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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.11.22 Fri
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2006.04.10 Mon
気候とか、もちろん地理的にも一致しないのですが、
海のある寂れた観光地、という点で、故郷への思いみたいなもので
頷けるものがありました。

町の人が町に興味を失っているように見える、っていうのが、
すごく秀逸な表現だと。
地元にいるときは気がつかなかったのに、たまに帰る故郷はどうして
あんなに寂れているとか悪いものが見えて
(冷静に第三者の目で見られるからだろうけれど)
活気も興味も失われて寂しい感じになるのだろう。
薄くフィルターがかかっているような、小さいとき遊んだ大きな公園が
やけに小さく見えるときのような寂しさと違和感。

夕焼けが今日は一日しかないと沈黙のうちに悟らせるというのも
物凄く納得してしまった。
もちろん、夕焼けだけがそういうものだとは言わないけれど、
夕焼けを見ていると、今日一日が終わってしまうとか、
日が沈んでしまうとかただその美しさであるとか、
いろんなものに圧倒されてしまう。
カレンダーや時計を見るよりも、過ぎ去って戻ってこない日々を実感する。


かき氷については、実はあまり好きではなかったりする。
でも、その理由が普通のかき氷は甘いし氷の味しかしないことなので、
まりちゃんのかき氷はきっと好きになるだろうなと思った。
そして一度見てしまったら、はじめちゃんのように
手伝いたくなってしまうだろう。


夏の残り香と、ゆったりとした時を感じる物語でした。
内容はヘビーだったりしなくもないんだけどね。

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2006.04.09 Sun
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モブ退治などわらわらといろいろしていたのですが、
一旦ここで取り合えずクリアするだけしてしまおうか、と思い立ち。
 

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2006.04.08 Sat
私の会社は日本橋です。
証券会社ばかりなので、本屋さんは結構あるけど、固い本しか置いてない。
四季報とか、そういうの。
朝行きしな駅前の本屋さんを見る。当然やはり置いてない。
お昼休み。人形町の本屋さんまで歩いていく。文教堂。
ここには漫画とか、スニーカー文庫とかあるんで、あるかなーなんて。
しかし無い!
店員さんに訊いてみる。
「デアル文庫?…知ってます?」
「あぁ。デュアル?扱ってない」
え~。なんなんすかその態度。

最寄りのピスモへ行ってみる。
いくら探しても無い。もう一度訊いてみる。
「デュアル文庫?知ってます?(別の店員に確認)
そこのティーンズの棚に無ければないです」
ムカ。
見たよそこは。でももう一度見たさ。
会社の制服でティーンズの棚を。BLだらけの棚を!
でもイズミどころかデュアルも一冊も無い!!

諦めきれずに会社帰りの乗り換え地点の飯田橋で2箇所巡る。
無い!
同じく乗り換えの池袋で降りて、2箇所巡る。やっぱり無い。
訊いてもBLの棚を指されてそこらへんになければ無いと言われるから
もう面倒臭い…。

こんなことなら予約するんだった…。
でもさぁ。だってさぁ。都内だよ?無いわけないと思うんだよなぁ。
ここまで来たのでちょっと遠いけど、ジュンク堂池袋店まで歩く。
地下を探す。
さすが、デュアル文庫はある。でも若木さんのはメタルバードしかない!
思い余って店員さんに訊く。
「デュアル文庫のイズミ幻戦記って置いてありますか?若木未生
という人の本なのですが…」
「少々お待ち下さい、調べて参ります」
と名前をメモして親切に調べてくれた!
8軒目にしてまともな対応!!

調べてくれた結果、
「入荷リストには無いので、新刊の棚に無ければないかも…」
と新刊の棚に案内してくれる。
てっきり、デュアルの棚の前に平積みされてるのが新刊かと。
新刊は新刊で棚が別に作ってあるんだ!
そして案内してもらって
(案内してくれる店員さんが8軒目で初めてってどうよ?)
行ってみたらあっさりあった!!!
「ありました!すみません、ありました」
興奮のあまりありましたを連発。
手に取ると、店員さんももう一冊手にとって、
「ああ、『真』がつくんですね」
ごめんー。つい…イズミイズミと思っていて…
あとぶっちゃけワカギさんという作者の名前とか
中間検索でイズミの単語だけでヒットすると思ってたから…

ああ、でもジュンク堂さんは8軒巡って一番というか唯一
まともな接客対応をしてくれました。
そしてデュアル文庫もあったし、イズミの新刊も7日に
入荷してましたよ!みなさん!!

そんなわけで、帰りの電車と家へ帰ってから読む。
今日の仕事が体力結構使う仕事だったんで、残り1/6くらい
なのにも関わらず寝てしまう。しかも読みながらソファで。
23時という自分的には早い時間に。折角の金曜日に。
しかも物語の途中だったんで、はっきり覚えてないけど
なんか後味の悪い夢を見る。(笑)
4:30に目を覚まして、一気に読了。

ああ、お腹一杯。
しかし、食べたり無い。
そんな感じ。(どんな感じ?)

以降ねたばれあり感想文。

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2006.04.07 Fri
読めば読みほど、悟空可愛いなあって思います。
三蔵さんはたまにむかつくけれど、でもへなちょこぶりがいいかなと思ってみたり。
だってやっぱり、人間ですから。どんなに偉い人でも。
そして周りは大抵が妖怪ですから。
獲って食われるっていう危険て、少なくとも現代日本人の私には
わからない恐怖だしなあ。

自分の印象、ドラマやアニメなどのリメイクでは、悟浄って普通に活躍してるけど、
原作はそうでもなくて、三人の弟子の中では普通の人で、
妖怪を倒す力とかはそんなにないんです、みたいなことを自分でも言ってる。
妖怪に誘拐されたお師匠様を助けなきゃ!ってときも、
悟空がひとりで行くか、八戒を連れて行くかで、
悟浄は大抵が馬と荷物を見張ってひとりでお留守番。
そういうの、ちょっと意外でした。

それにしても、神様って、お経と取りに行かせるんだったら
普通に行かせてくれればいいのに、受難は修行に必要だから与える。
けど、助けてくれるんだよね。
でも黙ってても助けてくれることもあるけど、悟空が頑張って、
駄目なときは助っ人を頼みに行く。その繰り返し。
やっぱり神様って、不思議だなあ。
本当に昔話の神様って、結構ひどかったり人間ぽかったりするな。
どこの国や種族のでも。

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2006.04.06 Thu
この巻には、牛魔王とか芭蕉扇とか羅刹女とか、
知っている名前が沢山でてきて楽しいです。
それに、偶然にも封神演義と平行して読んでいたんで、
見知った名前も出てくることだし。


孫悟空が可愛くて…。なんてお師匠様思いなの?!
と思っていたら、なんでなのか突然に、何故なんでしょう…。


ねたばれ。

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2006.04.05 Wed
やっと読み終わりました。ああ、長い道のりでした。精神的に。
面白かった、と言えば、まあ確かに面白かったのかな。うん。

ねたばれ。

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2006.04.04 Tue
なんというか、とってもタイトル通りというか、
不思議なんだけどちっとも不思議じやないというか…。
そんな短編集でした。

ぐっときたのが、『ボート』の、お母さんが言った
「あなた以外の子供は産まない」
もし嘘でも、きっとこのときの気持ちは本当で、本当の親として
離婚して女としての幸せを掴みに行くのに
そんなことを約束してくれることは、ある意味で一緒にいて
育ててくれることよりも重く深い愛情だと感じた。

それと、『おやじの味』では前編通してずきずきした。
なんというか、分かりすぎるというか、
私はよく分かって、ばななさんもこんなものが書けるということは
よく分かっている人で、
なのになかなか受け入れられない辛さというか…。
非常識扱いされても、こんなところに力強い友軍が。
っていう気がしました。

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2006.04.01 Sat
294編が集まってのオムニバス形式の本です。
ごめんね、というテーマに沿って、各々短いお話を書いたものを
一冊にまとめたものです。
sayも及ばずながら参加しています。
それぞれのいろんな「ごめんね」が集まっていて、読み応え抜群。
是非一度読んでみてください。

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2006.03.31 Fri
面白かった。

自分の好きな人が好きだということやものを
必ずしも好きにならないといけない、ということは無いと思うけれど、
とりあえず気になるのは事実だ。
で、興味をもったら折角の機会なのだし、と接してみるようにしている。
それとは逆に、自分の好きな人の好きなことが、偶然自分も好きなことだったりすると
ものすごく、大袈裟に言うと運命を感じて、嬉しい。
間違ってなかったんだ、やっぱり。といろんな意味で思う。


今回思ったのは、羽海野チカさんの話。
前回でも、ハチクロを読んだとか書いてあったけれど
対談をしたと聞いて改めて、なんとなく嬉しかった。
その対談、知らなかったなあ。見たかった。

いくつかあげられている小説なんかも、ちょっとずつ読んでみたいと思う。

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2006.03.30 Thu
図書館で医学書の棚を見ていて、目にとまったので借りてきた。
絵入りで分かり易そうだし…と。

江戸小染花だっ。
と開いてすぐ思いました。
装丁に使われている紙が、そういう名称のやつなのですよ。中表紙ね。
結構好きな紙なのです。
それに、そんな名前の紙を使う心意気や良し、みたいな。

中身は非常に分かり易いし、本当に絵がふんだんで興味深かった。
もちろん文章もとても分かり易い。

手術の様子とか、そんなことまでしていたんだ!と思うこともあれば、
信仰心が今より格段に強いなとも思う。
…ああ、でも、不治の病となれば、今でも神頼みはするかも。
藁にも縋る思いで。
それを考えれば、誰でも病院へ行けて高度な医療を受けられる。
ただし金さえ払えば。という現代に比べたら、病にかかるということは
今で言う不治の病にかかることと同じなのかもしれない。
数百年たったら、こんな知識で治療していたのだ…
と今の医療に対して思ったりするんだろうか、やっぱり。


ぎょっとするような治療法は兎も角として、
天命として病も受け入れるというのは
凄いというか、ちょっと見習いたいと思った。

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2006.03.30 Thu
段々面白くなってきました。
でも、私としては、っていうか妲妃を倒せば
それでいいじゃないかと思うんだけど
殺戒とか天数とか、ああ面倒くさいって感じ。
その辺りが、分かり易い正義の勇者の物語、ではないんだよね。
聞仲だって可哀想だと思うんだけどな…。

宝貝の設定も、最早なんでもありというか、
いくらでも無敵にできるし、いくらでも穴を作れる感じで
微妙に感じます。

なんだか藤崎版をとっても読み直したくなってきました。
なんかあれも、当時連載中読んでいたんだけど、
戦いばかりで封神台に魂塊が…みたいな話ばっかりになってきて
分かりにくいし面倒くさいし死んでばっかり!
と思ってついていけなくなって読まなくなっちゃったんだけど、
それってつまり原本がこんなな以上しょうがないということになるよね。
それを踏まえてもう一度ちょっと読みたいな、と。

まあ残り下巻一冊です。どんなラストになるのか、
なんにも予備知識がないので楽しみです。

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2006.03.30 Thu
今レベル44です。通常ここまで来るにはこれぐらいのレベルが良いよ、
というレベルよりは高いみたいです。掲示板を見ると。
お陰様で、バトルには特に苦労はしていません。
やっとフォーン海岸に着いたところです。

以降ネタバレ。

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2006.03.29 Wed
なんで手に取ったかというと、ミーハー?な理由というか。
労咳とは具体的にどんな病気なのでしょうか、という疑問だったんですね。
ええ、そりゃあもう、幕末勉強しているせいです。
なんとなく知っていたけど、具体的には分かっていなかったので、
普通に勉強になりました。

更にミーハー?なことを言うと、『ッポイ!』でもマサキくんが
結核だったりしますが、しかも粟粒結核だったはずですが、
ああ、なんて大変な…としみじみ思いました。

怖いなあ。正直、昔の病気と思っていたし、
まあ確かに今は昔より治る病気ではあるんだろうけど、やっぱ病気は怖い。
何が怖いって、病院へ行っても風邪と判断されたりするのが怖いなあ。
やっぱり病院は嫌だし…。
って話が逸れてる。

なんで流行るんだろう。どこから感染するんだろう…。
取り敢えず咳してたって、普通それくらいじゃ病院行かないもんな。
気をつけないと……。

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2006.03.29 Wed
この間、人間の精神と肉体の関係についての本を読んだばかりだったので
すごく納得がいくというか、疑問が増えたというか。
ひとつの肉体に、いろんな人格が宿っていることは割と普通に理解できるのだけど、
ひとつの肉体なのに人格が変わると肉体もそれに合わせて変わってしまう
というのがどうしても解せない。
マリカのように、牛乳のアレルギー体質の人格と、そうじゃない人格。
筋肉のつき方や力の出方まで変わるという。
なんでなんだろう。
それほどに人の肉体にとって、精神の及ぼす影響は大きいのだろうか)
精神が強いのか、魂が強いのか。
多重人格でも、魂はひとつのような、そうでないような。

酷いことの間に日常がある。日常に狂気が巧妙に織り込まれていく。
これはものすごく、真実。
本当に、とても暗い過去を経験してきた人と接していて、
普通のこと、(親と晩御飯を食べながらテレビを見たとか、
彼氏とスキーに行ったとか)
を聞くと、え、そんなことがあったんだ、とびっくりしてしまうけれど
そういうものなのだ。
ずーっと一秒も普通なことがない生活なことは滅多にない。
そんなだったら、とっくの昔に壊れてしまうと思う。
そうじゃなくて、日常があるからこそ、壊れずに済むし、
だからこそ辛い日々も周りが気付いてくれなくて、長続きしてしまう。

オレンジとの別れは辛いけど、やっぱり仕方の無いことなんだと思う。
それは、失恋と同じじゃないと思った。
別れが普通で正しいことで、寂しいけれど悲しくはない。
もう会うことはなくて、存在もしていないのに、確かにここにいた。
幸せになって欲しいな。マリカには。
そして、オレンジにも。


バリ夢日記、思ったより長かった。
とても面白かった。
夢の話、怖いけれどとても面白かった。まるで小説みたいだ。
すごいな。不思議な夢だ。
でもちっとも不思議じゃないんだろうという気もする。
バリに行ってみたいな、とつい思ってしまった。

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2006.03.28 Tue
人の精神ってなんなんだろう。魂ってなに?
肉体は、その入れ物だと理解できるけど、精神と魂がイマイチ理解できない。
魂塊ってことなんだろうけど。

強迫観念に囚われて死んでしまったり、双子が同じ時間に死んでしまうとか
そういうことは今までにも聞いたことがあるけれど、
あらためていろんな方向からいろんなケースを見て、
それに対する専門的な文章を読んで、
本当に不思議な気持ちがした。

一体、精神の力で死んでしまった人というのは、
あの世でどう思っているんだろう。
なんだ、本当に病気じゃなかったんなら死ななきゃ良かった、と
後悔しているんだろうか?

宗教的な話、特に呪いとかタブーといったことで、
実際に死人が出てしまうという現象についてはこの本で随分納得がいった。

そこまで強い気持ちがあるのなら、喜びで生きることも可能なはずだ。
にも拘らず、自分の気持ちであるのに自分自身で
百パーセントコントロールできるわけではない。なぜなんだろう。
自分の気持ちなのに。


突然死を迎えるのなら、BAMが死んだショックであっさり死にたいな。
そうすれば最愛の人を見送る辛さも、後を追いたいとか、追えなかったとか
思い悩むこともないのに。
その類の死については、羨ましさすら感じた。

私の死は一体いつ、どのような形で訪れるのだろう。
勘違いとかそういったことではなくて、やりたいことをやりつくして
満足して身辺整理を終えて落ち着いた死を迎えたいものだと思う。

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2006.03.28 Tue
これも何度か読んでいるけれど、また読んでしまう。
ならいい加減に買えばいいのに。(また図書館です)

うたかたもとても好きだ。
家族の不思議な形、嵐との一風変わった恋。
とても前向きで、明るいお話だと思う。
でも私は、サンクチュアリがもっと好きだ。
つい智明くんに感情移入をしてしまうのだ。

以降ネタバレ。

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2006.03.27 Mon
どうしてこんなに何度もあるのに、八戒のいうことの方を信じるんだろう、三蔵さんは…。

悟空偉いなあ。
それでも師匠を思う気持ち、助けだせる実力。
なんだか普通に偉くてかっこいい。

ラストはなかなか孫悟空ピンチ、だったので、
次巻の展開が気になります。

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2006.03.27 Mon
イラスト入りで非常に分かり易かった。
正直、期待していた以上にこまごまとした色々なことが分かった。
限られた紙面に、イラストや図も豊富に入れてよくまとめられていると思う。
結構どのページも、純粋に「へ~」と感心して読んでしまった。
時刻の表し方など今まで見た資料の中で一番分かり易かった。

パンが焼かれていたとか、桜餅がいくらだとか、
庶民の暮らしに添っていて面白く読めたし、お薦めです。

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2006.03.27 Mon
前回書いてから、大分間が開いてしまいました。
そうこうするうち、とっくの昔にクリアした☆ってな人も
増えてきましたねぇ。

私は結構、最初からそこそこやりこんで、
2周目以降でめっちゃやりこむ人なんで、確かに話は気になるけど
そんな早くクリアしちゃったらもったいない…っていう貧乏性なので
全然まだまだです。
モブ退治とか、サブイベントに時間を費やしまくっています。
以降ネタバレ。

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2006.03.24 Fri
八戒がむかつく…。
三蔵もむかつきますけど…。
こういう昔話に出てくる神様ってのは、ほんとこう、
あんまり偉くないっていうか、
普通に焼き餅やいたり仕返ししたりするよなあと思います。
あっさり殺生がなされたりするけど、
それは中国の昔話ならではということでおいておけば、
悟空は普通に偉い弟子をちゃんとやってると思うのに
なんで三蔵は八戒なんぞの言うことを聞くんだろう。
解せない。

4巻には、金角・銀角大王の話が入っていました。
これは流石に私でも知っていたので面白かった。
でもこれ以外のお話は知らないというか、
ドラマにしろアニメにしろ、結構アレンジしまくってあるのだなと
気付きました。
まぁこの原本のままやったらあんまり八戒も三蔵も感情移入できないしな。

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2006.03.23 Thu
こういう本を読めば読むほど、人の体というのは
動物的で、即物的で、本当に物理的なものなのだなと思う。
自分で思っている以上に。
例えばガラスを乱暴に扱えば割れるように
さらしで綺麗に磨き上げれば曇りひとつなくなるのに
うっかり素手で触ってしまえば指紋が残ってしまうように
ひとつひとつの行為がしっかりそこに響いていくる。

こういう類の本を読んで、人それぞれ言うことは多少違うけれど、
大抵に共通しているのは、笑え、ということ。
笑うことが大切。
笑う門には福来たる。
結局、昔から言われてきたことに真実が含まれているのだな。

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2006.03.22 Wed
もう何度も読んでいるはずなのに、ついついまた手に取ってしまう。
全体的に淡々と、言葉にしにくい本当のことが
主人公の言葉で丁寧に語られていく感じ。
レビューで癒しのショートストーリーとあったが、
確かにそう感じられる短編集だと思う。

初めて読んだときは、『キムチ』の
薄い膜が自分と世界の間に張っていて、という表現にはっとした。
当時の自分にも、膜が出来ていて、視界が違うことに違和感を感じて
どうしていいか分からなかったからだ。

この膜が弾ける瞬間と同じく、どの短編にも
ある種の救いが描かれている。
それが、読み手に癒しを与えるのだと思う。

『血と水』のような許しを、押さなかった自分の世界へ与えられるのか。
『大川端奇譚』のように、過去を全て受け入れられるのか。
正直自分には、そうできる自信が無い。
だからこそ癒しを与えられず、世間体や自意識のようなものに
縛られて生きているのかもしれない。

接客業は人当りをするという言葉に、ちょっとひっかかるものがあった。
自分自身の接客好きで、人間好きの癖に人間嫌いなのは、
ひょっとしてそういう理由なのかもしれないな。

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2006.03.22 Wed
日本人にはやっぱり馴染めないのかも~…と思っています。
兎に角八戒が今普通に凄くむかついて、嫌いで嫌いでしょうがない。
三蔵法師も全然偉いっぽい感じがしない…。
ドラマのイメージが強くつきすぎているせいなのかな。
ドラマ版の方がキャラ的にも、話の展開的にも、日本人好みだなと思いました。

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2006.03.21 Tue
やっと王墓に着いて、一通りキリがついたところです。
以降ネタバレ。

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2006.03.20 Mon
今回のクールで、唯一ちゃんと見ていたドラマです。
況してや、最終回は堺さんがゲストキャラで登場ということで、
一体どんなキャラで?と楽しみにしていたのですが、
お釈迦様とはいいオチでした。
悪者でもなく、全部持っていっても仕方無いキャラと言えば、
お釈迦様以外にありえないかも。
あの音楽をバックに如意棒を回す姿や、
「これ痛いんだよね~」
というのが笑えて良かった。

堺さんの西遊記は再放送で数話見たくらいだけれど、
それでもインパクトも強いものだったけど、
香取くんの西遊記も充分現代版にきちんとアレンジされていて、楽しめました。

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