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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.05.20 Mon
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2009.02.13 Fri

アニメ見てたんです。
台詞忘れちゃったけど、ら抜き言葉使ってんの。

脚本家が悪いのか、声優が悪いのか
監督やらが悪いのか

まぁなんでもいいんだけど

現場で誰も注意しないんだね。


なんか脚本も面白く感じないし、もういいや。

と途中でテレビを消したら、相方がキャラメルのクロノスのDVDを観始めました。


キャラメルの製作総指揮の加藤さんは
劇団員がら抜き言葉や間違った日本語を使うと
秒速突っ込みで訂正します。

普段どんな言葉を使っていても、舞台上でしっかりしてればいい。
けど、普段正解を知らずに過ごしていたら
舞台上でうっかり不正解をしてしまうかもしれない。

だから、舞台以外のpodcastやいろんな場面で突っ込みます。

(*´劇`)「観れるといいね」
(*`加´)「観られる」

(*´劇`)「お箸が二個」
(*`加´)「二膳」

そういう突っ込みいれる人が、自分以外にいてくれることに
加藤さんを見てすごい安心しました。(笑)
イラッとしたときすぐ加藤さんが訂正してくれれば
少なくともキャラメルという集団は
正しい日本語を理解している人が一人以上いるとわかる。
だから舞台も安心して観ていられるし
日本語を大事にしているから物語の流れ自体とても綺麗。


これ、めざましテレビの大塚さんもそうだよね。
加藤さんポジでいてくれるから、凄く安心して見ていられる。
だから朝はめざましテレビ派の私。


なのに、劇団の舞台に匹敵するアニメ放映で堂々とら抜きっすか。
あ~そうですか。
それとももう既に新しい日本語とか言い出す?
まさか主役が若い男の子だから敢えて今っぽくしたとか?

ありえないありえない。


真保さんがアニメーターしてた頃の話とか読んでも
漢字の読み仮名の話なんだけど
脚本家がミスして、声優が訂正したのに監督が脚本家が合ってる
って言うんでそれで録音して放映したら
実は声優さんが正解でしたってことがあった らしいんだけど

このアニメも誰がなんなんだかわかりませんけど

誰にしろ言葉のプロとも言えるはずなのにねぇ。

真保さんはその話、そうやって語るぐらい覚えてて後悔してて
それから辞書(当時電子辞書とかないしね)数冊
持ち歩くようになったのだとか。

そういう人の書く小説は、言葉が美しいし
嘘を書かないように緻密な取材がなされているし
展開自体が綺麗で無駄が無い。


細かいこと言いすぎって思うかもしれないけど
はっきり言って所謂”乱れた日本語”乱用している作品って
そこ以外の部分も乱れているものです。


仲間内で話す時や自分の日記で
ら抜き言葉使おうがギャル字使おうが構わないけど
”外”できちんとできないくらいなら
普段からきっちりしてるべきじゃないのか?



やっぱクロノスは名作です。

いろんな意味で。



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