ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.07.22 Wed
小学生の頃。
お昼休みに突然校内放送がかかった。
『みなさん、綺麗な雲が出ています。外を見てみてください』
空を見上げると、虹色の雲が浮かんでいた。
虹雲と呼ぶのだと知ったのは、その日の夕刊。
詳しくないのだけれど、彩雲とは違うのかな?
それなりに珍しい現象だと書いてあった気がするのだけど。
珍しいかそうでないかは別として
未だにはっきり覚えているほど綺麗な光景だった。
そして、そんな放送をかけてくれたM先生が
素敵だなと思う。
時代だとか
田舎の小学校だからとか
昼休みだったからとか
色々条件はあるだろうけれど
そういうちょっと珍しくて
とても美しい自然現象を
みんなで見上げたことは
ちょっと良い思い出になっています。
そういうことって、大事だと思う。
今日は、皆既日食。
折角だから、ちょっと手を止めて見てみましょうか
って、いろんな意味で『言える』会社や学校はいくつあるのかな。
私は、『もうすぐ東京は最大食です』という
お天気のメルマガが来たので
手を止めてこっそり非常階段の窓から見上げてきました。
雲の切れ間から、三日月のようになった太陽が見えました。
雨は止んだけれど相変わらず雲が多く
写真を撮ろうとしたら丁度雲で隠されて
その後しばらく粘ったけれど見えませんでした。
でも、一瞬だったけれど見られた。
日食も雨も、神様のやることなので。
一瞬だけでも見られたので十分。
みなさんは見られましたか?
見られたり、見ようとする心や状況の余裕があったりしたことを蔭ながら願いつつ。
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