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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.05.09 Thu
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2005.12.17 Sat
色々予定を済ませたかったのに…。
起きたらなんと14時を過ぎていた。
急いでBAMを起こして、ご飯を食べて、お風呂に入って、
いざ渋谷へ。
なぜならくるちゃんのライブイベントがあるからなのだ。


普段APPILE STOREなんか行かないから全然知らなかったのですが、
こんなところでライブイベントがあるものなのですねぇ。


20時からのライブ。1~2時間前には着いていたかったんだけど、
結局着いたのが19時。
こういう無料イベントって実は初めて行くので、
何時から並んだらいいのか
整理券とか出るものなのか、さっぱり勝手が分からないままに
店頭に着いたら既に長蛇の列。
そして『定員に達しました』の案内を持ち立つガードマン二名。
しかしその後に並ぶ女子6人ほど。
日韓ワールドカップのときのパブリックビューイングで、
(大阪は無料なのだ)
締め切られていて諦めて徘徊していたら、
ふと気付いたらその看板の位置が
後方に移動していて、並んでいたら入れたのに!という目に遭ったというBAM。
彼の意見に従い、取り敢えず待つ。
しかし情状酌量で入れてくれるには無理があるほどに列が伸びていく。
微妙だ…。
「入れませんからね」と店員さんかプロモーターさんか、はたまたルーツの人か。
男の人が言う。割には、
強制退去はさせようとしない。
微妙な雰囲気だ…。


と思ったらBAMがぼそっと
「本人やん」
そう。なんと、くるちゃん本人が、帽子にジーパン、パーカーの出で立ち
ザクティを片手にこの長蛇の列を撮影に現れたのでした!
で、手を振り返してくれつつファインダーを覗き込んだまま、
すーっと来て、すーっと行ってしまわれました。
ああ、なんて芸能人オーラの無い!(笑)
可愛かったのが、うちらのちょい前に並んでいた女の子の二人連れが、
「何?今の幻?」
と抱き合わんばかりの大興奮。
果たしてイベントが見られるのか不安な私たちですが、
「だって神が降臨したんだよ?!(だからきっと見られるはず!)」
っていう彼女たちの言い草がとっても可愛かった…。

対して私とBAMの反応。
「芸能人オーラ無さすぎ!」
「ザクティって!センスなさすぎ!」
そう。好きすぎてけなす。これもファン心理。(笑)

開演の20時を前に、列が進みだすので取り敢えず着いていってみる。
と、結局列最後尾以降は締め出されて入れてもらえず、出入り口でたまることに。
となると、店内で製品見て、ぎりぎりに外出てた方が、出入り口最前列をとれるということに。しかも寒い思いもしない。
なんじゃいそりゃ。
そして買い物客は普通に出入りできる。
「じやあi pod買いに行くか?」
と私の周りでもちらほらそんな発言が。
そりやあそう思うよなあ…。


実際イベントは1階であって、突き当たりにステージが作られて
2階からくるちゃん登場だったらしいんだけど、
さっぱり見えない。
くるちゃんが来たら当然みんな前へ行くから、店内は後ろ半分くらい空いてるんだけど、
APPLE側としては列最後尾を頑として守って入れてくれない。
列に並んで寒い中慈悲に縋って頑張った割に、入れてもらえない、場所は悪い
見えない、外の騒音しか聞こえない、の最悪ポジション。
狭い出入り口から微かに聞こえる音を便りに一生懸命聴いているのに、
うるさいバイクの音。
通行人の嬌声。
同じ通行人の騒ぎ声でも、
「なにやってるの?」
っていう野次馬で駆け寄ってくるのは同じでも、
「え?AIR?見たい!!」
と言っていたギターを背負った青年は可愛かったけども、
「だれそれ?」「ああ、BAKUでしょう」「スパイラルなんとかのかたわれでしょ?」
「なんか芸能人いるみたい」「そんな奴知らない」
とか言ってるなら早く立ち去れ!おまえらの声でただでさえ聞こえない
くるちゃんの歌声が聞こえないじゃないか!I
退けサタン!(@聖書)


そんなこんなでさっぱり聴こえず、
すっげー込んでるのにリュック背負ったままの奴多数,(特に男)
具合も悪くなってきて、途中で列から外れたりしながら、
むしろ早く終わってくれって勢いでなんとか21時まで聴く。
神が降臨したときに神の尊顔を拝めた以外、さっぱり見えない・聴こえない。


ぐったりしながら帰る。

腹ごしらえして行こうかと、ファーストキッチンに入る。
店員の太った男の人、こっちの話を全然聞かない。
会計一緒なのに
「会計は別でよろしいですね」
とか、しまいにはまだ注文してるのに
「以上でいくらです」
とか言い出す。
むかつきつつ、もう面倒くさいから黙って注文して受け取って席へ行く。
激オチのテンションをなんとかあげようと努力して会話に専念しつつ
腹ごしらえするも、流石渋谷。馬鹿ばっかりだから、
店内が激しく煩い。特に左側にいた女どもが大騒ぎ。
しかも食べ物屋で化粧をするなよ…。


半分も食べたぐらいで、今度は後ろにいた客が。
この客、女ふたりに年上の男ひとりの変な取り合わせだったんだけど、
男が椅子ごとこっちに倒れこんできた。
木の椅子の背もたれが私の腰骨に激突。
思わず痛いと口走る。
女の片割れが「すいません」と一応言ってるようだけど、
もうやめてよー的な苦笑いまじりで、絶対申し訳ないと思ってない。
何より張本人の男はこっちに見向きもせず、
「なんだよ笑いのために体はってんだよ」
とかなんとかほざきながら椅子を起こして座り直してる。
つまりわざと倒れたってわけ?

不愉快だけど喧嘩売るのも面倒で、食べ物を残して店を出る。
歩くのが辛いくらい腰が痛い。

これ以上不愉快な思いをしたくないので、特急料金を払って
指定席で帰る。
家で鏡を見てみたら、青癌になっていました。

最低だ。

やっぱり渋谷は嫌いだ。
ろくなことがない。
馬鹿が集まる街だ。
大っ嫌いだ。

 

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