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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.11.22 Fri
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2006.04.19 Wed
とても納得する言葉と、そうかな?と思うことが織り交ぜられて、
私にとって不思議な感じのするお話だった。
ストーリーの流れが、ではなくて、受け取る雰囲気が。

友達は納得して会話を終える。
ああ、これってできているものだろうか。
いつも必ずなんの誤魔化しもなく、
お互いの話を聞いて、納得できるものだろうか?
違うところだけが目立って、納得もできずに終わることってないだろうか。

匂いで物事を感じてしまうところが、
ある意味楓の能力よりもどきっとした。
一体私は雫石にとって、どんな匂いがすることだろう。
良い匂いである自信が、正直言って無い。
特に精神が不安定なとき、きっと顔も匂いも
駄目なことになってるだろうなと思う。


何度か、涙ぐんで読んでしまった。
インコのところとか、サボテンのところとか、片岡さんのところ。
特に片岡さんは、絶対こんなこと言われて顔合わせていらんない、
と思っていたのに、あっさりいい人だ、と思ってしまうくらい。

第六感とか虫の知らせとよく言うけれど、本当に、
人間はそういう力を持っていてそれが薄れてしまったんだと思う。
残っている人や思い出した人が、
超能力者や占い師として持て囃されているのだと思う。
そしてそれは、自然を削ってしまったとか、
自然の脅威みたいなものを忘れがちになっているせいなのだと思う。
一番身近な『自然』が、自分自身の体なんじゃないだろうか。
自分の体と対話しないで、無理にまかせてこき使っているから
病気になったりするんじゃないだろうか。そんな気がする。

そういう所謂不思議な力と言うのは、実は万全ではないものだ。
昔話に出てくる神様が、人間ぽくて
うっかりミスをやらかしちゃうのと似ている。
楓だって、火事になってしまうと分かっていたら、
もっと具体的なアドバイスをしたかもしれない。
でも、そこまでは分からなかった。
全てが起ってから、ああ、このためにサボテンを借りたのだ、と分かる。
それは雫石や楓のおばあちゃんが言っていたように、力の本質だ。
特別なことをしているわけでも、自分が格別すごいわけでもなくて、
できることをしているだけ。仲立ちをしているだけ。
そしてまた雫石自身も、
「何故もっとちゃんと教えてくれなかったんだ」ではなく、
「お陰で一部のサボテンは助かった」と思えるからこそ、
力が正しく作動したのだと思う。

こんな風に、しかもすぐに、感謝の念を覚えることができるだろうか。
恨み言じゃ無しに。私は。

私には、そんなご本人が反省しちゃう楓から見たらもっと役に立たない超能力を持っている。
人間として、少ない、のか、ちょっと多い、のかどっちかわからないけど。
それは例えば、この道を進むのはなんとなく嫌だな、と思っていたら事故に遭ったりする。
でもなんとなく、しか考えていないので、道を変えることまではしないから、
結局事故には巻き込まれてしまって、後からああこういうことだったのかと思う。

最近ちょっと分かってきたのが、落し物や忘れ物。
明確に覚えているのは、小学生の頃大切にしていたキーホルダーが目の端にふわっと見えて、
それで落としたことに気がついて来た道を戻って見つけたこと。
キーホルダーが、教えてくれたんだと思った。
落としてるよって。
視覚に訴えてきたのはそのときくらいで、あとは専ら「なんとなく」。
朝出がけに、何か忘れ物してるな、と感じると、絶対忘れ物をしている。
でもその時の不安の度合いで、重要なものとそうでないものが分かる。
重要なものだと感じたら、考えて思いだす。そうすると、携帯とか定期とか鍵とか
結構致命的な物を忘れていることに気付くので、家に取りに戻る。
けど、大して重要じゃないなと思ったら、遅刻したくないし面倒だからそのまま向かう。
駅に着くまでに大抵思い出す。
洗面所のゴミを回収し忘れたなとか、目薬を忘れてきたなとか、指輪し忘れてきた
とかそんな感じ。

一昨日の朝、膝下のサイドが編み上げになっているジーパンを穿いていて、
その革紐の結び目が気になった。でも、ほどけていたわけじゃないからそのまま出勤した。
ら、電車の中でハイヒールに踏まれてそのまま歩かれて、解けて足もひっぱられた。
まあ転びはしなかったけど。お互い。
これの警告だったのかもしれないな、と、ふと。
結び直してたら、もしかしてそのちょっとの形や長さの違いで、踏まれなかったのかも。

昨日、仕事帰りに行くところがあって、どうしても今日じゃなくてもよくて、
朝は行く気満々だったんだけど、夕方になって嫌な気分になって、
やめようか悩んだんだけど、折角だから行こうと思って無理に行ったんだけど、
考えられないくらい嫌な思いをした。
やめておけばよかったのかも。


なんて。
信じないとか知らない向きには、何言ってんの、偶然じゃん。って感じなんだろうけど
偶然って実は世の中にはそうそうあることじゃない気がする。
きちんと自分の第六感を無視しないで、耳を傾ければ
そのうちもっと具体的に分かってくるんじゃないのかな、と思う今日この頃。
楓みたいになりたい、わけじゃなく、自然を、ありのままを大切にしたい。
そんな感じ。
 

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