのかなと思ったが、
読んでみると『キツネのチャランケ』というお話がそれのようだった。
期せずして読めて良かった。
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2006.05.20 Sat
買物に遠出するとき通る道で、なんか新しく食べ物屋さんができていて、
今度一度食べに行ってみようか、とBAMと言っていたんだけど、やっと今日行ってみた。
メニューが入ってすぐのところに置いてあるんだけど、奥行きが無く、メニューを見たいのに
メニューの前にいると丁度ドアの前をふさいでしまい、次に入ってくる人の邪魔をしてしまう。
だから全然ゆっくり見られない。ので仕方なく中へ入る。
さっきまで雨だったし、晴れていたらいつもそうしているのかもしれないけど、
メニューを置くならドアの外に置くべきだと思う。
中へ入ると、先に座って待っていた人が案内される。
女性ふたりはケーキをテイクアウトするのか待っているのか謎。
クリップボードに待ち客リストが挟んであるけど、それを客が自分で書くのか店員が書くのかも謎。
全然案内は無い。どうしたらいいものかと待っている問、数人店員は通るけど、
笑顔でいらっしゃいませ、とは言うけれど、指示は無い。
そしたら恐ろしく仏頂面の男性店員が女性客と、うちらのあとに入った客に名前を聞き出した。
一瞬むかっときたけど、一応二行目をあけていて、三番目にきいたけれどうちらの名前を
二行目に書いてくれたんでまあ良しとするか、と思う。
が、座ってお待ちくださいなんていう案内もやっぱり無い。
程なくさっきの男性店員に案内されたんだけど、やっぱり笑顔が無いし、
いきなり円形テーブルの手前の椅子を引いて、だからBAMのためにひいているのか
そうじゃないのならBAMが奥へ回ってから椅子を引くべきだろう、と驚く。
BAMが引かれた椅子をよけつつ奥へ行って座るんで、私は手前の椅子の前に立ったら、
立った瞬間に椅子を押されたんで脹脛に結構当たってよろけるようにして座り込んでしまった。
が、謝罪関係は無し。
この男性店員で私とBAMはかなり困り、ここはファミレスなのか、頑張ろうとしているお店なのか
どっちへ持っていきたいお店なのかさっぱり読めない。
読めないからなんだか面倒臭くなってきて、パスタとピザを単品頼むだけに止めた。
でも、モッツアレラチーズのパスタはかなり本格派で美味しかったし、
カルツォーネもちゃんと窯で焼いているから香ばしくて、料理は申し分無し。
お皿も洒落たものを拘っている感じがしたし、新規開店の気合か、大半の店員さんは
笑顔だし取り皿を持ってきたり気も遣ってくれる。
結局、最初の印象が悪かっただけで、結構悪くなかったんじゃないのかな?
というのが最終的なBAMと私の結論。
今度もう一度食べに行ってみようと思います。
タルトケーキにも力を入れているみたいだし。私タルト大好きなので。
今度一度食べに行ってみようか、とBAMと言っていたんだけど、やっと今日行ってみた。
メニューが入ってすぐのところに置いてあるんだけど、奥行きが無く、メニューを見たいのに
メニューの前にいると丁度ドアの前をふさいでしまい、次に入ってくる人の邪魔をしてしまう。
だから全然ゆっくり見られない。ので仕方なく中へ入る。
さっきまで雨だったし、晴れていたらいつもそうしているのかもしれないけど、
メニューを置くならドアの外に置くべきだと思う。
中へ入ると、先に座って待っていた人が案内される。
女性ふたりはケーキをテイクアウトするのか待っているのか謎。
クリップボードに待ち客リストが挟んであるけど、それを客が自分で書くのか店員が書くのかも謎。
全然案内は無い。どうしたらいいものかと待っている問、数人店員は通るけど、
笑顔でいらっしゃいませ、とは言うけれど、指示は無い。
そしたら恐ろしく仏頂面の男性店員が女性客と、うちらのあとに入った客に名前を聞き出した。
一瞬むかっときたけど、一応二行目をあけていて、三番目にきいたけれどうちらの名前を
二行目に書いてくれたんでまあ良しとするか、と思う。
が、座ってお待ちくださいなんていう案内もやっぱり無い。
程なくさっきの男性店員に案内されたんだけど、やっぱり笑顔が無いし、
いきなり円形テーブルの手前の椅子を引いて、だからBAMのためにひいているのか
そうじゃないのならBAMが奥へ回ってから椅子を引くべきだろう、と驚く。
BAMが引かれた椅子をよけつつ奥へ行って座るんで、私は手前の椅子の前に立ったら、
立った瞬間に椅子を押されたんで脹脛に結構当たってよろけるようにして座り込んでしまった。
が、謝罪関係は無し。
この男性店員で私とBAMはかなり困り、ここはファミレスなのか、頑張ろうとしているお店なのか
どっちへ持っていきたいお店なのかさっぱり読めない。
読めないからなんだか面倒臭くなってきて、パスタとピザを単品頼むだけに止めた。
でも、モッツアレラチーズのパスタはかなり本格派で美味しかったし、
カルツォーネもちゃんと窯で焼いているから香ばしくて、料理は申し分無し。
お皿も洒落たものを拘っている感じがしたし、新規開店の気合か、大半の店員さんは
笑顔だし取り皿を持ってきたり気も遣ってくれる。
結局、最初の印象が悪かっただけで、結構悪くなかったんじゃないのかな?
というのが最終的なBAMと私の結論。
今度もう一度食べに行ってみようと思います。
タルトケーキにも力を入れているみたいだし。私タルト大好きなので。
2006.05.18 Thu
2006.05.17 Wed
2006.05.16 Tue
すらすらと一気に読めた。読みやすかったし、今のサイトの日記にも
若干通じるところがある。若い頃の分だし、すごく勢いがある。
死にたい、と思う感覚、すごいよく分かる。
それもなぜか、すごく晴れた平和な日曜日の午後に急に死にたくなる。
自分から死に飛び込むわけではなくて、つていう描写がとてもよく分かってしまった。
やっぱり言霊が悪いと思って、いや死にたくない、死にたくない!と否定するんだけど。
壁画に、初めにはいなかった人物が浮かび上がってくるって話、怖かった…。
怖い話って嫌いな人なのに、なんだかばななさんの文章を読んだら興味が…。
手塚先生の作品を小さい頃見て、怖くて嫌悪感を抱いていたんだけど、その理由が
なんだか分かって妙に納得してしまう。
そうか、リアルだから怖かったんだ。生身だから。
なかなか良かった。
あ、ばななの花、興味があって以前調べてみたんだけど、びっくりした。
生で見たことはないのですが。
あれは本当にオブジェだ。不思議。
今度生で見てみたいな。
若干通じるところがある。若い頃の分だし、すごく勢いがある。
死にたい、と思う感覚、すごいよく分かる。
それもなぜか、すごく晴れた平和な日曜日の午後に急に死にたくなる。
自分から死に飛び込むわけではなくて、つていう描写がとてもよく分かってしまった。
やっぱり言霊が悪いと思って、いや死にたくない、死にたくない!と否定するんだけど。
壁画に、初めにはいなかった人物が浮かび上がってくるって話、怖かった…。
怖い話って嫌いな人なのに、なんだかばななさんの文章を読んだら興味が…。
手塚先生の作品を小さい頃見て、怖くて嫌悪感を抱いていたんだけど、その理由が
なんだか分かって妙に納得してしまう。
そうか、リアルだから怖かったんだ。生身だから。
なかなか良かった。
あ、ばななの花、興味があって以前調べてみたんだけど、びっくりした。
生で見たことはないのですが。
あれは本当にオブジェだ。不思議。
今度生で見てみたいな。
2006.05.16 Tue
2006.05.14 Sun
タイトルとおり、冠婚葬祭についてまとめてあるけれど、それ以外のことも書いてあり参考になる。
分かりやすいし、項目ごとに短めにまとめてある。
個人的に一番勉強になったのは、見合いのあり方と葬儀の仕方。
特に葬儀は、意外な方向で勉強になった。
というのも、母親から迷信として言われていた、縁起が悪いからしてはいけないこと、
履物を履いたまま降りてはいけない、とか、着物を左前にしてはいけないとか
例えばそういったことを、理由は具体的には知らずただ縁起が悪いとして聞かされていたことが
多かったのだけど、葬儀のときにする習慣のことだったりして納得した。
逆さ水、であるとか。
中国から伝わっている風習が多い反面、意外とそうでないものも多く感じた。
日本人の、よく言えば柔軟な感覚で文化を自分たちに合うように焼きなおしている感じがとても伝わった。
お寺関係の話では、歯に衣着せずずばっと書いてあることが多かったんで分かりやすかった。
こういうことがあるからどうも、宗教へのイメージが悪いんだよなあ。戒名とか。お布施とか。
余談ですが、著者が函館出身で驚いた。勝手に親近感が涌きました。(笑)
分かりやすいし、項目ごとに短めにまとめてある。
個人的に一番勉強になったのは、見合いのあり方と葬儀の仕方。
特に葬儀は、意外な方向で勉強になった。
というのも、母親から迷信として言われていた、縁起が悪いからしてはいけないこと、
履物を履いたまま降りてはいけない、とか、着物を左前にしてはいけないとか
例えばそういったことを、理由は具体的には知らずただ縁起が悪いとして聞かされていたことが
多かったのだけど、葬儀のときにする習慣のことだったりして納得した。
逆さ水、であるとか。
中国から伝わっている風習が多い反面、意外とそうでないものも多く感じた。
日本人の、よく言えば柔軟な感覚で文化を自分たちに合うように焼きなおしている感じがとても伝わった。
お寺関係の話では、歯に衣着せずずばっと書いてあることが多かったんで分かりやすかった。
こういうことがあるからどうも、宗教へのイメージが悪いんだよなあ。戒名とか。お布施とか。
余談ですが、著者が函館出身で驚いた。勝手に親近感が涌きました。(笑)
2006.05.11 Thu
その1もそうだったけど、ちょっと今の自分には痛い。辛い。
私はどんな匂いがしてるんだろう。
とか、すごくそういうことを考えてしまう。
きっと嫌な匂いをして、変な顔色とオーラを出してるんだろうな。
ストレスを感じている人は、歩いているだけで害を発散する。
絶対、そうだと思う。その逆ももちろんあると思うし。
ピカソの独特の精神エネルギーで、周りの人に影響を及ぼしたと言われてるけど
それはピカソが物凄い人で、エネルギーも強くて、周りの人も意識的にそう思うし
結果も見つけ易いというだけで、人は誰でもそういうものなんだと思う。
例えば朝の満員電車とか、空気が淀んでいる。
人いきれとか溜息とか言い争いとか、そういうものでももちろん、
精神エネルギーっていうとなんか嘘っぽく感じるけど、そういうものでも
空気が濁っていると思う。
寂しさ、おかしさ。ひとりとか都会の生活のそういうところ。
その書き表し方のひとつひとつが、すごいなと思った。
どうして分かっているんだろう、どうして知ってるんだろう、っていう感じ。
人が帰った後の特有の寂しさとか、ぼんやりして境目がなくて
痛みも強くない代わりに喜びも強くない感じ。
感受性が自然の中にいるときの半分でも十分に生きていけてしまう世界。
特に一人暮らしをしていて、新しい生活の中でテレビにはまっちゃう感じと、
商店街の楽しさにすごく共感を覚えた。
私が一人暮らしをしだした頃は、丁度雫石みたいに仕事で忙しかった。
仕事が好きで入れ込んで、それを心配してくれてるのは分かるけどうるさく言われるのが嫌で、
それが一人暮らししたことで誰もそういうこという人がいなくなって解放されて、
泊り込みでも残業でもなんでもします!っていうテンションで、
しかも大好きな文房具や画材で大好きな接客で、オープニングスタッフで
もう大興奮だったから、楽しくて楽しくて仕方なかった。
最初のうちは本当に、テレビも持ってなかったし。パソコンも無かったし。
引越してからも仕事への情熱は失っていなかったし、楽しかった。
けど、いつでも傍にいて、結婚するか別れるかしかないと思っていた彼氏と別れて、
というか彼とほぼ同棲の生活から、一駅離れたところで生活することになった頃から既に
退屈でひとりの時間を持て余していた。
本当は暇じゃなくて、やることは一杯あるのになんだか足りない。
ぼよんとした、退屈な感じ。
それは新しい彼氏ができてもあんまり変わらなくて、まあ彼氏が遠距離だったからもあるけど
仕事へ行って、コンビニ弁当買って帰ってテレビをぼーっと見ながら食べて、
シャワーを浴びて寝る。そんな感じ。
『あなたが地球にいた頃』の綾ちゃんがやってた役の子が言ってた台詞じゃないけど、
「疲れ過ぎて、家に帰っても筑紫哲也を見て寝るだけ。こんな生活もう嫌なんです!」
みたいな、単調な、なにもないような、なにも未来につながってないような感覚。
退屈。
でもずーっとテレビを見ていた。休みの日も。見たい番組が無くてもずっとつけてた。
夜型の生活で、夜になって番組がどんどん終わっても、テレビショッピングとか
アニメの再放送とか、ついてたらなんでも良かった。
情報はたくさん得られる側面もあるんだけど、例えばこのお店いいなと思って
それが近くでも全然行こうとはしない。
活力とか行動力が、どんどん枯れていく感じがした。
ひとりでいることが怖くて、それはひとりでいるときより、
人ごみの中にいて幸せそうな家族やカップルを見ると余計に感じるから
だから外へ出たくなかった。
テレビ越しなら、箱の中での出来事だってひいて見られるから平気だった。
このままじゃいけないと思って、大嫌いな新宿や渋谷へひとりでショッピングにいったり
無意味にカメラを持って散歩に出て2時間とか歩いたり、
色々足掻いていた時期があった。
その時住んでいた町は東京都北区の東十条で、今思い返してもなかなか好きだった。
JRや地下鉄があって交通の便はいいし、図書館は神谷にも赤羽にもあるし、
ダイエーとか西友もあって、王子には飛鳥山公園もあるし。
一番好きだったのは、駅から続く商店街。
活気があって、ラーメンの屋台なんかが夜出てたり、焼鳥売ってたり
買わなくてもなんだか楽しくて、商店街を通って帰れるのがちょっと楽しかった。
だから、雫石の言ってる意味がすごくよく分かる気がする。
家から買物に行くと、商店街をずーっと奥まで行くと突き当たりは駅で、
階投を上って改札へ行く薄暗い感じ。
振り返ると、鮮やかな照明、古くからずっと、やっている感じ
地元に根ざしている感じ。が光っている。
私が人嫌いなのは、人が好きすぎて、もう裏切られたくないから立ち入りたくないんだなって思う。
だから怖くて、商店街で買物はほとんどしなかった。
スーパーで買う方が楽だったから。
でも今でも顔を覚えている店員さんとかお店とかは、やっぱりある。
毎日のようにディスプレイを替えていて、それがまたセンスのいい洋服屋さんとか
セールとかいろんな企画をしている洋菓子屋さんとか
おじいちゃんとおばあちゃんでやっていて、若い人が来てくれるなんて嬉しい
みたいな感じで色々教えてくれたり、お茶までくれた和菓子屋さんとか。
今ならちょっと心の余裕があるから、もう少し、雫石みたいに
毎日買物をしたりとか、できるかもしれないなと思う。
おばあちゃんの手紙、特に最後の方に載っていたメールはとても良かった。
「ごちやごちやと大人っぽく断っていた」という言い草もとても良かった。(笑)
じんときた。愛が溢れていて。
なんだか、サボテンが欲しくなってしまった。(笑)
小さく輝いて消えていくだけ 小さな物語をつくって
そういう命の、自分の、捉え方がとても素敵だと思った。ずきんときた。
だから、光を持って漕ぎ出していく。
そういう終わり方もとても好きだった。
心が温かくなった。
私はどんな匂いがしてるんだろう。
とか、すごくそういうことを考えてしまう。
きっと嫌な匂いをして、変な顔色とオーラを出してるんだろうな。
ストレスを感じている人は、歩いているだけで害を発散する。
絶対、そうだと思う。その逆ももちろんあると思うし。
ピカソの独特の精神エネルギーで、周りの人に影響を及ぼしたと言われてるけど
それはピカソが物凄い人で、エネルギーも強くて、周りの人も意識的にそう思うし
結果も見つけ易いというだけで、人は誰でもそういうものなんだと思う。
例えば朝の満員電車とか、空気が淀んでいる。
人いきれとか溜息とか言い争いとか、そういうものでももちろん、
精神エネルギーっていうとなんか嘘っぽく感じるけど、そういうものでも
空気が濁っていると思う。
寂しさ、おかしさ。ひとりとか都会の生活のそういうところ。
その書き表し方のひとつひとつが、すごいなと思った。
どうして分かっているんだろう、どうして知ってるんだろう、っていう感じ。
人が帰った後の特有の寂しさとか、ぼんやりして境目がなくて
痛みも強くない代わりに喜びも強くない感じ。
感受性が自然の中にいるときの半分でも十分に生きていけてしまう世界。
特に一人暮らしをしていて、新しい生活の中でテレビにはまっちゃう感じと、
商店街の楽しさにすごく共感を覚えた。
私が一人暮らしをしだした頃は、丁度雫石みたいに仕事で忙しかった。
仕事が好きで入れ込んで、それを心配してくれてるのは分かるけどうるさく言われるのが嫌で、
それが一人暮らししたことで誰もそういうこという人がいなくなって解放されて、
泊り込みでも残業でもなんでもします!っていうテンションで、
しかも大好きな文房具や画材で大好きな接客で、オープニングスタッフで
もう大興奮だったから、楽しくて楽しくて仕方なかった。
最初のうちは本当に、テレビも持ってなかったし。パソコンも無かったし。
引越してからも仕事への情熱は失っていなかったし、楽しかった。
けど、いつでも傍にいて、結婚するか別れるかしかないと思っていた彼氏と別れて、
というか彼とほぼ同棲の生活から、一駅離れたところで生活することになった頃から既に
退屈でひとりの時間を持て余していた。
本当は暇じゃなくて、やることは一杯あるのになんだか足りない。
ぼよんとした、退屈な感じ。
それは新しい彼氏ができてもあんまり変わらなくて、まあ彼氏が遠距離だったからもあるけど
仕事へ行って、コンビニ弁当買って帰ってテレビをぼーっと見ながら食べて、
シャワーを浴びて寝る。そんな感じ。
『あなたが地球にいた頃』の綾ちゃんがやってた役の子が言ってた台詞じゃないけど、
「疲れ過ぎて、家に帰っても筑紫哲也を見て寝るだけ。こんな生活もう嫌なんです!」
みたいな、単調な、なにもないような、なにも未来につながってないような感覚。
退屈。
でもずーっとテレビを見ていた。休みの日も。見たい番組が無くてもずっとつけてた。
夜型の生活で、夜になって番組がどんどん終わっても、テレビショッピングとか
アニメの再放送とか、ついてたらなんでも良かった。
情報はたくさん得られる側面もあるんだけど、例えばこのお店いいなと思って
それが近くでも全然行こうとはしない。
活力とか行動力が、どんどん枯れていく感じがした。
ひとりでいることが怖くて、それはひとりでいるときより、
人ごみの中にいて幸せそうな家族やカップルを見ると余計に感じるから
だから外へ出たくなかった。
テレビ越しなら、箱の中での出来事だってひいて見られるから平気だった。
このままじゃいけないと思って、大嫌いな新宿や渋谷へひとりでショッピングにいったり
無意味にカメラを持って散歩に出て2時間とか歩いたり、
色々足掻いていた時期があった。
その時住んでいた町は東京都北区の東十条で、今思い返してもなかなか好きだった。
JRや地下鉄があって交通の便はいいし、図書館は神谷にも赤羽にもあるし、
ダイエーとか西友もあって、王子には飛鳥山公園もあるし。
一番好きだったのは、駅から続く商店街。
活気があって、ラーメンの屋台なんかが夜出てたり、焼鳥売ってたり
買わなくてもなんだか楽しくて、商店街を通って帰れるのがちょっと楽しかった。
だから、雫石の言ってる意味がすごくよく分かる気がする。
家から買物に行くと、商店街をずーっと奥まで行くと突き当たりは駅で、
階投を上って改札へ行く薄暗い感じ。
振り返ると、鮮やかな照明、古くからずっと、やっている感じ
地元に根ざしている感じ。が光っている。
私が人嫌いなのは、人が好きすぎて、もう裏切られたくないから立ち入りたくないんだなって思う。
だから怖くて、商店街で買物はほとんどしなかった。
スーパーで買う方が楽だったから。
でも今でも顔を覚えている店員さんとかお店とかは、やっぱりある。
毎日のようにディスプレイを替えていて、それがまたセンスのいい洋服屋さんとか
セールとかいろんな企画をしている洋菓子屋さんとか
おじいちゃんとおばあちゃんでやっていて、若い人が来てくれるなんて嬉しい
みたいな感じで色々教えてくれたり、お茶までくれた和菓子屋さんとか。
今ならちょっと心の余裕があるから、もう少し、雫石みたいに
毎日買物をしたりとか、できるかもしれないなと思う。
おばあちゃんの手紙、特に最後の方に載っていたメールはとても良かった。
「ごちやごちやと大人っぽく断っていた」という言い草もとても良かった。(笑)
じんときた。愛が溢れていて。
なんだか、サボテンが欲しくなってしまった。(笑)
小さく輝いて消えていくだけ 小さな物語をつくって
そういう命の、自分の、捉え方がとても素敵だと思った。ずきんときた。
だから、光を持って漕ぎ出していく。
そういう終わり方もとても好きだった。
心が温かくなった。
2006.05.11 Thu
なんだかとても面白かった。
引っ越してまだ一年で、全然部屋の中とか生活が落ち着いた感じがしなくて
馴染めないから余計引越しの前後の話とか、身近に思うからかも。
この巻からの自分の一番の収穫?は、『だるさとの戦いが人生』。
あ、今正に私、特にそれがひどい時期です、と思った。
頑張れば充実するのに、ぐったりして、だるくて、寝ちゃおうかなと思って寝ると
なんにもできないし、ぐっすりも眠れなくてただただだるいのだ。
エアコンの取り付けは、すごかった。冬でもいいからって言ったら態度が変わるなんて。
でもそういうもんだ。
てゆ-か、みんなそうだよね?やっぱり一日中家にいるのなんて嫌じゃないの?
BAMとか見てても平気で、というか内心嫌だったりもするみたいだけど
それに従っていてすごくびっくりする。
医者に勝手に触られた話、すごく同感!l
自分が潔癖症っていうのもあるけど、それを差し引いても断りも無く触るのは失礼だろう。
この前ウォーキングの講習で、一言の断りもなくがつがつ
しかも腰とか他人に触られたくないところに触られて頭にきたけど、やっぱそうだろう。
-言断るべきなのに、先生とか偉いポジションだと偉そうにしていていい、
と勘違いしていて失礼なことを平気でやる。
あのウォーキングの生徒たちは笑顔がすごく歪で、先生様に傅いていて奴隷みたいで
すごく気味が悪かったもの。
あと、結婚式場を決めるときあちこちに行って見て、ドレス試着をさせてくれるホテルで
問答無用でスタッフに胸や腹をぎゅうぎゅうドレスに押しこまれて一気に結婚式をしたくなくなった。
でも、神戸御影のアンテリーベではお姉さんたちがみんな可愛くて、
試着したらまた触られまくるのではと怖気づいていた私に笑顔だったし、
ちやんと試着室に私ひとりにしてカーテンをしめてくれて、ちょっと背中を直すのに触るときも
失礼します、ってちゃんと言ってくれていた。
私のドレスは安物を買ったけど、BAMのタキシードはここで借りたもの。
すごく親切だった。
そゆもん。
国を愛するって、やっぱり人が好き、子供が好き、そうやって流れていく
基本的なことだと思う。それが愛国心、だと思う。
あいのりで若造が言っていた「お国のために」
は戦時中の政策であって、愛国心とは特攻機に乗り込むことではない。
いや、それで示すことも、示した人もけして否定するものではないけれど。
嶋田さんの話は面白かったなあ。
今まで、友達から聞く話を含めてこんないい人な不動産屋さんなんて出会ったことがないから
こんな人もいるんだと驚いた。親切だけど、これくらい自分の仕事に誇りを持って欲しいと思う。
平気で「もう契約終えたんでうちは関係ないんだから大家と直接話して」と言ったミニミニとか
今のあぱねっとなんか鍵を取りに来させておいて、がたがた揉めて何時問もたって
朝行ってるのに夕方やっと鍵をくれて、渡したと思ったら家まで案内もせずカウンターの中ではいさよなら。
出口まで見送りはもちろん立ちもしない。
こっちもこんなむかつく奴と顔合わせたくなかったから、コンビニで地図調べて自分たちで車で行ったけどさ。
このあぱねっと、今も突然駐車場の更新料は一年毎払えとか言い出して、
しかも店頭まで持って来いとか言っている。
だったら朝6時か夜1時なら行けますが?開けておけよ?
振込みすると言ってるのに、来いと言い張る。なぜだ。
わざわざ家まで来たらしく、帰宅したらドアに名刺がはさまっていたが、「支払わないなら立ち退け」と
裏に書いてあった。
馬鹿じゃなかろうか。誰も払わないなんて言ってないのに。
来る暇あるなら金をいる時間に取りにくれば?と思う。
でも不動産屋って概ねこんな感じ。
勝手に人に触るのが医者や坊主など偉いやつに多いのと同じ理論で、
なぜだか偉いと思ってる。家は必要だから、どんな接客してもいいと思っている。医者やNTTと一緒。
あと、一昔前の銀行とか。
チビラくんが誰もいないお墓の方へばいばいと手を振ったってすごかったけど笑った。
それにしても、『優秀な接客はセラピー』これは名言だ。
本当にそう。特に、私とかみたいな人間にはそう。
接客に金を払ってるようなもんだ。
良い接客をされたらとてもいい気分がするし、とてもいい物を買った気になるし
またここで金を落とそうと思う。そういうもんだ。
その逆は、全て逆に最低でお互いに良い結果にはならない。
指輪物語、もとい、原作を読んでいない人向けに言うとロード・オブ・ザ・リング。
映画版は旅の仲間以外は最悪。リブ・タイラーに気を遣いすぎ。
王の帰還もフロドかなり役立たず。サムはちょっと役立った。
けど、原作を小学校のときに読んで以来のファンな私には、フロドが役立たずとは思えない。
フロドじゃなければあの指輪は必ず中つ国を滅ぼしていたはず。
と思うけれど、キャストがぴったりというのには本当にかなり同感。
イライジャさんを見たとき、フロドを見てしまったと思って物凄く驚いた。
アラゴルンはイメージ違うけど、レゴラスとかはぴったりだったし。キャストはぴったりだった。
あ、リブ・タイラーも除外。つまり色恋沙汰度外視。
地震の話を読んでいて、ものすごくすっきりした。
そう、そういうことです。と思っていることを、こういう作家先生みたいな偉い人が
ずばって言ってくれてるのが気分が良かった。
これを総理大臣とか救助関係で実質的に偉い人が思って言ってやってくれたらいいのに・・・。
引っ越してまだ一年で、全然部屋の中とか生活が落ち着いた感じがしなくて
馴染めないから余計引越しの前後の話とか、身近に思うからかも。
この巻からの自分の一番の収穫?は、『だるさとの戦いが人生』。
あ、今正に私、特にそれがひどい時期です、と思った。
頑張れば充実するのに、ぐったりして、だるくて、寝ちゃおうかなと思って寝ると
なんにもできないし、ぐっすりも眠れなくてただただだるいのだ。
エアコンの取り付けは、すごかった。冬でもいいからって言ったら態度が変わるなんて。
でもそういうもんだ。
てゆ-か、みんなそうだよね?やっぱり一日中家にいるのなんて嫌じゃないの?
BAMとか見てても平気で、というか内心嫌だったりもするみたいだけど
それに従っていてすごくびっくりする。
医者に勝手に触られた話、すごく同感!l
自分が潔癖症っていうのもあるけど、それを差し引いても断りも無く触るのは失礼だろう。
この前ウォーキングの講習で、一言の断りもなくがつがつ
しかも腰とか他人に触られたくないところに触られて頭にきたけど、やっぱそうだろう。
-言断るべきなのに、先生とか偉いポジションだと偉そうにしていていい、
と勘違いしていて失礼なことを平気でやる。
あのウォーキングの生徒たちは笑顔がすごく歪で、先生様に傅いていて奴隷みたいで
すごく気味が悪かったもの。
あと、結婚式場を決めるときあちこちに行って見て、ドレス試着をさせてくれるホテルで
問答無用でスタッフに胸や腹をぎゅうぎゅうドレスに押しこまれて一気に結婚式をしたくなくなった。
でも、神戸御影のアンテリーベではお姉さんたちがみんな可愛くて、
試着したらまた触られまくるのではと怖気づいていた私に笑顔だったし、
ちやんと試着室に私ひとりにしてカーテンをしめてくれて、ちょっと背中を直すのに触るときも
失礼します、ってちゃんと言ってくれていた。
私のドレスは安物を買ったけど、BAMのタキシードはここで借りたもの。
すごく親切だった。
そゆもん。
国を愛するって、やっぱり人が好き、子供が好き、そうやって流れていく
基本的なことだと思う。それが愛国心、だと思う。
あいのりで若造が言っていた「お国のために」
は戦時中の政策であって、愛国心とは特攻機に乗り込むことではない。
いや、それで示すことも、示した人もけして否定するものではないけれど。
嶋田さんの話は面白かったなあ。
今まで、友達から聞く話を含めてこんないい人な不動産屋さんなんて出会ったことがないから
こんな人もいるんだと驚いた。親切だけど、これくらい自分の仕事に誇りを持って欲しいと思う。
平気で「もう契約終えたんでうちは関係ないんだから大家と直接話して」と言ったミニミニとか
今のあぱねっとなんか鍵を取りに来させておいて、がたがた揉めて何時問もたって
朝行ってるのに夕方やっと鍵をくれて、渡したと思ったら家まで案内もせずカウンターの中ではいさよなら。
出口まで見送りはもちろん立ちもしない。
こっちもこんなむかつく奴と顔合わせたくなかったから、コンビニで地図調べて自分たちで車で行ったけどさ。
このあぱねっと、今も突然駐車場の更新料は一年毎払えとか言い出して、
しかも店頭まで持って来いとか言っている。
だったら朝6時か夜1時なら行けますが?開けておけよ?
振込みすると言ってるのに、来いと言い張る。なぜだ。
わざわざ家まで来たらしく、帰宅したらドアに名刺がはさまっていたが、「支払わないなら立ち退け」と
裏に書いてあった。
馬鹿じゃなかろうか。誰も払わないなんて言ってないのに。
来る暇あるなら金をいる時間に取りにくれば?と思う。
でも不動産屋って概ねこんな感じ。
勝手に人に触るのが医者や坊主など偉いやつに多いのと同じ理論で、
なぜだか偉いと思ってる。家は必要だから、どんな接客してもいいと思っている。医者やNTTと一緒。
あと、一昔前の銀行とか。
チビラくんが誰もいないお墓の方へばいばいと手を振ったってすごかったけど笑った。
それにしても、『優秀な接客はセラピー』これは名言だ。
本当にそう。特に、私とかみたいな人間にはそう。
接客に金を払ってるようなもんだ。
良い接客をされたらとてもいい気分がするし、とてもいい物を買った気になるし
またここで金を落とそうと思う。そういうもんだ。
その逆は、全て逆に最低でお互いに良い結果にはならない。
指輪物語、もとい、原作を読んでいない人向けに言うとロード・オブ・ザ・リング。
映画版は旅の仲間以外は最悪。リブ・タイラーに気を遣いすぎ。
王の帰還もフロドかなり役立たず。サムはちょっと役立った。
けど、原作を小学校のときに読んで以来のファンな私には、フロドが役立たずとは思えない。
フロドじゃなければあの指輪は必ず中つ国を滅ぼしていたはず。
と思うけれど、キャストがぴったりというのには本当にかなり同感。
イライジャさんを見たとき、フロドを見てしまったと思って物凄く驚いた。
アラゴルンはイメージ違うけど、レゴラスとかはぴったりだったし。キャストはぴったりだった。
あ、リブ・タイラーも除外。つまり色恋沙汰度外視。
地震の話を読んでいて、ものすごくすっきりした。
そう、そういうことです。と思っていることを、こういう作家先生みたいな偉い人が
ずばって言ってくれてるのが気分が良かった。
これを総理大臣とか救助関係で実質的に偉い人が思って言ってやってくれたらいいのに・・・。
2006.05.11 Thu
2006.05.09 Tue
2006.05.06 Sat
高田さんがメロに拉致?られるまでが収録されています。
本誌連載を読んでいるので、改めてこうして読み返すと
ジョバンニのこの台詞とか魅上のこの動作の意味、とかが、「ああ、なるほど」と思える。
全然気がついてなかったんだけど、ミサミサって月のひとつ年上だったんだね。
慌しく立ち読みで済ませてるから、全然細かいとこ気付いてなくて。
ニアがフィギュアというか指人形?自分でせっせと作ってるのもあんまり気付いてなかった。
そんな才能他に活かせそうな、いや活かしてるのか。
この投階では魅上好きだったし、信用もしてたんだけどねえ。
う~ん…。
なんかどうでもいけど、ミサも魅上も京都出身だよね。
いやなんとなく。
って全然単行本の感想になってない。(笑)
だって、こないだテレビで映画のCM初めて見たんだけど、竜也くん好きだけど、
若干イメージ違うし、ペンバーが細川さんだし、そんなことより原作が月の負けで
終わっちゃってから映画化にされてもなーっていう気分で。
CGのリュークが一瞬映って、それは良かったんだけども。
帯にも映画とか、最後のページに画集の宣伝とかが載ってるんだけど、
月が無様に負けて終わるのが嫌でしょうがなくて。
ここまでいろんなことを考えてやってきている人が、最悪の事態になったとき
説得すればせめて松田くらいは俺の味方になるだろう、なんてあまりに杜撰。
もっとちゃんと考えていて、もっとどんでん返しがあるのでは…とつい期待したいけど
無理っぽいんだよねえ。
それを考えながら読んでるから、松田さんと伊出さんの会話とか、
平和だったなあ、楽しかったなあ、と思うばかりで…。
ミサミサも芸能界で生きていけなくなるよねえ。こんなんばかりじゃ。
それでも月と結婚できるならいいって言ってて、結婚できないわ仕事もうまくいかない、じゃあ…。
更に第二のキラ容疑かたまっちゃったらもうかなり最低だし。
デスノートを使った人間は幸せにはなれない、と言ってるけど、
使った月だけじゃなく、家族や松田さんとかいろんな人も不幸になっちゃうよ、これじゃあ。
いやだなあ。どんな終わり方になるんだろう。
気になってるのが、付録の、デスノートの使い方。
ノートを渡した死神は、渡した相手、若しくはノートの最後を見届けて、
自分のノートに書く義務がある。
そして渡した人間が気に入らないからノートに書いて殺すのは問題無い。
っていう記述。
渡した人間の最後って、死神の目に見えている寿命じゃないんだろうか。
寿命より早く死なせて命を貰って生きている死神だけど、じゃあ寿命が尽きて死ぬなら
ノートに書く必要ってないんじゃないの?違うの??
なんか本誌の展開があそこまでいっているだけに、この単行本でその決まりを言われると、
リュークが鍵になってくるのかなあ、と。
リュークがレムがミサに対して並に月の味方をしてくれるなら兎も角、
そうならなければ義務であろうが気に入らないんであろうが、リュークが自分のノートに
月の名前を書いて終わっちゃいそうな気がするんだよね…。
ああ、そんな感じであっさり終わってしまうのかなぁ。
本誌連載を読んでいるので、改めてこうして読み返すと
ジョバンニのこの台詞とか魅上のこの動作の意味、とかが、「ああ、なるほど」と思える。
全然気がついてなかったんだけど、ミサミサって月のひとつ年上だったんだね。
慌しく立ち読みで済ませてるから、全然細かいとこ気付いてなくて。
ニアがフィギュアというか指人形?自分でせっせと作ってるのもあんまり気付いてなかった。
そんな才能他に活かせそうな、いや活かしてるのか。
この投階では魅上好きだったし、信用もしてたんだけどねえ。
う~ん…。
なんかどうでもいけど、ミサも魅上も京都出身だよね。
いやなんとなく。
って全然単行本の感想になってない。(笑)
だって、こないだテレビで映画のCM初めて見たんだけど、竜也くん好きだけど、
若干イメージ違うし、ペンバーが細川さんだし、そんなことより原作が月の負けで
終わっちゃってから映画化にされてもなーっていう気分で。
CGのリュークが一瞬映って、それは良かったんだけども。
帯にも映画とか、最後のページに画集の宣伝とかが載ってるんだけど、
月が無様に負けて終わるのが嫌でしょうがなくて。
ここまでいろんなことを考えてやってきている人が、最悪の事態になったとき
説得すればせめて松田くらいは俺の味方になるだろう、なんてあまりに杜撰。
もっとちゃんと考えていて、もっとどんでん返しがあるのでは…とつい期待したいけど
無理っぽいんだよねえ。
それを考えながら読んでるから、松田さんと伊出さんの会話とか、
平和だったなあ、楽しかったなあ、と思うばかりで…。
ミサミサも芸能界で生きていけなくなるよねえ。こんなんばかりじゃ。
それでも月と結婚できるならいいって言ってて、結婚できないわ仕事もうまくいかない、じゃあ…。
更に第二のキラ容疑かたまっちゃったらもうかなり最低だし。
デスノートを使った人間は幸せにはなれない、と言ってるけど、
使った月だけじゃなく、家族や松田さんとかいろんな人も不幸になっちゃうよ、これじゃあ。
いやだなあ。どんな終わり方になるんだろう。
気になってるのが、付録の、デスノートの使い方。
ノートを渡した死神は、渡した相手、若しくはノートの最後を見届けて、
自分のノートに書く義務がある。
そして渡した人間が気に入らないからノートに書いて殺すのは問題無い。
っていう記述。
渡した人間の最後って、死神の目に見えている寿命じゃないんだろうか。
寿命より早く死なせて命を貰って生きている死神だけど、じゃあ寿命が尽きて死ぬなら
ノートに書く必要ってないんじゃないの?違うの??
なんか本誌の展開があそこまでいっているだけに、この単行本でその決まりを言われると、
リュークが鍵になってくるのかなあ、と。
リュークがレムがミサに対して並に月の味方をしてくれるなら兎も角、
そうならなければ義務であろうが気に入らないんであろうが、リュークが自分のノートに
月の名前を書いて終わっちゃいそうな気がするんだよね…。
ああ、そんな感じであっさり終わってしまうのかなぁ。
2006.05.06 Sat
昨日、お誕生日後祝いで買ってあげたゲームソフト。
ぶっちゃけ面白いです。
普通に。
アーケードだと消費される金額が気になってしょうがないけど、
これなら私でも気にせずできるから、たまにやらせてもらったり
協力モードで乱入したりしています。
RPGはクリアまで持っていく体力が無いのと、バトルシステムが難しくて
なかなか自分では手をつけなくなってきたけど
(熱中するので、手をつけたら家事とか他のことが手につかなくなるし)
これならものの数分でキリがつくからやりやすいし。
前にBAMが、K1よりプライドの方が面白い、ダウンしても寝技などで更に攻め込めるから。
と言っていて、イマイチ意味がピンと来てなかったんだけど、ピンときました。(笑)
だって相手がダウンしていて黄色い照準になっているときは攻め込めないなんて、
うざったい!!(笑)今がチャンスなのにっ。連撃して止め刺したいのにっ。
と思わず画面の敵MSに「早く立てよ!」と言ってしまう自分。
それと、昔サバイバルゲームをして遊んでいる人のサイトで、
意外に同士討ちが多い、と書いてあってへ~と思ったのですが、それも再認識。(笑)
私も撃ってしまうし、よく撃たれもする。「僕は味方です!」とキラが立ち上がりながら言ってます。(笑)
あ、因みにMSはエールストライクかフリーダム、
パイロットはパイロットスーツか私服のキラを使っています。
段々分かってきて、受身とかシールドで防いだりとかできるようになってきて、なかなか楽しいです。
パイロットやMSで多少ステージや挿入シーンが変わったりするし、
ちゃんと例えばコロニーメンデルにザフト側で行くとムウとディアッカが出てきてくれるとか。
楽しいんですが、欲を言うともっとおたく心をくすぐるようなことを更に入れてくれてると嬉しいのになと。
メンデルなら、「おっさん」「おっさんじゃないっ」とか言いながら出てきてくれたら楽しいなあとか。
アーケードモードと対戦モードだけじやなく、ミッションモードとか。
でも充分楽しいです。
BAMがやっているのを見ている分には、ミゲルが一番面白い。
テレビではヘリオポリスで死んじゃうけど、頑張ればジェネシスまで生き残るし。
その分、新しく取り直しているテイクが多くて、耳新しい台詞ばかりで楽しい。
あと、MSはガイアがやっぱり四足に変形してくれるから面白い。
止めを特殊格闘で刺すと絵的に綺麗です。
キラやアスランで正統派的にプレイするのもいいし、ディアッカとかイザークで
微妙な位置でプレイするのもいいけど、ラウとかミゲルで
きっぱりザフトでキラやアスランを撃破するのも、これはこれでなかなか気分良かったりします。(笑)
でも一番気分いいのは、シンを撃破したとき。
連撃でぼろかすにこてんぱんに出来た時、もんのすごい気分いいです。(笑)
(ごめんね鈴村さん…。鈴村さんは大好きです。脚本と監督が嫌いなだけ…)
ぶっちゃけ面白いです。
普通に。
アーケードだと消費される金額が気になってしょうがないけど、
これなら私でも気にせずできるから、たまにやらせてもらったり
協力モードで乱入したりしています。
RPGはクリアまで持っていく体力が無いのと、バトルシステムが難しくて
なかなか自分では手をつけなくなってきたけど
(熱中するので、手をつけたら家事とか他のことが手につかなくなるし)
これならものの数分でキリがつくからやりやすいし。
前にBAMが、K1よりプライドの方が面白い、ダウンしても寝技などで更に攻め込めるから。
と言っていて、イマイチ意味がピンと来てなかったんだけど、ピンときました。(笑)
だって相手がダウンしていて黄色い照準になっているときは攻め込めないなんて、
うざったい!!(笑)今がチャンスなのにっ。連撃して止め刺したいのにっ。
と思わず画面の敵MSに「早く立てよ!」と言ってしまう自分。
それと、昔サバイバルゲームをして遊んでいる人のサイトで、
意外に同士討ちが多い、と書いてあってへ~と思ったのですが、それも再認識。(笑)
私も撃ってしまうし、よく撃たれもする。「僕は味方です!」とキラが立ち上がりながら言ってます。(笑)
あ、因みにMSはエールストライクかフリーダム、
パイロットはパイロットスーツか私服のキラを使っています。
段々分かってきて、受身とかシールドで防いだりとかできるようになってきて、なかなか楽しいです。
パイロットやMSで多少ステージや挿入シーンが変わったりするし、
ちゃんと例えばコロニーメンデルにザフト側で行くとムウとディアッカが出てきてくれるとか。
楽しいんですが、欲を言うともっとおたく心をくすぐるようなことを更に入れてくれてると嬉しいのになと。
メンデルなら、「おっさん」「おっさんじゃないっ」とか言いながら出てきてくれたら楽しいなあとか。
アーケードモードと対戦モードだけじやなく、ミッションモードとか。
でも充分楽しいです。
BAMがやっているのを見ている分には、ミゲルが一番面白い。
テレビではヘリオポリスで死んじゃうけど、頑張ればジェネシスまで生き残るし。
その分、新しく取り直しているテイクが多くて、耳新しい台詞ばかりで楽しい。
あと、MSはガイアがやっぱり四足に変形してくれるから面白い。
止めを特殊格闘で刺すと絵的に綺麗です。
キラやアスランで正統派的にプレイするのもいいし、ディアッカとかイザークで
微妙な位置でプレイするのもいいけど、ラウとかミゲルで
きっぱりザフトでキラやアスランを撃破するのも、これはこれでなかなか気分良かったりします。(笑)
でも一番気分いいのは、シンを撃破したとき。
連撃でぼろかすにこてんぱんに出来た時、もんのすごい気分いいです。(笑)
(ごめんね鈴村さん…。鈴村さんは大好きです。脚本と監督が嫌いなだけ…)
2006.05.03 Wed
前にちらっとゲームが存在するのを知って、
声優陣がすごかったんだけど、設定が煩悩ワールドで(笑)
こりゃあ駄目だ。
と思ったんだけども、なんだか機会に恵まれたので
コミック版を読んでみました。
いやぁ、やっぱり煩悩ワールドです。
どうしようもありません。
女って馬鹿です。(笑)
でも、それを前提として、ばっかでぇ。と笑って
読む分には面白かった。(笑)
誰一人髷結ってないし、山崎さんなんか女にされちゃってるし…。
その癖史実をちらっといれてみたりしてあるし。
すごい煩悩ワールドでした。
サイトはこちら。
ゲーム版の公式サイトはこちら。
声優さんの声が聞けるんですが、近藤さんが森田さんなんだよね。
森田さん大好きだし、近藤さんも大好きなんだけど、
ちょっと森田ボイスでは局長の重みが無さ過ぎだと…。
いやこういう設定の近藤さんならこれでいいのかもしれないけどね。
中井さんの左之はあってると思う…。
沖田さんが石田さんなのもいいかもしれないとは思うが…。
まぁいいや。
あはは~。(笑)
どうする?私がこのゲーム買ってやりだしたら。(苦笑)
ありえないって。(笑)
声優陣がすごかったんだけど、設定が煩悩ワールドで(笑)
こりゃあ駄目だ。
と思ったんだけども、なんだか機会に恵まれたので
コミック版を読んでみました。
いやぁ、やっぱり煩悩ワールドです。
どうしようもありません。
女って馬鹿です。(笑)
でも、それを前提として、ばっかでぇ。と笑って
読む分には面白かった。(笑)
誰一人髷結ってないし、山崎さんなんか女にされちゃってるし…。
その癖史実をちらっといれてみたりしてあるし。
すごい煩悩ワールドでした。
サイトはこちら。
ゲーム版の公式サイトはこちら。
声優さんの声が聞けるんですが、近藤さんが森田さんなんだよね。
森田さん大好きだし、近藤さんも大好きなんだけど、
ちょっと森田ボイスでは局長の重みが無さ過ぎだと…。
いやこういう設定の近藤さんならこれでいいのかもしれないけどね。
中井さんの左之はあってると思う…。
沖田さんが石田さんなのもいいかもしれないとは思うが…。
まぁいいや。
あはは~。(笑)
どうする?私がこのゲーム買ってやりだしたら。(苦笑)
ありえないって。(笑)
2006.05.02 Tue
6年くらい前に一度読み出して、2巻がいつまでたっても無い
ってところで引っ越してしまって図書館が近くにないところにいっちゃって
それっきりになっていた水滸伝。折角なので初めから読み直すことに。
しかし正直なところ、中国のお話ばかり最近読んでいるんで
いい加減飽きてきちゃいました。ぶっちゃけ。
なんていうか、だって、冤罪で可哀想だなあと感情移入しようと思っても、
その人があっさり罪の無い人殺しちゃったりとかされると
あれ?って思うんですけど、そんなんばっかりなんだよね。
中国の文献ってさ。
お国柄なのかなあと思うんだけど。
人の肉も平気で食べちゃうしさ。犬も食べちゃうし。
ん~…。
まあそれはそれとして、とりあえずはでも、面白いですよ。
語り調の文体なので分かりやすいし。
ちょっと、「で、これってどの人だっけ」なんて混乱したりもしますが。
登場人物がかなり多いので。
まだまだ先は長いので、項張って完読します。
ってところで引っ越してしまって図書館が近くにないところにいっちゃって
それっきりになっていた水滸伝。折角なので初めから読み直すことに。
しかし正直なところ、中国のお話ばかり最近読んでいるんで
いい加減飽きてきちゃいました。ぶっちゃけ。
なんていうか、だって、冤罪で可哀想だなあと感情移入しようと思っても、
その人があっさり罪の無い人殺しちゃったりとかされると
あれ?って思うんですけど、そんなんばっかりなんだよね。
中国の文献ってさ。
お国柄なのかなあと思うんだけど。
人の肉も平気で食べちゃうしさ。犬も食べちゃうし。
ん~…。
まあそれはそれとして、とりあえずはでも、面白いですよ。
語り調の文体なので分かりやすいし。
ちょっと、「で、これってどの人だっけ」なんて混乱したりもしますが。
登場人物がかなり多いので。
まだまだ先は長いので、項張って完読します。
2006.05.01 Mon
2006.04.28 Fri
はらはらどきどき、読んでます。
これって本当にこのまま史実通り?(誰に訊いてるんだ)
いやもう、全然知りませんでした。
旅順が落ちなくて、それどころかどんどん人が死んでいく。
戦争というのは人が死ぬものではあるけれど、
日本人が日本人を殺している。
どうしてもどうにもならないものなのか?何故?
と苛々しながら読んでいます。
日本だけでなく、ロシアにしても、味方を敵と誤認したり
この巻では英国の漁船を日本の艦隊と
間違えて攻撃してしまうということも書かれている。
だけどどちらも、馬鹿にはできない。
いつ死ぬか分からない極限状態で、ずっと戦場にある。
もしくは、いつ戦闘が始まってもおかしくないところで日常生活を送る。
更にそのときの自分たちの戦闘行為で祖国の命運が決まる。
そんな重圧を背負って緊張状享掛こあり、
常に冷静な判断ができるとは思えない。
ロシア兵の指が日本兵の両目を貫き、
日本兵がロシア兵の喉を食いちぎって
組み合ったままの状態で発見された遺体。
戦争と、兵士の気迫の凄まじさを思った。
これって本当にこのまま史実通り?(誰に訊いてるんだ)
いやもう、全然知りませんでした。
旅順が落ちなくて、それどころかどんどん人が死んでいく。
戦争というのは人が死ぬものではあるけれど、
日本人が日本人を殺している。
どうしてもどうにもならないものなのか?何故?
と苛々しながら読んでいます。
日本だけでなく、ロシアにしても、味方を敵と誤認したり
この巻では英国の漁船を日本の艦隊と
間違えて攻撃してしまうということも書かれている。
だけどどちらも、馬鹿にはできない。
いつ死ぬか分からない極限状態で、ずっと戦場にある。
もしくは、いつ戦闘が始まってもおかしくないところで日常生活を送る。
更にそのときの自分たちの戦闘行為で祖国の命運が決まる。
そんな重圧を背負って緊張状享掛こあり、
常に冷静な判断ができるとは思えない。
ロシア兵の指が日本兵の両目を貫き、
日本兵がロシア兵の喉を食いちぎって
組み合ったままの状態で発見された遺体。
戦争と、兵士の気迫の凄まじさを思った。
2006.04.27 Thu
読んでみて、とても勉強になった。
全く知らないこともあれば、
知っているけどここまで詳しく知らなかったとか
由来とか種類がこんなにも多岐にわたり、
風流なものだとは全然知らなかった。
そうなんだろうなとは思っていて、でも知らないし勉強してみよう
と思ってこの本を手に取ったんだけど、それにしても知らなさ過ぎた。
なんて奥が深いんだろう…。
勉強したいけど手を出したらきりがなさそうな…。
今まで名前を知らないで食べていた和菓子や、
鶯餅がなんでそういう名前なのかとか
色々分かって良かった。
鸞餅なんて、色が鸞色くらいにしか思ってなかった。
だってスーパーで売ってるやつって、形が真ん丸なんだもん。
文章も分かりやすくて、筆者の和菓子への愛情がとても伝わるんだけど、
残念なのは写真が無いこと。
イラストもとても綺麗で、イラストで充分ではあるんだけど、
自分に知識が無さ過ぎてイラストだけではこの和菓子って
あれのことだ、と判断ができなかったりして。
イラストを見るとあれに似てるけど違うのかなー?と言う。
小さい頃、駅の向こうへ母と買物に出かけると、
チョコスプレーのかかった揚げパンと、
お団子を買ってもらえるのが楽しみだった。
どっちも路面店のパン屋さんと和菓子屋さんだった。
パンはまだしも、和菓子を路面店で買うということがすっかり
なくなってしまったなと思う。
京都へ行ったときくらいかも。
スーパーで買っていれば、それは丸い鶯餅とか、
葛じゃない葛餅とかばかりしか買えないよなあ。
白い明るいパン屋さんに比べて、暗い地味な店内で
でも色とりどりにならんだ和菓子が宝石みたいに見えたことを
思い出します。
なんか旨い羊羹が食べたくなってきた…。
全く知らないこともあれば、
知っているけどここまで詳しく知らなかったとか
由来とか種類がこんなにも多岐にわたり、
風流なものだとは全然知らなかった。
そうなんだろうなとは思っていて、でも知らないし勉強してみよう
と思ってこの本を手に取ったんだけど、それにしても知らなさ過ぎた。
なんて奥が深いんだろう…。
勉強したいけど手を出したらきりがなさそうな…。
今まで名前を知らないで食べていた和菓子や、
鶯餅がなんでそういう名前なのかとか
色々分かって良かった。
鸞餅なんて、色が鸞色くらいにしか思ってなかった。
だってスーパーで売ってるやつって、形が真ん丸なんだもん。
文章も分かりやすくて、筆者の和菓子への愛情がとても伝わるんだけど、
残念なのは写真が無いこと。
イラストもとても綺麗で、イラストで充分ではあるんだけど、
自分に知識が無さ過ぎてイラストだけではこの和菓子って
あれのことだ、と判断ができなかったりして。
イラストを見るとあれに似てるけど違うのかなー?と言う。
小さい頃、駅の向こうへ母と買物に出かけると、
チョコスプレーのかかった揚げパンと、
お団子を買ってもらえるのが楽しみだった。
どっちも路面店のパン屋さんと和菓子屋さんだった。
パンはまだしも、和菓子を路面店で買うということがすっかり
なくなってしまったなと思う。
京都へ行ったときくらいかも。
スーパーで買っていれば、それは丸い鶯餅とか、
葛じゃない葛餅とかばかりしか買えないよなあ。
白い明るいパン屋さんに比べて、暗い地味な店内で
でも色とりどりにならんだ和菓子が宝石みたいに見えたことを
思い出します。
なんか旨い羊羹が食べたくなってきた…。
2006.04.26 Wed
いつ図書館に行ってもこの3巻だけなくて、2巻を読み終えてから
大分時間がたってしまいましたが、ついに先日発見。やっと読めた。
はっきり言って、俄然話が面白くなってきました。
全てが真実であるのかどうか全然把握してませんが、脚色があるにしても
日露戦争ってこういうものだったのか。
むしろ、戦争ってこういうものだったのか
と思ってます。
男の子が戦艦や銃に興味をもってしまう気持ちがよく分かる。
これはけして戦争を肯定し、人命を軽視する意味ではないけれども、
とても恰好いい。
広瀬さんの話であるとか、その悲報に接して喪に服した
ロシア人女性であるとか
すごいなと思わず呟くようなことがたくさんあった。
戦争はもちろん嫌だ。一度起きてしまえば人の命もただの駒で
消耗戦ともなれば大量に死なせてなんぼ。
国単位で数えれば、命は急に軽くなってしまう。
しかしながら、そうまでして祖国を守ろうという
戦時下の気持ちまで否定したくは無い。
黄色い猿が大国相手に戦争を起こす。はっきり言って、快挙だ。
物凄いことだと思う。
そんな過去を経て、今がなりたっている。
けして教科書の数行の中だけに存在しているものではないのだ。
あらためて実感した。
大分時間がたってしまいましたが、ついに先日発見。やっと読めた。
はっきり言って、俄然話が面白くなってきました。
全てが真実であるのかどうか全然把握してませんが、脚色があるにしても
日露戦争ってこういうものだったのか。
むしろ、戦争ってこういうものだったのか
と思ってます。
男の子が戦艦や銃に興味をもってしまう気持ちがよく分かる。
これはけして戦争を肯定し、人命を軽視する意味ではないけれども、
とても恰好いい。
広瀬さんの話であるとか、その悲報に接して喪に服した
ロシア人女性であるとか
すごいなと思わず呟くようなことがたくさんあった。
戦争はもちろん嫌だ。一度起きてしまえば人の命もただの駒で
消耗戦ともなれば大量に死なせてなんぼ。
国単位で数えれば、命は急に軽くなってしまう。
しかしながら、そうまでして祖国を守ろうという
戦時下の気持ちまで否定したくは無い。
黄色い猿が大国相手に戦争を起こす。はっきり言って、快挙だ。
物凄いことだと思う。
そんな過去を経て、今がなりたっている。
けして教科書の数行の中だけに存在しているものではないのだ。
あらためて実感した。
2006.04.19 Wed
とても納得する言葉と、そうかな?と思うことが織り交ぜられて、
私にとって不思議な感じのするお話だった。
ストーリーの流れが、ではなくて、受け取る雰囲気が。
友達は納得して会話を終える。
ああ、これってできているものだろうか。
いつも必ずなんの誤魔化しもなく、
お互いの話を聞いて、納得できるものだろうか?
違うところだけが目立って、納得もできずに終わることってないだろうか。
匂いで物事を感じてしまうところが、
ある意味楓の能力よりもどきっとした。
一体私は雫石にとって、どんな匂いがすることだろう。
良い匂いである自信が、正直言って無い。
特に精神が不安定なとき、きっと顔も匂いも
駄目なことになってるだろうなと思う。
何度か、涙ぐんで読んでしまった。
インコのところとか、サボテンのところとか、片岡さんのところ。
特に片岡さんは、絶対こんなこと言われて顔合わせていらんない、
と思っていたのに、あっさりいい人だ、と思ってしまうくらい。
第六感とか虫の知らせとよく言うけれど、本当に、
人間はそういう力を持っていてそれが薄れてしまったんだと思う。
残っている人や思い出した人が、
超能力者や占い師として持て囃されているのだと思う。
そしてそれは、自然を削ってしまったとか、
自然の脅威みたいなものを忘れがちになっているせいなのだと思う。
一番身近な『自然』が、自分自身の体なんじゃないだろうか。
自分の体と対話しないで、無理にまかせてこき使っているから
病気になったりするんじゃないだろうか。そんな気がする。
そういう所謂不思議な力と言うのは、実は万全ではないものだ。
昔話に出てくる神様が、人間ぽくて
うっかりミスをやらかしちゃうのと似ている。
楓だって、火事になってしまうと分かっていたら、
もっと具体的なアドバイスをしたかもしれない。
でも、そこまでは分からなかった。
全てが起ってから、ああ、このためにサボテンを借りたのだ、と分かる。
それは雫石や楓のおばあちゃんが言っていたように、力の本質だ。
特別なことをしているわけでも、自分が格別すごいわけでもなくて、
できることをしているだけ。仲立ちをしているだけ。
そしてまた雫石自身も、
「何故もっとちゃんと教えてくれなかったんだ」ではなく、
「お陰で一部のサボテンは助かった」と思えるからこそ、
力が正しく作動したのだと思う。
こんな風に、しかもすぐに、感謝の念を覚えることができるだろうか。
恨み言じゃ無しに。私は。
私にとって不思議な感じのするお話だった。
ストーリーの流れが、ではなくて、受け取る雰囲気が。
友達は納得して会話を終える。
ああ、これってできているものだろうか。
いつも必ずなんの誤魔化しもなく、
お互いの話を聞いて、納得できるものだろうか?
違うところだけが目立って、納得もできずに終わることってないだろうか。
匂いで物事を感じてしまうところが、
ある意味楓の能力よりもどきっとした。
一体私は雫石にとって、どんな匂いがすることだろう。
良い匂いである自信が、正直言って無い。
特に精神が不安定なとき、きっと顔も匂いも
駄目なことになってるだろうなと思う。
何度か、涙ぐんで読んでしまった。
インコのところとか、サボテンのところとか、片岡さんのところ。
特に片岡さんは、絶対こんなこと言われて顔合わせていらんない、
と思っていたのに、あっさりいい人だ、と思ってしまうくらい。
第六感とか虫の知らせとよく言うけれど、本当に、
人間はそういう力を持っていてそれが薄れてしまったんだと思う。
残っている人や思い出した人が、
超能力者や占い師として持て囃されているのだと思う。
そしてそれは、自然を削ってしまったとか、
自然の脅威みたいなものを忘れがちになっているせいなのだと思う。
一番身近な『自然』が、自分自身の体なんじゃないだろうか。
自分の体と対話しないで、無理にまかせてこき使っているから
病気になったりするんじゃないだろうか。そんな気がする。
そういう所謂不思議な力と言うのは、実は万全ではないものだ。
昔話に出てくる神様が、人間ぽくて
うっかりミスをやらかしちゃうのと似ている。
楓だって、火事になってしまうと分かっていたら、
もっと具体的なアドバイスをしたかもしれない。
でも、そこまでは分からなかった。
全てが起ってから、ああ、このためにサボテンを借りたのだ、と分かる。
それは雫石や楓のおばあちゃんが言っていたように、力の本質だ。
特別なことをしているわけでも、自分が格別すごいわけでもなくて、
できることをしているだけ。仲立ちをしているだけ。
そしてまた雫石自身も、
「何故もっとちゃんと教えてくれなかったんだ」ではなく、
「お陰で一部のサボテンは助かった」と思えるからこそ、
力が正しく作動したのだと思う。
こんな風に、しかもすぐに、感謝の念を覚えることができるだろうか。
恨み言じゃ無しに。私は。
2006.04.18 Tue
2006.04.17 Mon
遂に!!!読み終わりました。
ふぅ~。
長かった。
でも、面白かった。
読めば読むほど、奥の深い話なんだなあ。
素人には上っ面把握するだけでも大変でした。
目出度くお経も貰えて、良かった。
私の知っているラストは、着いたと思ったらまだまだだった、
頑張ろう、とか
この前のドラマで言えば、あんな感じだったりとかで、
一体どうなるのかなあと思ってたんだけど、
結構普通にもらえたので良かった。
賄賂を要求されたのには驚きましたが…。
しかも、如来様もそれを知ってて、安いよね、なんて言うし。
悟空が物凄く、可愛いです。
それに凄く洞察力があるし。頼りになる。
三蔵さんが誤解されないよう気を配ったり、
与えられる難を知っていて、でも受けなきゃいけないということも
分かっていて、一生懸命守って助ける。
生半なことではできないよ。いくらり帰依するとか言っても。
解説関係の本も、合わせて読んでみたいです。
それにしても奥が深いなあ。
きちんと把握できるには、まだまだかかりそうです。
ふぅ~。
長かった。
でも、面白かった。
読めば読むほど、奥の深い話なんだなあ。
素人には上っ面把握するだけでも大変でした。
目出度くお経も貰えて、良かった。
私の知っているラストは、着いたと思ったらまだまだだった、
頑張ろう、とか
この前のドラマで言えば、あんな感じだったりとかで、
一体どうなるのかなあと思ってたんだけど、
結構普通にもらえたので良かった。
賄賂を要求されたのには驚きましたが…。
しかも、如来様もそれを知ってて、安いよね、なんて言うし。
悟空が物凄く、可愛いです。
それに凄く洞察力があるし。頼りになる。
三蔵さんが誤解されないよう気を配ったり、
与えられる難を知っていて、でも受けなきゃいけないということも
分かっていて、一生懸命守って助ける。
生半なことではできないよ。いくらり帰依するとか言っても。
解説関係の本も、合わせて読んでみたいです。
それにしても奥が深いなあ。
きちんと把握できるには、まだまだかかりそうです。
2006.04.14 Fri
作者が代わっているので、細かい違いが気になります。
この巻に限った話ではないけど。
この巻で言うなら、那托親子が悟空に協力的じやないところがちょっとがっかり。
仲良く手助けしてくれている方が嬉しい。
親子の仲も、その方が良さそうに見えるし。
言葉遊びのようなものも多くて、訳すのにそんなところまで
考えなければいけないのかと思うと、凄いなあと思う。なんて奥が深い。
つっこみどころも満載ですけども。
世間でよく知られている、他のアニメなんかでモチーフにされていることって
本当にほんの、途中の一部なのだなとよく分かりました。
牛魔王とか芭蕉扇とか、この物語の中で特に強い敵や武器というわけでもないんだよね。
いよいよ残り一冊。
ちゃんと結末を知らないので、とても楽しみです。
この巻に限った話ではないけど。
この巻で言うなら、那托親子が悟空に協力的じやないところがちょっとがっかり。
仲良く手助けしてくれている方が嬉しい。
親子の仲も、その方が良さそうに見えるし。
言葉遊びのようなものも多くて、訳すのにそんなところまで
考えなければいけないのかと思うと、凄いなあと思う。なんて奥が深い。
つっこみどころも満載ですけども。
世間でよく知られている、他のアニメなんかでモチーフにされていることって
本当にほんの、途中の一部なのだなとよく分かりました。
牛魔王とか芭蕉扇とか、この物語の中で特に強い敵や武器というわけでもないんだよね。
いよいよ残り一冊。
ちゃんと結末を知らないので、とても楽しみです。
2006.04.13 Thu
髷の本を読んである程度理解したところで、手にとってみた。
ら、予想以上に分かり易かったのと、
病の本を読んでぴんとこなかったことが
これを読んですっきり解決したりと、奥の深いことに。(笑)
浮世絵を見ていて、美術館で見るものとして綺麗と
思ったことはあるけれど、
手に入れたいほど可愛いものだと思ったのはこれが初めて。
眉を布や髪で隠して鏡を覗き込む娘さんの絵なんて、なんて可愛い。
今で言うなら、好きな人の苗字と自分の名前を合わせて
結婚したらこんな名前になるんだわ~ なんて妄想する感じ?
なんて可愛らしい。
それとふと思ったのが、二重云々の話。
女性でも目が大きいとか二重が今とは逆に
恰好悪いことだと思われていたとすれば
男の人にとってもそうだったのかも?
今で言う美男美女が、この時代は駄目だったこともあるでしょう。
先日日野宿本陣で見せていただいた、沖田さんの子孫の方の写真。
一重じゃなかったような気がしてねぇ。
そんな見方をしてなかったんでなんともいえないけど。
結構目は大きめでぐりっとした感じで、多分二重。
となると、色白の男前は嘘でも、
肌の浅黒い男前だった可能性もあるのでは?
という気がしてならない。
子孫の方、若い頃はさぞかし男前だったのでは?
って感じの面構えだったし。
BAM曰く、剣術の使い手は視界も広かったろうから目も大きかったのでは、と。
は?と思うけれどそれなりの根拠も彼なりにある話でした。
う~ん。
考え出すと面白いな、これはこれで。
今は目を大きく見せるために、睫毛をカールさせたり長くさせたり
コンタクトで黒目を大きく見せたり、白いラインを引いて瞳を強調したり
いろいろしてるっていうのに、
江戸時代は小さく見せるために伏目がちにしたり、睫毛を内側に描いたり
白粉を目の際まで塗りつけたりしていたなんて、面白いなあ。
ら、予想以上に分かり易かったのと、
病の本を読んでぴんとこなかったことが
これを読んですっきり解決したりと、奥の深いことに。(笑)
浮世絵を見ていて、美術館で見るものとして綺麗と
思ったことはあるけれど、
手に入れたいほど可愛いものだと思ったのはこれが初めて。
眉を布や髪で隠して鏡を覗き込む娘さんの絵なんて、なんて可愛い。
今で言うなら、好きな人の苗字と自分の名前を合わせて
結婚したらこんな名前になるんだわ~ なんて妄想する感じ?
なんて可愛らしい。
それとふと思ったのが、二重云々の話。
女性でも目が大きいとか二重が今とは逆に
恰好悪いことだと思われていたとすれば
男の人にとってもそうだったのかも?
今で言う美男美女が、この時代は駄目だったこともあるでしょう。
先日日野宿本陣で見せていただいた、沖田さんの子孫の方の写真。
一重じゃなかったような気がしてねぇ。
そんな見方をしてなかったんでなんともいえないけど。
結構目は大きめでぐりっとした感じで、多分二重。
となると、色白の男前は嘘でも、
肌の浅黒い男前だった可能性もあるのでは?
という気がしてならない。
子孫の方、若い頃はさぞかし男前だったのでは?
って感じの面構えだったし。
BAM曰く、剣術の使い手は視界も広かったろうから目も大きかったのでは、と。
は?と思うけれどそれなりの根拠も彼なりにある話でした。
う~ん。
考え出すと面白いな、これはこれで。
今は目を大きく見せるために、睫毛をカールさせたり長くさせたり
コンタクトで黒目を大きく見せたり、白いラインを引いて瞳を強調したり
いろいろしてるっていうのに、
江戸時代は小さく見せるために伏目がちにしたり、睫毛を内側に描いたり
白粉を目の際まで塗りつけたりしていたなんて、面白いなあ。
2006.04.11 Tue
段々三蔵さんの意気地なしなところが可愛くなってきました。
人間というものは、これだけ修行をして徳を積んだ人でも
まだこれだけ弟子を信じきれなかったり、
心が弱かったりするものなんだな。
それに、これだけ毎回毎回ここまでの災難に(取って食われるわけだし)
遭っているのに、それに耐えて進むんだから、
いくら泣きながらでだってやっぱり強い人なんだなと思う。
今回初めて、八戒の言うことに託かされそうになりながらも
悟空の言うことを信じて先へ進もうとしてくれたんで、
良かった!と思ったら結局…。
ああ、どうなることやら。(苦笑)
ところで、悟空の頭の金のわっか。今まで接してきた
マンガやドラマやアニメで、みんな悟空を懲らしめるため、
となっていたけど
それはそうなんだけれども、悟空のためでもあったんだ。
そして悟空本人もそれを知っていたんだ、というのがこの巻で分かって、
なんだか微笑ましいというか嬉しい気持ちになりました。
ついにあと二冊!
人間というものは、これだけ修行をして徳を積んだ人でも
まだこれだけ弟子を信じきれなかったり、
心が弱かったりするものなんだな。
それに、これだけ毎回毎回ここまでの災難に(取って食われるわけだし)
遭っているのに、それに耐えて進むんだから、
いくら泣きながらでだってやっぱり強い人なんだなと思う。
今回初めて、八戒の言うことに託かされそうになりながらも
悟空の言うことを信じて先へ進もうとしてくれたんで、
良かった!と思ったら結局…。
ああ、どうなることやら。(苦笑)
ところで、悟空の頭の金のわっか。今まで接してきた
マンガやドラマやアニメで、みんな悟空を懲らしめるため、
となっていたけど
それはそうなんだけれども、悟空のためでもあったんだ。
そして悟空本人もそれを知っていたんだ、というのがこの巻で分かって、
なんだか微笑ましいというか嬉しい気持ちになりました。
ついにあと二冊!