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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.05.09 Thu
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2009.08.04 Tue


公式のヒントで、
伏線は第一話に集約
ex)滝沢が空港でとなりの林檎ガムではなく梅ガムを買ったのもヒント。

というのがある。
これも、第一話が実は切り貼り、もっと言うと
映画の後のシーンなのではという論拠。

まず踏まえたいのは映画のタイトル。
King of edenと、paradose lostである。
東のエデン、つまり日本の王になった滝沢が
なにがしかを経てその地位なりなんなりを失い
そんな彼との思い出を偲んで咲が再びワシントンへ。

→卒業旅行で途中から別行動を取ったくらいで
「みんな怒ってるかな」と咲が思うには弱い気がするが
みんなの諦めなさいという反対を押し切っての旅だとしたら
納得がいくのでは。

滝沢に声をかけられたシーンで
「げっ、マジ? っていうかなんで裸?」
つまり、げっ、マジ? と言った理由は全裸ではない。
→滝沢と出会ったときと同じようにコインを投げ
(警官を確認した上でそれでも投げたのはわざとだったとも考えられる)
あの時と同じように声をかけてきたことへの
「げっ、マジ?」 では?

この時の滝沢は逆光で顔が見えない。
実は滝沢ではない、または年数や経験を経て違う表情の滝沢である、ことも考えられる。
咲がタクシーを降りた時点での雲も飛行機雲もない。
前回書いたが滝沢がうつっているカットでは咲がうつっていないし
咲のカットでは滝沢がうつらない。
二人が同じカットにおさまるのは、滝沢が轢かれた? と警官が立ち去った後。


また、小説版で書かれているという
咲が思わずなぜか服を貸してしまうこと。
異人さんがあっさり滝沢にズボンを貸す理由について
公式ブログで咲の身に起こった事がヒントとされている。
更に滝沢が部屋の番号を聞くとあっさり回答されたり
婦人警官が見逃してくれることなど
滝沢の人心掌握能力の高さだが

滝沢に超能力がるというオチならば
クロハさんがイリュージョンを使ってエレガントに脱出したことが台無しになる。
ジュイスの能力であるとしても理由付けが弱い。
(セレソンシステムの圏内に入った、と羽田で電話がかかってきたのは、国内だからなのか飛行機から降りたからなのかによっても多少変わる。
自分は日本国内だからだと考える。
全世界を動かす権力までOUTSIDEにあったなら
自分で世界を良く出来ただろうし。
とすれば尚更、ジュイスに頼ったわけではない。
空港を出られるか? というのも、あそこで初めてジュイスを試すために使ったわけで
あれがミスリードで実はワシントンでも使っていたとは考えにくい)

となれば。
みんなが思わず滝沢に尽くしてしまうのは
滝沢がエデンの王だからではないのだろうか?

だからこそ、第一話は実は11話の後
もっと言えば映画の後なのではという推理。


少し気になるのが、
滝沢はラストで「王様にしてくれ」と言った。
が、咲は
「王様のいないこの国で王子になった」
と言ったはず。

裸の王様的な道化を演じるという滝沢の意思が比喩だったら
王様=人心掌握能力あり 説は崩れる。
ただ、首相をぎゃふんと言わせたジュイスなら、受理した以上比喩ではなく本当に滝沢を王様にするはず。

滝沢は王様になったのか、王子になったのか?
この違いは重要なのだろうか。
それによっては、第一話のタイトルが
王子様を拾ったよ
であることが、咲の理想の男という意味ではなく
実際に王子様を拾ったからこそのタイトルである可能性がある。


この第一話が実は真のEDの後
(アバンの背景が芝生であることからも
咲が後日来ている説は有力)
だとすれば、滝沢は二度目の全裸になるわけだが
何故裸だったのか。
答えは簡単。エデンの住人は裸がデフォなのだ。

記憶を消す前のNo.9(滝沢)は、ニートたちを
「消費の『楽園』に連れていく」
と騙して集めて裸にした。
滝沢の中に聖書的なエデンの知識やイメージは当然あったはず。
エデン=楽園、食糧には不自由せず裸で恥も感じず
暮らしていける場所。
裸で弁当を用意されていた消費の園。
正に豊洲のショッピングセンターだろう。

滝沢の中にこの思考があること
EDでも同じ音が携帯から流れていたことから
ワシントンに飛び一ヶ月間なにがしかのことをした上で
携帯の履歴を消去し、洗脳プログラムをダウンロード。
翌日ホワイトハウスの前で服を脱ぎ、拳銃を構えてから
プログラムを実行。
この瞬間に記憶がとんだと思われる。
が、プログラムが洗脳の割に価格が安いこともあり
寧ろ催眠の一種で、一時的に記憶を凍結させているだけでは
という説があるがこれには同意。
一ヶ月間警察が多い、などと調べまわっていたようだが
この中には物部の目を眩ます
(No.9はもう終わった、監視する必要はないと思わせる)
為の行動も込みだろう。
裸でホワイトハウスに銃をつきつけるのも然り。
更に実は咲を待っていた可能性もあるのでは。

裸になることには彼の中で
記憶、携帯の履歴、全てのリセットという概念があるはず。

エデンの園でアダムとイブは、知識がなかったので
平和に暮らしていた。
蛇に騙されて、「あれを食べたら死んでしまう」
と神に言われていた禁断の実を食べて知識を得て
賢くなるが、エデンを追い出される。

酷い言い草をするなら、獣と同じ生き方が必ずしも幸せだったのか
知識を得て賢くなったことで
不幸なこと(騙しあいなど)もあれば幸せなこともある。

ニートに肩入れするような表現
しかし直列につなげば、という上から目線
ジョニー・クリーチャーとされる幻にいい加減にしろ
と怒鳴るところから
正どうしようもない人間への神の愛
に似たものを感じる。

果たしてエデンは本当にparadiseなのか。
知識の実を食べると不幸になるのか。

一種の賭け(ただし前向きな)にも思える。

だからこそ林檎をキーワードにした洗脳解除をしたのではないだろうか。
林檎をもし食べていたなら知識は戻っていたのだろう。

 

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