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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.11.22 Fri
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2006.03.20 Mon

どうもジャンプっ子なもので、封神演義と言えば
藤崎竜さんの封神演義しか出てこない…。
当時でも、あの封神演義に対して、本家本元の封神演義のファンとしては
許せない、みたいな感想を読んだことがあり。
ああやはり結構違うんだな、ということで、いつか読んでみようと思っていたのです。

今のところまだ、上巻を読んだだけではありますが、微妙…。
最近とても思うのは、こういう中華思想というか、なんというか
こういうものが私には受け入れられないらしい、という。
あっさり残酷なことはやるし、さっくり殺されちゃうし
いくらなんでも、もっとそれを止めたりとかはしないものなの?っていう。

結局今のところ、妲妃やりたい放題。
紂王もな~んか微妙。
太公望も大して活躍してないし。

昔話はえてして残酷なもの、という納得の仕方でいいんでしょうか?
もっとこう、偉い人とか神様とか仙人がいるのなら、
無実の罪で拷問される人を助けたりとか、できないものなのでしょうか。

真剣に読んでいると具合が悪くなってくるので、
あっさりさっぱり上辺だけ読むように努めて、やっと上巻読み終わりました。

藤崎版封神演義の知識があるんで、それの画像で浮かんでくる分
まだ可愛げがあるので読める、という感じ。
う~ん…。
面白いと言えば面白いんだけどねえ。
残酷なのがどうにもこうにも。

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2006.03.20 Mon
思い切り全滅を喰らって意気消沈、数時間の休憩を挟み、
今再びやりだして、やっと取り戻して、ちょっと先へ進んだところ。

以降ネタバレ。

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2006.03.19 Sun
ファイナルファンタジーXII 特典 FFXII/iTunes Custom Card付き
ファイナルファンタジーXII 特典 FFXII/iTunes Custom Card付き

発売日当日にちょっとやって、金曜の夜から結構やってますが
モブ対峙とかレベル上げにかなり時間をとっているので
そんなに進んでいません。

でも今回は、結構寄り道しないで進んでもクリアまでには
そこそこ時間がかかるのではないでしょうか。


以降普通~にネタバレ。
 

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2006.03.16 Thu
古本市場で朝7時から販売していたんで、
まぁそこまで急がんでも、ということで8:30に取りに行き。

出てくる人出てくる人、みんな同じサイズの袋を持っているのが
なんとなく笑えます。
もちろんうちらも同じ穴の狢っす。


今のところまだ、チューリアル終えてちょっとなんで
なんとも言えません。
取り敢えず演出は好きだし、ストーリーもべたべたなファンタジーで
ロープレなのでとても好きです。
ただ、冒頭からラスラ様やらレックスくんやら男前が出てきて、
突然主役のヴァンとパンネロがへたくそなのがもう…。

それはまぁ、アクターが発表になった時点で分かっていたこととは言え、
本当にへたくそで頭に来ます。
舞台とかドラマの経験があっても、声優さんとしての力量があるとは
言えないんだけどねぇ。
ジブリ状態じゃん。モデルとか芸能人使ってしまうのって。

ある意味、Xの森田さんたちが凄すぎたとも言えるけど。
あのふたりは違和感なかったんだけど、
今回のふたりは若すぎるせいか、あまりに下手。
特にヴァンは、モーションも微妙…。


XやX-2を見ていて、ティーダ、シューイン、ギップル、アニキ
の動きが好きだなーと思っていたら、全部森田さんだったという
オチだったんだけど、
ということで私はこの武田さんという人が嫌いなんだよきっと…。
ということで。


男前じゃんじゃん出てきて、いきなりヴァンでがっかりですが。
まぁそれ以外は今のところ良いです。
指輪物語とか、スターウォーズとかいろいろなものを彷彿とさせます。
なんかまじったかんじかも。
この西洋のような古風な感じの世界観、普通に好きです。
FF11はやってないけど、タクティクスはやってるんで、
受け入れやすいです。

8とかよりよっぽどちゃんと、ファンタジーですね。

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2006.03.15 Wed
羽海野チカさんがおっしゃっておられたんで、
興味津々!で読んでみました。
実際作らなくても、なんだか見ているだけ幸せ気分。

知らない絵本も個人的には結構ありました。

全部じゃないけど、いくつか作ってみましたよ。
楽しかった。
絵本をテーマに料理するっていうのも、
特に子供がいるなんて人には楽しくて良さそうですね。

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2006.03.15 Wed
会社帰りにちょっと次の予定まで時間があったので、日本橋コレドの
ソニプラ、セレンディピティに行ってみた。
可愛いコート掛けとハンガーが欲しかったんだけど、
あったんだけど予算の倍以上した…。
それと、前から探してた、茶漉しじゃなくて、ポットみたいに
茶菓を下にぎゅぎゅっと押せるドリッパーのついたマグカップ、
を見つけた。
雑誌なんかで見ていいなと思ってたんだけど、実物が見たいなーと思っていて。
商品名もちゃんと知らなかったんだけど。
如何にも輸入物のデザインと色で、私の好みからは激しくはずれており、
それに1,500円も払うのもなーと思っていたら、
中に入っている説明書には、そこにならんでいる赤、黄、ピンク、水色の他に、
プラチナと黒があると書いてある。
その2色のどっちかがいいなあと思い、値札貼り中の店員さんに訊いてみる。
「出ている以外の色は在庫していないのでしょうか。
もし取寄せができるのなら、最低ロット数はいくつでしょう?
一個からできますか?」
という大変事情を察した理解ある質問をしたつもりだった。
そしたら、奥へ入って確認しに行き、戻ってきて、
「というか、出ている4色しか元々作ってないです」
との返事だった。

うーん…。

「説明書に、あと2色あると書いてあったのですが…」
「はあ」
「もういいです。どうも」

あとでネットで調べたら、やっぱりあるっぽい。
ブロンズなんて色もあるらしい。
でも、それとこのソニプラで在庫しているもので、
メーカーが違うのかもしれない。
私が説明書を読み間違えたのかもしれない。
でも、客がそう言っているのだから、説明書を自分でも見て、
確かにそう書いてあるなと思ったらもう一度確認するというのが
正しい接客のあり方じゃないだろうか。

雰囲気も悪くなかったし、綺麗なお姉さんだったけど、残念。
多分もうここには買いに来ないだろうなー。

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2006.03.14 Tue
目が合ったんで借りてみた。
くだらないけど、面白かった。
バナナで釘が打てるかとか、バウムクーへンを自分で焼くとか
蛸で蛸さんウインナーを作ろうとか、そういう企画もの。
最初は軽い感じの文章が受け入れられなかったんだけど、
慣れてきたら普通に面白かった。

こういうアホいことを、でも一生懸命やる機会って
確かに自由研究なんかでもない限りもうないもんなあ。


読むのもいいけど、自分でもこんなことしてみたい。

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2006.03.14 Tue
ちょっとまともにこんな本を読んでみようキャンペーン中につき。
普段読まないものを。
でも、やーっぱり「常識じゃん?」的な感想で終わってみたり。
初心者の人には面白くて、分かり易いと思います。

私が面白かったのは、ハッカーとクラッカーの定義くらいかなあ。
最近はクラッカーという、って前別の本に書いてあったんだけど、
それとはまた違う説明だったから。


でもだったら、私はハッカーになってみたい。
実際やるかやらないかは別として、できるくらいの知識を得たいんだけど
そう思ってこの本を手に取ったんだけど
まあ飽く迄初心者向けでしたね。

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2006.03.14 Tue
なんというか、身につまされるというか、
他人事と思えないことばかりで、共感したり、反省したり…。


特にやっぱり、愛犬を亡くす気持ちというのは、他人には理解できないと思う。
喩え犬好きさんだとしても、やっぱりその飼い主とその犬の間じゃないと
わからないものがあると思うから。


本当に犬っていうのは、人間という種族の違う生き物を仲間に思ってくれて、
すごく考えてくれる。
私の愛犬は、ちゃんと看取られて腕の中で死んだ。一度息を吹き返して、
飼い主が起きるのまで待ってからだった。
BAMの愛犬は、ボケてもそれでもやっぱり最後まで番犬で、
みんなを見送ってから逝ってしまった。

犬っていうのは、本当にそういうものなのだ。

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2006.03.09 Thu
行ったことは無いけれど、南米の雰囲気が行間から漂ってきた。
不倫ということについての感想を言えば、『窓の外』が一番いいかな。
結局は普通にハッピーエンドになるからある意味不倫じゃない。
終わりというか、続いていく形だし。
それに、自分が不倫をするとしたら、という観点から言っても、
旦那と別居はしてるけどたまに会うくらいには互いに愛情があって
愛人と言ってもどっちかが若くて独身とかじゃなくて、
お互い結婚している人同士で
誰とでもどうでもいいんじやなくて、きちんと好きだと思える人との不倫っていうのは
いいなと思う。


実際自分がするとしたら、不倫て私にできるのかなとも思うし
するほどなんだったら結婚なんてもう重いから、こんな甘いハッピーエンドはいらないけど。
割り切った関係の方がいいなあ。

自分が奥さんの立場だったら、『電話』どころか
不倫相手と旦那殺して自殺するけどー。

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2006.03.08 Wed
テレビでメイキングを見ていたのでオチを知っているぞというネタもあったけれど
充分楽しめた。
メイキングで、長回しをするのは舞台人として何が出来るかと考えたからと
三谷さんが言っていた。
確かにおっしゃる通り、舞台は始めから終わりまでがノンストップの長回しのようなものだ。
台詞を噛もうがヅラが飛ぼうが転ぼうが、そのまま続けるしか無い。
笑われて恥ずかしかろうが痛かろうが、やりきるしかない。
ナマモノなのだ。


ナマモノならではの緊張感、細かに張り巡らされたネタ、笑い。
どれをとっても最高だ。


いろんな事情を抱えた人がホテルに集っていて、
実はそれぞれかなりへヴィな事情なのにも拘らず、最後はなんだかんだで
ハッピーっぽく展開していくのが最高。

間違いなく笑えて、楽しい気分で劇場を後に出来る作品。

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2006.03.08 Wed
タイトルよりも、『心の平和はこう手に入れる』っていう
キャッチコピー?にひかれました。


ディベートを基本にして書かれていて分かり易くて、
やりこめる、なんていうきつめのタイトルに比べて
内容は丁寧で、面白かったです。

まあだから急にこうできるかって言ったらそんなことないんだけど、
ああなるほどねーって頷けることも多かったんで
少しでも丁寧に理路整然と話せるように努力したいと思います。

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2006.03.07 Tue
こういう系統の本は、言われんでも話せるわ!!
っていう人間なんであまり手に取らないんだけど、たまにはと思い読んでみることに。
読んでみて、頭にくることも間違っている!と思うこともほぼ無くて、
逆に、そうなの知らなかった、と思うこともほぼ無かったんで
普通に納得してかつやっぱ私間違ってないじゃん、と自信を深めてみたり。


イルカは様々な声を出して、人間の可聴領域を判断してから
相手に聞こえる高さの声で声を出してくれる、ってすごいなあ。
この前の真保さんの『真夜中の神話』でもイルカってやっぱりすごいと思ったけど
本当に凄いな。


私は動物が人間より下だとは思ってないのは当然のこと
というかそもそも人間だって動物なんだし
人間は動物の中でも下等生物だと思っている。
ゲド戦記じゃないけど、言葉を話せるから、だからって言葉が通じない人(生き物)を
差別するし、侮ったり嘘をついたりもする。
これはやっぱり、最低じゃない?
オオカミのような同朋意識もない。


ゴー宣で、キリスト教について書いていたことがあるんだけど
キリスト教をけして否定しない。私はミッションスクールの出身だし。
だけど、聖書には動物たちは人間のために作られたと書いてある。
そしてキリスト教の浸透している欧米では、動物は人の支配化に置くことが多い。
羊は飽く迄家畜。犬は人の部下。
日本のように家畜を家の中に買って、人と同じような名前をつけて
仲間のように話し掛けているという感覚とは結構違う。
狩猟民族と農耕民族の違いかなと思う。


だから欧米が駄目だというのではなくて、だからあちらの方が
犬などペットへのしつけはしっかりしている。
日本はまだまだ、ペットは家族より飽く迄動物で、
しつけもきちんとできない飼い主が多いせいで肩身が狭い。
ペットを飼える物件が少ない時点で可笑しい。
近年のペットブームでだいぶ増えてきたとはいえ、未だにペットの連れ込みを
禁止する店の多いこと多いこと。
食料品店なら匂いがどうのという言い訳もなりたつが
オートバックスやカラオケで断られるのは結構不愉快だったりする。
それもしつけをちゃんとして、トイレも我慢できる子で、かつ鞄の中にしまっているのに
鳴かないし毛も飛ばないのに、何が駄目なんだろう?
食料品店でも盲導犬はOKというのが、偽善だなと思う。
ならしつけができてればいいんじやないのか。
そんなにうるさく言うなら検定試験でも設けて、許可証でも発行したらいいのだ。
その許可証を持っている飼い主とペットはどんな店でもフリーパス、とでも。

しつけがされていない馬鹿親が自覚もなく親になって放置している馬鹿ガキの方が
レストランで土足で椅子やテーブルに乗ったり
走ったりぶつかったり騒いだり転がったり
犬より余程迷惑だと思うんだが。


飼い主のマナーやしつけがなっていないこともあるのは認める。
でも、ペットを飼っていない側だって過敏になりすぎてないか。
以前公園を散歩させていたら、まあリードをつけておけとか糞はとれという看板は
よく見るけど、『犬の散歩は迷惑なのでやめてください』という看板があった。
しかもこれは公園ではなくて、普通の道路に掲げてあるのだ。
ただ歩いているだけで迷惑などと言う人間の方こそ迷惑だ。
マーキングだって外猫だって、そういう生き物の習性なのに迷惑だと言う。
歩き煙草やいたらんガキの排掴の方が普通に迷惑なのに、そういうおっさんやガキには
注意できないで、ペットと飼い主に大義名分振りかざ
る。
日本はいつからそんなに人情の薄い狭苦しい国になったんだか。


店に入れても駄目、散歩も駄目、リード無しで走り回ることもできず
狭い家の中で飼われている大の気持ちには無頓着なのだ。
最近ドッグランが少しずつ出来てきているとは言え、有料だったり
まともな整備もされていなかったりする。

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2006.03.06 Mon
背表紙の、『花見の作法』というのに惹かれて手に取りました。
中身は聞き書きなんだけど、藤右衛門さんの語り口調がさばさばして
面白いし、はっきりしているから分かり易くて面白い。


手に取ったとき予想した内容とは大きく違ったけれど、
藤右衛門さんの桜への愛情がひしひしと伝わってきました。
そして、読み終わった頃には染井吉野に興味が無くなる。(笑)

確かに昔と違って、今は花見の仕方も違ってきているよな…。
人間としての生活の仕方とか、いろいろなことを考えさせられた。
やっぱり今一度振り返って、万物に魂が宿っているという考え方を
見直した方がいいんじゃないのかな。


私は桜は、枝垂桜が一番好きです。
でも、ここ、という場所はあってもこれというお気に入りの木は、確かに無いなあ。
今年の桜までにはまだ時間があるので、
何故この桜はここにいるのか、去年は、今年は、来年はどんな花を咲かせてくれるのか
きちんと考えてお花見したいな。
私は、というか現代人は、代々そこに定住するっていうのも少なくなっているし
今年見た同じ桜を来年見に行けないことも多いから、お気に入りが見つけられるかは
微妙ですけども…。

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2006.03.05 Sun
何度か見ていますが、まあつっこみどころは満載なんです。
ひとりの命を救うために何人も殺してもいいのかとか
窃盗だ、誘拐だ、殺人、暴行、暑封勿破損、詐欺、もうあげていったらきりがない
犯罪を犯してけるわけですから。
そういうの全部無しにして、おいといたら、まあ面白いですよね。
なーんにも考えないで、シュワちゃんすごいなーって思って見ていたら。

私は公開当時見たわけではないんでアレですけど、世代のBAMによると、
5分に一回アクションシーンがあるという触れ込みの映画だったとか。
確かにそうですね。
だからまあ、爽快と言えばそうなのかも。

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2006.03.04 Sat
織田さんが好きなので、折角テレビでやるので見よう。
だってレンタルでもお金出して見ようとは絶対思わないもの…
と思って、見たんだけど、途中で飽きて眠くなるほどつまらなかった。ムニョムニョ

久しぶりに織田さんが映画出ている、くらいしか、見るべき点はないと思う。
当時やいのやいの言われていた、織田さんの中国語にしたって、
ごくごくたまにしか使わない。
普通、密談なので敢えて周りに分からないよう外国語で話す、という以外、
国家の重大事項について物凄い機密事項を話すのに、
たったひとり日本人が仲間にいるからと言って片言の日本語で話すだろうか。
相手が中国語でも、織田くんは日本語、というシーンが多くて、
これじゃあ織田裕二かっこいいでしょう、と言いたいがために
ちょっと中国語使わせてみたってだけにしか思えない。


ストーリー自体も微妙な感じで。
公開前はやや騒いでたけど、公開してからぱったりだったけど、
道理で、という感じですね。

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2006.03.03 Fri
あのこれ…誰か映画化しません?アニメ化でもいいから…。
今の技術で描いたら、絶対もの凄いことになると思うんですけど…。
ヒッチコックの鳥とか、エイリアン2とか、
いろんなもので感じたものがこの一冊には全部詰まってます。

なんていうか、これを書いたのが同じ日本人だということに
誇りを覚えるよ。

真保さん、あなた変だよ…
コウモリやイルカの本を読んでこれを思いついたの??
どういうきっかけでこの話のプロットを思いついたのでしょうか。
あなたの脳をMRIで調べたいッス。


優しさも積もれば雪崩を起こすっていう言葉が、ぐさっときました。

イルカに声帯が無いっていうのも全然知らなかった…。
あちこちで書いてると思うんですが、
高校生の頃国語の模試で出たきた文章問題で
イルカを取り上げたノンフィクションがあったんだけど、
それでイルカのその超音波を録音して、速度を下げて再生すると、
直前に人間が言った言葉を真似して発音していた、とかいうのがあって
物凄く心に残ってるんだけど…
(誰かソース知ってたら教えて下さい。全然なんの本か
作者が誰だったかも覚えてないんです)
脳の半分ずつ寝ているとか、イルカってなんか、人間には遠く及ぶことのできない
すごい生き物だ…と改めて思う。


呪いってきくと、黒いねっとりしたものを感じるのはなんでだろう。
どことなく野蛮というか、原始的なイメージがあったりする。
呪師のイメージのせいなんだろうか。
ヤドクガエルについて調べていた時に興味深い例を読んだことがある。
単純に説明すれば、医療ではなおらなくて、現地の呪師に頼んだら
得体の知れないものを塗ったり飲ませたりして呪いを唱えて
数日して解毒されて完治した、っていうような。
そのソースは、飽く迄ヤドクガエルについてのものなので
この呪いがどうしてきいたか、とかそういう説明はなにもなくて、
単にカエルがらみの記事として載っていたんだけど。

聖書は多少心得があるので、なんか色々と思うことがありました。
まあ聖書に限らず、宗教というものについて。
私は無神論者なので、晃子さんの説にはすごく驚いたし、だとしたら納得もいくと思った。
宗教を否定するつもりはないけれど、
信者の都合良くは現れてくれない救世主と、その理由をつけるために
色々と納得いくよう説を考える信徒たち。
その理由も分かってくる。
そしてそんなこといいっつも、神の采配や運命を感じてしまうこともある私には
本当になんだか、よく分かるというか。そんな気がした。
科学的に解明もできる。
でも、やっぱり神秘は残されている。

神秘を取り上げない描き方がとても良かった。


以降ネタバレ。

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2006.03.02 Thu
結論から言うと、なかなか良かったです。
映画館に見に行くかというと、うーん?という感じですが、
でも面白かった。

ストーリーは単純だけれど、だからこそ分かり易くて見やすい。


以降ネタバレ。




お父さんがストを諦めようとして、お兄ちゃんがそれを止めて
ふたりで抱き合って泣いているシーンでぐっときました。


あと、マイケルくんのことを気持ち悪いと言わないで
友達でいてくれたのも良かったな。

ラストシーンはいきなり時間もとんで、あっさり終わっているけれど、
マイケルくんも自分の道を進んだんだね、っていうオチもつきつつ
ビリーくん立派になったんだなーって感じで、なんか良かったですね。
ほんわか、ほんのりとしたハッピーエンドでした。


跳んだだけで終わりですか?とちょっとがっかりしたんだけど
エンディングテロップのバックで大人になったビリーくんがくるくる回ったり
していたのも、なかなか良い演出だったと思います。

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2006.02.28 Tue

たまにはこんなのもいいかな、と思って読んでみました。
まあ2000年に出版されたものなんで仕方ないんだけど、
情報が古い古い!

そんな中でも面白いのもあれば、そんなん常識★ってのもあれば、
それは間違いじゃないでしょうか、ってのもありますが。

でも基本的には楽しめました。


でもプルートが結婚してるのに浮気もしてるってのは書いてなくて、
ミッキーが浮気歴を持つのが書いてあったことに驚いた。
んー。ペットは飼い主に似るってことでしょうか?

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2006.02.28 Tue
なんだろう。すごいの一言かな。
いやすごいです。

読んでいてふと途中で思ったのが、宮部みゆきさんの『模倣犯』。
でも、悪いけど格段にこっちの方が面白い。

以降ネタバレ。






センセーショナルな誘拐。
その手口、要求。
しかし明らかになる事実。
その奥に隠されたさらなる真実。

これだけミステリーらしく事件が散々起きているのに、
最後にはなんとなくみんなハッピーエンドになっているのが心憎い。

ミステリー=人が死ぬ
だと思っていた私にとって、真保さんの描き出すミステリーは
ある種カルチャーショックだった。

途中で、巧くんのお父さんが永渕さんなんだろう、とは気付いたものの、
妻と愛人の愛憎劇までは思いも拠らなかった。
更に福祉団体の設立、基金。
果ては自分たちを罰するため、だなんて…。

誘拐の萌芽から、ふたつの誘拐を経て、誘拐の果実まで章は進むが、
なにがって果実に単に誘拐成功という意味だけではなく
様々な意味がこめられていて、そのあたりは最後まで読まないとわからない
というのが心憎い。

模倣犯がなぜ模倣なのか、は別になんとも思わなかったんだけど、
この果実にはもう、やられたーと思いました。

やられたと言えば、永渕さん宛ての手紙が巧くんと恵美ちゃんの連名だったこと、
ふたりがちゃんと結婚しているところがほっとした。
こんな頭の良い旦那さんなら、きっとうまくいくよ、うん。
さらに、溝口さんも幸せになっていて、良かったな。

やっぱり、なんだかんだでハッピーエンドなのです。
いい話だった。

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2006.02.27 Mon
かなり正岡さんに肩入れして読んでます。
教科書に載っていることくらいしか知らないので、
俳人ということくらいしかまともに知らなかったので、
正岡子規という人にかなり興味が出ました。

それと、誤解を恐れずに言うと、戦争の面白さを感じています。
けして人殺しを肯定するわけではなくて、
単純に教科書ではもう非戦国ならではの否定論だけで、
少しでも肯定のように聞こえる文章は排除されているわけだけど、
事実は事実だし、してきたことはしてきたこと。
それは覆ったところで取り消せるわけではないと思う。
そこはしっかり見つめた上で、明治に入って
ついこの前まで武士、幕府という世界だった日本という国が
並み居る列強相手に対等(と言っても良いと思う)に渡り合っている姿というのは
単純に恰好良くて、物凄い話だと思う。

そして戦争や国交の、ある種ゲーム的なところも感じる。

いくら否定したって、例えば男の子が軍艦や戦闘機に興味をもつように
そういうものというのは、『かっこいい』ものなのだと思う。
それでする行為の是非はさて置いても。


それに戦争を肯定する意味ではけっしてないけれど、
命がけでそういったものに乗り込んで戦ってきた人の存在まで
悪いもののように見て汚す必要は無いと思う。

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2006.02.23 Thu
図書館で真保さんの本を探していて、振り返ったら
なんとなく目にとまったんで、迷ったけど折角だから借りてみようかなって
手にとって、どんな本なのか紹介がついてないか見たんだけど
おそらくそれに該当する部分が、カバーシールをかける都合上か
切り取られていて読めなくて、まあ手に取ったんだから借りてみよう
と思って借りてきたんだけども、なんだかのっけから好感が持てない…。

言葉には力があるというのは同感だが、ならFUCKだの下着が汚れてるだの
勝手なことを言うあなたはどうなんですか?と言いたくなる。

確かに女って生き物はうざいし、私だって否定しろと言われたら
この作者に劣らず山のようにいろんな事を言えるだろうけど、基本的には言わない。
同じ女だからだ。
そして、うざいけど、可愛い生き物だということも知っているからだ。
同じ女だからだ。

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2006.02.23 Thu
写真入りで非常に分かり易かった。
知りたかったことも結構分かった。
もっと写真を見たかった。
というより、実物を見て勉強しないと、私が知りたいことは
本当にはわからないんだろうなあ。


でも大分本当に参考になった。
儒者頭とか、勤皇風の髷とか、あ~成る程と思った。
月代の起源も分かったし。


ちゃんとした櫛や簪が欲しくなった。
どれくらいの長さまで髪を伸ばしたら、なんちゃってでもいいから
髷を結えるんだろう?
おしどりの雄バージョンと雌バージョンの留とか、本当に多種多様で
とても面白い。

最後の方に、結っている過程の姿が写真入りで載っていて
とても勉強になった。

地毛で髷を結って着物を着てみたいなあ…。

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2006.02.22 Wed
結構ネタバレ気味の感想文です。

美しい魚が泳いでいる姿がとても綺麗
宇宙から人が生活しているのを見たらどう映るのか?
という記述に、結構ズキューンときた。
優雅には見えないのではないかと不安です。とっても。

金山さんのおじいちゃんの話に思わず涙が出てしまいました。
かっこいい!
昭和一桁とか大正とか、なんかそんなイメージを勝手に。
頑固で、口数が少なくて、でも深い愛情のある感じで、感動した。

私も確かに不倫は嫌だけど、お互いに割り切ったり、
若しくはちゃんと離婚して結婚するっていうつもりがあるのなら
(ご主人様がどっちのつもりかはっきり分からないけど)
自分の気持ちに素直になってもいいんじゃないの?断らなくてもいいじゃない
自分も好きだったって言えばいいのに!!
と思っているあたり、恋に生きる女なのでしょうか…。

まあ、私も世間的に、というか、あの売場の女の人たちから見たら、
店長と付き合右て調子に乗ってバイトの分際で社員なみに働こうとする
うざい女
だったんだろうから、同じようなもので、
相手が独身だったからって迷うより嬉しかったし。
そりゃあまあ、前から好きだったと言われたら確かに驚いたし
どうしようとは思ったけどね。

別にいいじゃないの、幸せになったらいいじゃないの、と思っていただけに、
なんとかなりそうな感じでとても良かったです。

これって、旅シリーズだったのですね?
あとがき読んで気が付いた。
私って、好きな割にはあんまりそういうこと調べないというか
そこにある曲なり本なりが全てって思うたちなので分かってないんですよね。
そうなのかー。他にはなにがあるんだろう?
順々に読んでみます。

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2006.02.21 Tue
自分でインスピレーションで借りておいて、
気が重くてなかなか読みたくなかった本なんだけど、
えいやっと思って読み出したら、思ったほど痛くも気持ち悪くもなかった。
終わり方もあっさりしていて、嫌な気分に然程ならなかった。


なんだろう。うまく表現できないな。
でも不思議な気持ちになった。
取り返しのつかないこととか、人間の弱さとか、強さとか。
説教がましくも痛々しくもなく、割と淡々とあっさりと語られているだけに
読み手の心に残るものは大きいと思う。

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