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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.05.20 Mon
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2010.02.09 Tue
この小説を元にした、キャラメルボックスの舞台『嵐になるまで待って』
を先に見た。

成井さんの作品の長所でもあり短所でもあるところが、純粋なところだと思う。
悪く言えば垢抜けていないというか。
キャラメルの脚本を書くときに、真柴さんと一緒に書くと
真柴さんの女性視点が加わることでいい感じに中和されるのだが
小説単体で読むと少しきつい気がする。

舞台では役者陣の演技や効果音や演出で
迫力に押されなんの疑問も感じなかった部分でも
小説だとそれがない分、リアリティに欠けて見えて違和感を覚える。

ユーリが真実を殴り書いてノートを渡し、走り去るシーンは
相変わらず好きだけれど
周囲がユーリのことをあっさり信じすぎる点や
波多野の姉との会話
波多野と姉の結末など
リアリティの無さに、ちょっと話に入り込めない。
舞台では全て無視してぐいぐい引き込んでくれるパワーがあるが
それがない分個人的にはイマイチ引きこまれないままの
悲しいラストに感じられた。

個人的には舞台の展開の方が好き。

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