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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
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2005.10.05 Wed
竜馬がゆく〈1〉
竜馬がゆく〈1〉
司馬 遼太郎

新選組の勉強の一貫で手にとったのですが。
まあ面白いか面白くないかと言われたら、面白いです。

ただなんというか、燃えよ剣を読んだとき、多くの人はすごく面白いと言っていたけど、
私には筆者の新選組への愛情がどうしても感じられず違和感を覚えて。
あとがき?を読んだらやはり、好きではなくて、書き終えた今やっと好きになった
というようなことが書いてあって、やっぱりそうだよな、と思ったわけです。
で、そのとき同時進行で書いていたとかいうのがこれじゃなかったんでしたっけ?

新選組が嫌い、開国派が好き、というだけあって、竜馬への愛に溢れていて
まあ面白いです。読みやすいし。
読みやすすぎて、「本当に竜馬と小五郎ってこんなすごい奴だったのかよ?」と
疑問を覚えるほどです。
結構へえと思うことはあったのですが、思ったところで
もう一度それが史実によるのかそうでないのかを調べないといけないんで
(私の今の用法的に)手間暇はかかりますわ。やっぱり。

私は変化系じゃなくて強化系とBAMにも評された通り、直情型?なんで、
策略とかよりもやっぱり、
いきなり大砲をちらつかせて仲良くしようと言ってきた見ず知らずの人
が家に入ってきたら、抵抗したいし悔しいけど、うちには刀しかないから無理だな~
とか思うよりも、例え今ここで死んでもこんなこと許しておけない、
意地は貫き通す!と家族を守って刀を抜く人なんですよね。
いくらもう時代遅れだと言われても、受けた恩は大切だし、
非情なことには抵抗したいですよね。
だからすごく、新選組に心酔するわけですよ。
もちろん竜馬とかも好きだし、みんなが真剣で頑張っていたんじゃないかなってところで
どっちが悪いとかどっちが良いとは思ってないんだけど、
多分私が当時に、男として生きていて、例えば試衛館の門人だったら、
きっと浪士組に参加してるだろうなって思うのでね。
そういう観点から見て、ちょっと筆者の竜馬への愛が、
新選組への愛の形を読んだ後だったのでつい比較してしまうので複雑ですわ。

いやでも、続きは読みますよ。もちろん。

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