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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.05.20 Mon
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2007.11.28 Wed
笑えばうまくいく、と自分を誤魔化して笑っていれば
結局無理がたたって時々駄目になる。
ヒビキくらいの年齢だったら尚更のこと、疲れるだろうなと思う。
正直ヒビキは、私も好きではない。多分目の前にいたら
可愛がるどころかむかつく。
でも、確かにすごい生き物、ということは分かる。偉いとも思う。

源司さんはかなり好きな人だ。
「おまえなんか俺にかなうわけねぇ。ギター弾いてやがれ」
という台詞から感じるプロ根性や、尚への思いやり。
自分がローディまでつとめるほど愛したバンドが解散するのは
それはひどく辛いことだったろうし
「続ける為に続けるのか」と言われたら頭にもくるだろう。
その真っ最中にいた彼にとっては。
でも心が生きているかは関係なしに続けるというのは、やはりひどいことだと思う。

怒ってるのに似てる。怒るとか笑うとか名前ない気持ち
この表現、秀逸だと思った。
不思議に静かで、でも溢れて燃えるような気持ち。
好きな人に対して、心底「キライだな」と思う気持ちとか。
根性があるわけではなくて、ただ、自分の場所だから。
本当のことなんかどうでもよくて、今は負けたくない。
そういう気持ち。

生理痛のことが書いてあるのは、ちょっと驚いた。
でも女子用のラノベだし、今時問題もないだろう。
確かにこの記述も必要だし。女であることがいらなくて、邪魔になるとき。
やっぱり一生懸命やっている間で、あるから。
ただそういうことも含めて、弱い音も、見えないところで鳴っている音も
全て含めて本当はいらないものなどなにひとつなくて。

安心したいだけのヤツなんか芸術の世界にいられない。
好きな音楽を好きなままでいたいだけ。
この源司さんの台詞も良かった。
安心したいんじゃない。好きだから。やりたいから。ただそれだけ。
周りから無防備に見られたとしても、ただそれだけなんだ。
そういうもので、だから大切で。
それは真剣にやっていたらみんな同じで。
だからこそ坂本くんも、
そういう気持ちが自分にしかないと思っているなら変だ。
自分だけラクな立場にいるのやめなよ。
と言うのだろう。

筏で、四人で、海を行く。
そういう『仲間』と感じられる人とだから
どんなひどい航海でもやめたくなくて、この先を見たくて
ただ進めるのだろうと思う。

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