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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.05.20 Mon
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2007.02.22 Thu

以前から読んでみたいと思っていたのですが、遂に図書館にて書庫から掘り出してもらい
借りてきました。
自分たちのことながら目から鱗と聞いてはいましたが、本当にそうでした。
恩についてアメリカの人にわかりやすく言うと借金だという件を読んだときにはびっくりしましたが、
でもまぁそうかぁと。

内容的には現代日本人には必ずしも当てはまらないし、
(いまどきここまで親の言う通りに会っても無い人と政略結婚的に結婚するのは
流石にそう多くはないでしょう、とか)
本当にこうかなぁと思うこともあったし、
実際筆者が勘違いして書いていることもあるのですが、
そうは言っても実際日本に来たことがないのにここまで分析しているのはとてもすごい。
是非一度来てもらいたかったものです。

戦争を通して気持ち悪いから嫌い、じゃなく、気持ち悪いから調べなさいっていうのがきっかけで
作られた本だとは知らなくて。それもまたすごいです。

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2007.02.07 Wed
あとがきを読んで初めて、大河ドラマ「新選組!」の時代考証を担当された方の著作だと知りました。
道理で。なんか納得でした。
さまざまな資料を参照しかつ出展を明記。異論も極力取り上げて書かれており、
入門書としては非常に分かりやすくて良いのではないでしょうか。
自分としてはこの本で新しく得た知識って言うのは無かったのですが、
それはつまり、多くの史料を元に秀逸な取捨選択が成されてかかれた本だからこそなわけで
適量だしすぐに読めるのではないでしょうか。

佐幕派が刀剣などの古くからの慣習に固執したばかりに敗れた
時代の流れを読めない時代遅れの集団
というような一方的で誤った評価を、分かりやすく論破してくれる内容だと思います。
 

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2007.02.05 Mon

違う切り口から日本を知りたいなと思い、読んでみました。
が、幕末というか、ペリー来航と西南戦争関係ばかりで
もっと具体的に言うとほぼ薩英戦争のことばかりで、
私の知りたかった全般的なことはあまりなかったです。
日本人という民族についてどう思っていたのか、
武士について、とかそういうことはかなり少ない抜粋にとどまっておりました。

でももちろん、こう見られていたのか、とか
こういう事情があったのか、といろいろと勉強になりました。

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2007.01.26 Fri
映画は見たことがあるのですが、原作は読んだことがないな、と。
読んでみて、映画と印象が変わらなかった。

ネタバレですが

このストーリーの面白いところは、
単純に無いはずの住所に手紙を出したら返事がきた、
たまたま同じ名前の人が住んでいた、では
ただのありえないファンタジーなのに、そこを一歩進めて
同姓同名の同級生がいた、とすることで、
それがちょっとリアルに見えるから他のありえないところが
見えなくなって
普通にラブロマンスとして展開していくところ。
これが小技だなと思うのです。

文庫版にのみついていた寄せ書きですが、
私もこれ、思いました。
死んだ恋人が自分と付き合ったのは、自分が好きだったんじゃなく
自分がただ初恋の人に似ていたからというだけ、
という残酷な話なんでしょうか。という。

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2007.01.23 Tue
ここまではっきりと、『勝者』を批判した本はあまり今まで読んだことがないかもしれない。
この本だけを読んで知識が偏るのは良くないけれど、本当に教科書しか知らなくて、
新選組が悪、慶喜は賢人としか思っていない人は、
読んでみると物凄く驚くのでは、と思う。

自分はどちら側にせよ当事者ではないし、本当のところどうだったのか、
というのをここまではっきり言える立場にはないと思っている。
しかしながら、武士として忠義に生きた気持ちを思うと
やはり日本人として心を動かされるものがある。

ここから日本の政治腐敗が始まった、というのはすごいなぁと思う反面、
言われてみれば確かにそうかもしれないとも思う。
ただ今の世の中、誠のために命を顧みず立ち上がる人もいなければ、
そういう社会環境でもないだけに、腐敗を一掃するのもなかなか難しい。
だからこそ農民の出でありながら武士として生きた人への
憧憬の念も含めてこの時代に興味があるのだろうと思う。

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2007.01.19 Fri
久しぶりに借りた小説なので、サクサク読みました。
タイトルと装丁に惹かれたのですが、なんだか不思議な本でした。

ん~。
こういうの最近流行ってますよね。
悪くはないけど、ただ不思議なだけで種明かしとか
読み手が納得するポイントがないし、
死の重みや尊厳を持ってきて高尚な不思議感に持っていかれても、
ちょっとどうかなーと思います。


マアトってお菓子は実在するんでしょうか?
Yahoo!で検索したけど、この本の感想書いてる記事にしか
行き当たりませんでした。
ご存知な方誰か教えて下さい。

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2007.01.18 Thu
特番のドラマで明智光秀をやっていて、それを見て、
かねてから興味があった本能寺の謎なのですが、これをきっかけに読んでみたいなと。
思って図書館に行ったらズバリのタイトルの本があったので、取り敢えず借りてきた次第です。

ドラマは明智さんが真面目過ぎた故、かつ明智さんと秀吉が理解しあっていた風に書かれていたのが
私のツボで、横暴なタカヤ演じる信長もかなり良い感じだったのですが、
この本の書かれてあることはそれとは全然違うんだけれども、かなり面白い。
詳細は書きませんけど、
そうだったのかも。そうだったのならすごいなー。
という。
教科書で学んだことって一体なんだったんだろう。
つくづく思います。
強制されたり、受験のためではなくて純粋に知識欲を満足させるための勉強ってこんなに楽しいのに、
それを勉強している当時に思えないのって悲しいですね。

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2007.01.12 Fri
興味をもったのは、どうせ新選組つながりで。(笑)
天狗党は、水戸藩とは?という興味からだったんだけど、
景勝と直江とかいろんな話もなぞらえて書いてある上、
現代でいうJAとか総務部長とか、わかりやすく書いていて
今まで読んだ童門さんの本の中で個人的には一番面白かったです。

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2007.01.05 Fri
なんと言っても、筆者が小島資料館の館長さんなので
書いてあることに信憑性や愛情がきっちりある感じがするのが良いです。

池田屋などのセンセーショナルな話題ももちろん恰好良いけれど、
近藤さんがこんな鎧を大事にしていたとか
そういう日常の出来事がやはり人物像を浮き上がらせてくれるので
読んでいて楽しいのです。
資料館も前々から行ってみたいと思っているのですが・・・
如何せん開館日との都合が合わないもので。
でもこれは本当に是非行ってみたいです。

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2007.01.04 Thu
タイトル通り、出会った人々から見た新選組、という切り口なので
とても新鮮で面白い。
新選組に協力した人、関係の薄い人、敵対していた人
さまざま。
これはかなり勉強になりました。

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2007.01.02 Tue
リレー形式の映画だとは知らず、最初は意味が分からずに見ていました。
基本的には面白いと思いましたが、映画館に見に行くほどじゃなかったなと…。

犬は人間より命が短くて、人間より先に死んでしまうことも
純粋で忠実なこともわかりきったことだし
それを使って悲しく仕立てられるのはちょっとね。
なんで病院まで追ってきておいて、そこから先がわからなかったにしても
何年もそこで待たれるのもなんだか。
で、なんで別れのきっかけになった草むらにもう一度ボールを投げるのかとか
私としては納得がいかないというか、理解ができなかったですね。
アニメも良いといえば良いけど、やや分かりづらいし、
真実を伝えるのならばガスで眠るように死ぬわけではけしてないんで。
苦しんで死ぬわけですから。

犬好きにはお薦め★とよく聞きましたが、
個人的には微妙でしたね。
杏ちゃんは良かったですけど、泣かせようとして作ってるのが
なんか嫌でした。

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2006.12.29 Fri
GYAOでやっていまして、そんなに期待せずに見たのですが、
なかなかに面白かったです。
ある意味ベタベタなドラマと言えばいえるのですが。
まぁ良いでしょう。

追いつめられた谷原さんと、イっちゃった大沢さんが
なかなかいい味だしてます。
剣舞(としか言いようが)が多く、確かに綺麗と言えば綺麗で、
あずみの監督さんだということでなんだか納得でした。

テレビドラマ版とも綺麗につながってるし、いいんじゃないでしょうか。


それにしても、私だったら絶対天国へ行くよ…。
地獄になんかいきたくないし、
ずーっとさまよってたら多分飽きちゃうもん。
生きていたいです。

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2006.12.29 Fri
GYAOでやっていたので見てみました。

うーん……

あの、原作を読んでいて、原作が好きな人には、
お薦めとは到底言えないですねぇ。
なんつーかこう、原作とはもう全然違うものと思わないと。
如何にも中国映画。ベタベタのぼんぼんとか
ださいシーン満載ですし。
車のシーンだけはほぅと思って見ましたが、
それ以外はもうなんか極力見ないようにして見ていました。(笑)
以降ネタバレです。



つっこみどころは満載なんですが、
タクミとリョウスケが対等っぽい関係なのと
イツキがナツキのことをばらしちゃうのはこれ以上キャラ増やせないし
まぁわかるんですが
それにしてもナツキのエンコーがばれちゃって
勢いでバトル行って車壊すしもうサイテー。じゃなくて、
車壊れて直ってバトルして、勝ってナツキのこと知ってしまい、
それでなぜかその勢いでプロジェクトD参加しちゃうっていう
この流れがわけわかりません。
で、電話でそれ告げてあっさり映画終了ですわ。

なんすかこれ。

ストーリーは見ないで車のシーンだけ見ればまぁ
楽しめないこともないですがね。

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2006.12.28 Thu
GYAOのアニメ一覧で、
「あれ、この絵って由貴さんじゃないの?」
って思って見出したら、声優さんが…声優さんが…。

取り敢えずBAMに報告。ふたりで見る。
俊くんファンになってしまったBAMには、クルーゼ系の声で
やってくれてるんで嬉しい反面、
「もうおなかいっぱい」と。(笑)
なのでひとりで見続け、遂に最終話まで見ちゃいました。

正直、絵と声優さんに興味があっただけで
ゲームも知らないし、ストーリーにあんまり関心がなかったのですが、
なかなかラスト二話くらいですごい深いというか
ミステリアスになってきて
あらまぁこういう話だったの?という感じでした。

こういうの好きな人にはほんとたまらんでしょうねぇ、これ。
ええ、面白かったですよなかなか。

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2006.12.28 Thu
GYAOの放映で見ました。
もうこれは、最高に面白いです。

私は小説→ドラマ→映画という道筋を辿ってきたわけですが、
そんな割と初期からのファンの私でもかなり楽しめます。
飯田さんの作品には、若干一般人には受け入れられない描写が
あったりして、そこがまた魅力ではあるのですが
ファンの目からみても、
「あーそんな書き方したも伝わらないんじゃ・・・」
っていうところがあったりしたわけです。

そんなところが、アニメになってからすっかり洗練されて、
描写もストーリー展開も非常に誰にでもわかりやすくなっています。
基本的には原作に忠実です。
が、ラスト二話がオリジナルです。

私は小説『DEEP THE FOREST』が大好きで、それもアニメで
やってはくれまいかと思っていたのですが、
結果やりはしなかったけれど、その中のラストに近い終わり方で、
それよりも非常にわかりやすく、ドラマ、映画、小説を
綺麗につないでくれたアニメだと思います。


また、声優さんの力もかなり大きいのではと思いましたね。
森川さんはもちろん、直也役の石田さんの声はかなりぴったり。
透明感があって純粋で、でも強い意思のある直也を見事に
演じきってくれました。

これはドラマを知らない人にもおすすめです。

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2006.12.28 Thu
自分としては、特に目新しい記載もなく、
それよりもむしろ「それ史実じゃないよね」ということもたくさんあり。
ただ、筆者ご本人も言われている通り、
小説は史実通りに書かなければならないものではないわけで
まぁしょうがないよね。
筆者の旅行記的な感じで、純粋なガイドブックでもないですが
一応章ごとにざっと史実をまとめたものも記載されているので
初心者にはおすすめなのかもしれません。

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2006.12.21 Thu

こう思っていた、こういった、と伝わっている
という記載の中で、この本で始めて知ったことがいくつかあった。
特に、土方さんが函館に至るまで思っていたこと、
そのあたりのことが納得がいった。

勝てないと知っていて、それでも挑む勇気というのか
気概というのか。
やっぱりそういうところに、どうしようもなく惹かれてしまう。

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2006.12.13 Wed
帰りの電車の中でコツコツ読んでいたんだけど、何度も泣きそうになり
且つこの先の展開は辛い、と思って残り1/3くらいは家で一気に読破しました。

なんかこう、流行になってるものをちょっと見下しちゃう傾向にあり。
だからこれも、なんか流行ってるけどどうなの、本当に面白いの?
と思いつつも、一応読んでおこうと思って今年の春先に図書館で予約した本。
やっと順番が回ってきたんで読みましたが、待った甲斐は十分にありました。
読んでよかった。

展開や内容はベタといえばベタなのに、なぜだかとっても素直に読めてしまう。
田舎から上京した人には、多かれ少なかれ身に抓まされることがあるのではないだろうか。
もう自分のことを言っているのかと思うくらいびしびし突き刺さってくる言葉たち。
きつかったり面白かったり。
言葉の使い方が普通に面白いし、なんだろう・・・。兎に角良かった。
久しぶりになんか素直に泣けた。
読んだあと、なんだかわかんないけど兎に角頑張ろうって思った。

文庫で出てるのかな?出たら買おうかな。

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2006.12.08 Fri
白虎隊のことを知ったのは幼稚園か小学生の頃だったけど、
もの凄く衝撃だった。
しかも城が落ちたというのが勘違いだったいうのがまた悲哀で。

だけど、生き残った隊士たちが
逆に白虎隊の名声が高まるにつれて辛い状況に追い込まれたとか
そういったことには着眼点がなく。

なるほどなぁ…。
酷なことだ。

なんかそういうことも含めて、いろいろ勉強になりました。
 

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2006.12.01 Fri
お友達に文庫本を借りました。
GYAOでオンライン試写会に当選して、映画の方を先に見ているもので、
設定とかいろんな違いに戸惑ったし、どうしてもゆみこちゃんは可愛いエリカちゃんの
顔と声でしかしゃべらないんだけども
それでも映画の直し方もあれはあれでよかったんじゃないかと思える感じで、
映画も小説もどっちの印象も良いまま読み終えることができてよかった。

ただ、映画を見たせいか、最後は良い声で歌って欲しかったな。

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2006.12.01 Fri
正直言って激・面白いです。
なんつーか、函館人は全員これ読まないとダメだよね。
読んで初耳なことがたくさんありました。
松川町ってそれでだったの??とか、あの公園の、やけにキラキラしてる顔の
プレートってそういうことだったの??とか
本当に驚いた。
非常に面白いし勉強になった。

小学生のとき、社会の時間に一応函館の歴史とかならったけど、
函館の大火がどうこうとか、うちの小学校には石川啄木が先生としていたんだ
とかばっかりで、こういうことはあんまり詳しく
習った記憶がないな~。
こういうことも教えて欲しかった。

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2006.11.21 Tue
非常にわかりやすかったです。
本当にガイド本という感じで。

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2006.11.20 Mon
分かりやすいですが、西軍の記事が多いように思いました。

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2006.11.19 Sun
今まで全然、ちゃんとは知らなかった世界なので
いろいろと驚きでした。
筆者が風俗をしていた女性なので、ならではの視点というか。

逆にだからこそ、資料的な意味合いや信用性には乏しいですが
とっかかりには良いのでは、と。

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2006.11.19 Sun
出版が古いので、情報も古いところもありますが、
まぁ良いと思います。

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