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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.05.20 Mon
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2005.08.13 Sat

やっと見に行って来ました。
もっと恥ずかしい思いをするかなと思ったら、子供はひとりもいなくて、
大人ばかりで、自分たちは年下から中盤の年齢層だったんでちょっとびっくり。

ストーリーについては、ネタばれですけども
いくつか疑問の残るところもありますが、これはこれで面白いと思います。

なんだろう。
原作が大好きで、アニメ版に疑問があったファンの人には、やっぱり映画版も疑問のラストだと思います。

ただ、アニメ自体がまず、原作のラストを聞いた上で、それと重ならないように
注意を払って作った、というものであり、
映画の中の話じゃなけれど、これは漫画とアニメは似ているけれど同じではない
パラレルワールドなんだと解釈してます。
とすれば、もう別物として、あのアニメの続きがこれ、と思えば納得もできるストーリー展開かな、と。


ちょっとグラトニーの扱いがびっくりしました。
イズミさんも殺されていてがっかりしました。
まぁ声は聞けたので嬉しかったけれど。
ラースくんも随分切なかったなぁ。まぁこれで、幸せになれるといいんだけど…。
声と言えば、置鮎さんとか、絵は出てるのに呼ばれてないキャラの声優さんが
結構いたのも残念でしたね。
あと、ヒューズさんの扱いが、アニメでも弱冠思ったけれど軽いなぁ。
これじゃあ全然駄目な人でしょう。ヒューズさんのファンはこれじゃあ嬉しくないと思う。
最後の最後でちょっと目覚めた感じではあるものの、そこまでは欠片も格好良くない。
エリシアちゃんだってどうなってるんだろう、とも思うし。

一番残念なのは、マスタングさんかな。
これは私見ですけども、原作でどうなるのかも分かってないのでアレなんですけど、
私の思うマスタングさんは、多分伍長にまで自分でおりて僻地に退くなんてことはしないと思うのです。
どんなに辛くても、守れなかった人が浮かんでも、それに耐えて
それも自分の罪だと思って抱えて、誰に何を言われても上を目指すんじゃないかなと。
私の思うマスタングさんはそういう強さと弱さのある人だと思っていたので、
僻地に退いていて、最後の最後で突然格好良くなぜかふっきれてきてしまうのはちょっと納得いかないかなと。

アルの魂がはなれやすくて、鎧に入れていて、それがエドの世界へ。
っていうところは、すごく良かったです。
凄く嬉しかった。お互いが、お互いが生きてるって信じて頑張ってきたけれど、
それが間違っていなかったっていうことが分かって
少しだけ救われた気がして。

ラストではちょっと、そんな終わり方は嫌だ、と思ったのを
アルがエドを追いかけてきてくれていたのでほっとしました。
けど、ウィンリィが可哀想だな、と。
そして何より、マスタングさんが可哀想だと思う。
マスタングだって、アルに負けないくらいエドが好きで、
生きているって信じて、あいつはいつか自分で帰ってくるって思って
待っていたと思うので。
これからもう、張り合える?相手というか、エドがいなくなってしまったら
すごく寂しいだろうなと思う。

あっちの世界のアルフォンスくんの言葉も響いたし、
エドにもそれが響いて、どっちの世界も夢じゃない、嘘じゃない、
自分の世界、ってことが分かったわけで、だから守ろうっていうラストは好きだけれど、
いつかエドとアルは、自分の世界に帰ってこれるんじゃないかな。
そう思っていたい。


 


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