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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.05.20 Mon
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2010.04.10 Sat
別件でネットをさらっていてたまたま見つけ、気になって調べだした
私の母校、弥生小学校。

見つけたのはノエインのファンの方が写真をアップしていたページで
教育委員会や市とのトラブル云々と
何故だかきな臭い単語があり、更に調べていて愕然。

2009年の4月、西小と統合するというのは
私も知っていたんですが
統合し、西小を仮校舎にして、その間に校舎の整備をする
と認識していたんだけど、今ある校舎を完全に壊して
更地にして新しい校舎を建てる計画だったのだそうで。

全然知らなかった。

知っていたらどうなっていたわけでもないけれど
署名活動にすら参加していない自分が悲しい。

ごめんね、弥生小学校。
そして、活動してくださっていた方々に、ありがとう。

去年の年末取り壊されたらしく、
卒業生の絵もろとも壊されている写真がのっていた。

本当に子供たちのことを考えて新校舎にするのなら
卒業生の絵は一旦取り外して、新校舎に飾るとか
書庫に保管するのが当然なのに、それをしない。
そういう取り壊し。

ばれたら大騒ぎになって面倒くさいから
壊すのはぎりぎりまで内緒にしておきたかったという餓鬼じみた発想。

あの町はやっぱりそういう町だ。
腐ってやがる。
権力万歳で、活気も何もなくて
盛り上げる方向性も間違ってる。

石川啄木の資料館をつくる割に
石川啄木が教鞭をとった学校を取り壊す点ひとつとっても。

迷走している。

開国した当時の箱館を治世していた人たちはみんな偉かったけど
もう駄目だ。
再認識した。
どうしてあの町はああなんだろう。
町自体は素敵なのに。


今でも時々、あの校舎のことは夢に見る。
坂の傾斜を利用して作られていて
校舎もコの字型で
非常にユニークな作りだった。
低学年は下の玄関で、
高学年になったら体力があるからって、坂の上の玄関で
校庭に出るときは玄関に外靴を取りに行って、また校舎の中を通る。
校庭が校舎に囲まれた、中にあるから。

運動会とか特別のときだけ、正面にあるゲートが開かれて
地下道みたいな斜面を登って外から中の校庭へ直接行けたっけ。

歴史があって、校舎の造りが綺麗で
素敵な学校だった。
私が小・中・高と通して、唯一楽しい学生生活だったと断言できるのが
弥生小学校での数年間だ。
同窓会がもしあったとして、行きたいと思うのも唯一、弥生小学校。

もう、無いんだ。

まさかあんな歴史のある素敵な建物を
なくしちゃうなんて思いも寄らなかった。

自分の出身校がなくなるって、それだけでも悲しいものなのに
あの学校は本当に、建物自体が特別だったのに…


卒業生である自分が知らなかったし
誰も知らせてくれなかったってのは、寂しいな。
ネットでさらっても、あまり地元の人の反対の声がでてこなくて
これも悪い意味での函館『らしさ』を感じる。

なにもできなくてごめんね。

6年間ありがとう。
卒業してからも通るたびに
ノエインとか映画とかで有名になるたびに
自慢でした。

ありがとう、弥生小学校。



参考までに。
とても丁寧にまとめてくださっていたので。

函館 ・ 弥生小学校の保存を考える
http://yayoizaka.exblog.jp/

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