ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2010.03.20 Sat
パロディだったり、ディズニーランドのパレードだったりで
なんとなく知ってはいたジャック・スパロウ。
あまり期待せずに見たが中々面白く
ジャックのキャラクターも飄々として愉快で
非常に魅力があり、成程真似したがる訳だ、と納得。
指輪物語のレゴラスがはまり役過ぎたオーランド・ブルームも
シリーズでこういった猛々しい役を得られて
良かったのではないかと思う。
CG等技術が向上しており、ファンタジックな演出も
非常にリアルで見ていて面白い。
なんとなく知ってはいたジャック・スパロウ。
あまり期待せずに見たが中々面白く
ジャックのキャラクターも飄々として愉快で
非常に魅力があり、成程真似したがる訳だ、と納得。
指輪物語のレゴラスがはまり役過ぎたオーランド・ブルームも
シリーズでこういった猛々しい役を得られて
良かったのではないかと思う。
CG等技術が向上しており、ファンタジックな演出も
非常にリアルで見ていて面白い。
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2010.03.20 Sat
はじめの方は中々わくわくして読んでいた。
人間がしばしば失せ物をするのは
小人が持って行ってしまうから、というのは
古今東西の様々な迷信や伝承で言われていることで
設定として目新しくはなくとも
そう想像することは非常に胸躍る。
ただこの作品では、小人たちは人間から『借り物』をして暮らしており
人間とは自分たちの生活の為に『貸す』為に存在している
と思っている。
そのあたりの小人と人間とのやりとりが
微笑ましいというよりはどちらかと言うとエグい。
人間から隠れて生活している小人が
人間に存在がばれてしまい
小人を迫害する人間もいれば、生活を助けてくれる人間もいる。
これもこの手の物語のセオリーともいえる展開。
この作品も例外ではないのだが
小人たちにイマイチ好感が持てないし
結局どうなったのかというはっきりとした終わりもない。
小人に会ったことがある人の知り合いが
小人のことを話して聞かせるというはじまりで
中間は小人アリエッティの視点で、
再び現在の話聞かせの視点に戻ってくるのだが
そのラストの”オチ”が、面白いというよりは
個人的に『だったとしたらむかつく』ものだった。
小人が出てくるファンタジーならば
私はエンデ氏の『はてしない物語』や
日本の話なら佐藤さとる氏の『コロボックル物語』シリーズをお薦めしたい。
また、2010年のジブリ映画の原作として紹介されている本作だが
このような内容ならば敢えて原作を持ってこずとも
オリジナル設定で話を作っても良かったのではと思う。
結局例によって駿カラーを出し過ぎて、原作の影も形もなくなるのだろうし。
人間がしばしば失せ物をするのは
小人が持って行ってしまうから、というのは
古今東西の様々な迷信や伝承で言われていることで
設定として目新しくはなくとも
そう想像することは非常に胸躍る。
ただこの作品では、小人たちは人間から『借り物』をして暮らしており
人間とは自分たちの生活の為に『貸す』為に存在している
と思っている。
そのあたりの小人と人間とのやりとりが
微笑ましいというよりはどちらかと言うとエグい。
人間から隠れて生活している小人が
人間に存在がばれてしまい
小人を迫害する人間もいれば、生活を助けてくれる人間もいる。
これもこの手の物語のセオリーともいえる展開。
この作品も例外ではないのだが
小人たちにイマイチ好感が持てないし
結局どうなったのかというはっきりとした終わりもない。
小人に会ったことがある人の知り合いが
小人のことを話して聞かせるというはじまりで
中間は小人アリエッティの視点で、
再び現在の話聞かせの視点に戻ってくるのだが
そのラストの”オチ”が、面白いというよりは
個人的に『だったとしたらむかつく』ものだった。
小人が出てくるファンタジーならば
私はエンデ氏の『はてしない物語』や
日本の話なら佐藤さとる氏の『コロボックル物語』シリーズをお薦めしたい。
また、2010年のジブリ映画の原作として紹介されている本作だが
このような内容ならば敢えて原作を持ってこずとも
オリジナル設定で話を作っても良かったのではと思う。
結局例によって駿カラーを出し過ぎて、原作の影も形もなくなるのだろうし。
2010.03.19 Fri
髪を切りたい、と思ったときに、情報サイトからネットで24時間、
明日の予約も取れるお店で検索。
ジュエルボックスを知らなかったのでやや迷いつつ到着。
シンプルで明るい、綺麗な店内。
予約をしていても待たされることが多い中、殆ど待たされず席に通され
る。
事前のカウンセリングから、カットを担当して下さるご本人がしてくださ
り、説明も二度手間にならず面倒がない。
印象的だったのは、真っ白な制服。
お洒落な私服勤務の美容院が多い気がするが、ここは作業着のようやパ
ジャマのような、ラフな感じの揃いの服。
衛生面でも、スタッフさんにとっても良いのではと思った。
対応がとても丁寧。
特に、カットを担当して下さった方は恐らくアシスタントさんかと思われ
るスタッフさんにも敬語で支持を出していたのが印象的。
安心感があり、信頼してお任せ出来た。
こちらの要望通りにカットしてもらえたし、アドバイスも的確で親身に話
を聞いてもらえた。
また利用しようと思う。
明日の予約も取れるお店で検索。
ジュエルボックスを知らなかったのでやや迷いつつ到着。
シンプルで明るい、綺麗な店内。
予約をしていても待たされることが多い中、殆ど待たされず席に通され
る。
事前のカウンセリングから、カットを担当して下さるご本人がしてくださ
り、説明も二度手間にならず面倒がない。
印象的だったのは、真っ白な制服。
お洒落な私服勤務の美容院が多い気がするが、ここは作業着のようやパ
ジャマのような、ラフな感じの揃いの服。
衛生面でも、スタッフさんにとっても良いのではと思った。
対応がとても丁寧。
特に、カットを担当して下さった方は恐らくアシスタントさんかと思われ
るスタッフさんにも敬語で支持を出していたのが印象的。
安心感があり、信頼してお任せ出来た。
こちらの要望通りにカットしてもらえたし、アドバイスも的確で親身に話
を聞いてもらえた。
また利用しようと思う。
2010.03.19 Fri
http://laikacameback.blogspot.com/2009/03/landed.html
今家ではコンポも接続してないし
iPod関係も携帯もチューナーがないので
機種変する前のW42Sを引っ張り出してきて
神奈川方面にアンテナ代わりのリモコンを一生懸命伸ばして
遥々埼玉からbayFMを聞いていました。
やりながら、こんな必死にアンテナ動かすのって
伊集院さんのOhデカ時代の聞こえるかー以来だと気付き苦笑い。
自分がもし今、それなりに貯金があって
仕事関係で積み上げたものがあって
でもそれから一旦離れることができ、その必要があって
無期限に休むことが出来るとしたら
私もやるなぁと思う
海外青年協力隊。
行っちゃうんだもんなぁ。
武道館やアリーナやNKホールいっぱいにする人が。
もう、好き過ぎて
親戚のおにいちゃんが出てるような気分で
Cozyとか大丈夫? 厨ニとか言われないかしら?
とかも、変な心配ばっかりしちゃうんですけど。(笑)
緊張しまくって
思いのほか出演時間が長くて
その間ばくばくいいっぱなしで
聞き終わったら疲れちゃって
もー嬉しくて恥ずかしくて愛犬にその気持ちをぶつけて
ふたりでさっきまでわっしょいしてました。
音楽だけに限らず、今自分に出来ることをする
プロジェクトということで
曲のリリースは勿論他の活動もとても楽しみ。
そしてまた、私は私で出来ることを
やっていかなくちゃと強く再認識。
正直ここ数日苛々することが多く
(「なんでも出来ていいねぇ。俺は無理」
って別に出来ちゃいないし努力してるだけだし
おまえが無理なのはやろうとしてないからな癖に
こっちに押し付けるな!
というようなこと)
ちょっぴり腐ってたんですけど
なんか浄化されました。
眠いのに興奮して目が冴えて眠れませんw
今家ではコンポも接続してないし
iPod関係も携帯もチューナーがないので
機種変する前のW42Sを引っ張り出してきて
神奈川方面にアンテナ代わりのリモコンを一生懸命伸ばして
遥々埼玉からbayFMを聞いていました。
やりながら、こんな必死にアンテナ動かすのって
伊集院さんのOhデカ時代の聞こえるかー以来だと気付き苦笑い。
自分がもし今、それなりに貯金があって
仕事関係で積み上げたものがあって
でもそれから一旦離れることができ、その必要があって
無期限に休むことが出来るとしたら
私もやるなぁと思う
海外青年協力隊。
行っちゃうんだもんなぁ。
武道館やアリーナやNKホールいっぱいにする人が。
もう、好き過ぎて
親戚のおにいちゃんが出てるような気分で
Cozyとか大丈夫? 厨ニとか言われないかしら?
とかも、変な心配ばっかりしちゃうんですけど。(笑)
緊張しまくって
思いのほか出演時間が長くて
その間ばくばくいいっぱなしで
聞き終わったら疲れちゃって
もー嬉しくて恥ずかしくて愛犬にその気持ちをぶつけて
ふたりでさっきまでわっしょいしてました。
音楽だけに限らず、今自分に出来ることをする
プロジェクトということで
曲のリリースは勿論他の活動もとても楽しみ。
そしてまた、私は私で出来ることを
やっていかなくちゃと強く再認識。
正直ここ数日苛々することが多く
(「なんでも出来ていいねぇ。俺は無理」
って別に出来ちゃいないし努力してるだけだし
おまえが無理なのはやろうとしてないからな癖に
こっちに押し付けるな!
というようなこと)
ちょっぴり腐ってたんですけど
なんか浄化されました。
眠いのに興奮して目が冴えて眠れませんw
2010.03.18 Thu
抑えてきたけどもう無理だ。愚痴らせて。
月木に受注するある商品がメーカーで品切れになったと、
火曜日に連絡がきた。FAX送った上電話という、非常に確実な方法で。
で、営業にFAXを渡して伝えた。
再度受注出来るのが4月中旬以降になるから、
それまで受注停止若しくは賞味期限の古い品物なら出せるから
どっちにしますか、とメーカーが言ってる。
お客さんに確認して、どっちにするか決定して、メーカーに連絡しなきゃならん。
けどこの営業はいつも口ばっかりで絶対やらないだろうと思ったから
昨日メールで再度伝えた。CCで部長に送りつつ。
したら、部長にCCされてるからやばいと思ったらしく
「すぐに先方に確認します」
と返事はきたものの、案の定今日になっても返事無し。
しかも本人北海道出張で不在w
部長にその旨確認。
「え。回答ないの?」
と驚き。部長自ら営業に電話してくれるけど出ないので
メールしてくれたけど音沙汰無し。
で、ついさっき電話がきて
『受注きた?』
「いや。受注来るのは13:45なのでまだわからないですけど
(と何度言ったらわかるんだ)」
『昨日バイヤーに電話したけどお休みだったから話出来てないんだよね。受注きたら電話して』
ってまずさぁ。火曜の時点でバイヤー電話すればよくね?
水曜に休みでも、今日も電話すればよくね?
自分の不手際を正当化してないのそれ?
受注きたら電話してって、こっちも受注来たら忙しい上
13:45に受注来たら14時までに発注しないといけないのに
なんでその段階になってから電話しないといけないの?
「はい? 受注きた時点で判断するんですか?」
と大事なことなので二度確認したんだけど、当たり前のように
『うん』
先延ばしにする意味があることなら兎も角
この場合全くないんですけど。
14時まで待ってなんの得があるの?
それまでにバイヤーと連絡つけとくわっていうなら話もわかるけどさ。
そうやってなんでもかんでも先延ばしにして
そのまま放置してるから駄目なんじゃん。
あーもーなんなのこいつ。
それに、メーカーからきたFAXそのままバイヤーに送っちゃったらしいんだけど
それって諸々問題あると思う上
取引先に見せちゃ駄目な類の内容が含まれていたと思うんだ。
しかもメーカーに返信する為のFAXで、下の方に
返信欄ついてんのに、メーカーへの返信はどーすんだっ?!
2010.03.17 Wed
カスタマイズと言えるほどのものでもない。
前に、PSPかnanoに貼ろうと思って買ってきて
イマイチ良いケースが見つからないなぁと保留していた
蒔絵シールを
iPhoneに貼ってみた。
雪と桜。
ワタクシの人生のテーマでございます。
常日頃努力して
ここぞというときに美しく咲き
潔く消えてゆく。
一言で言うなら、武士らしく。
iPhoneのケースはどうもぴんとくるものが見つからず
じゃあ値段で妥協して
安価なシリコンケースをお試しに購入。
やっぱ厚みが変り過ぎてもプラスチックのケースの方が
良かったかなぁと思いつつ
半透明のシリコンで淡くフィルターがかかった感じで
雪と桜が見えるのもまた一興かと
今では思っております。
本当は桜は桜色onlyで、もちっと小さいのが良かったんだが…
まぁ妥協です。
またいいの見つけたら考えるさ。
2010.03.16 Tue
『容疑者Xの献身』という、傑作でありつつも
長編かつ重い話を書いてしまうと
初期の『探偵ガリレオ』のような、歯切れのよい作品は
シリーズとしても書きづらくはなってしまうのだろう。
「『苦悩』しているのは作者では」
などと揶揄されていた前作に引き続き、
湯川は捜査から距離を置いているスタンス。
が、「恋をしている」という言葉に興味を覚え
今回もつい捜査に協力する流れは
やや初期の雰囲気に戻しつつあるのかと感じた。
作中でiPodが出てくるシーンなど、随分と思いきったな
と苦笑してしまうほど。
正直、トリックは兎も角
そこに至るまでの犯人の友人関係を含めた
複雑な胸中については説得力が足りないように思えたが
ラストの東野圭吾が仕掛けるトリックは
すっかり謎が解けたと思い安心していた足元を掬われた感じで
意外で非常に面白かった。
個人的にこういう"オチ"は非常に好きだった。
長編かつ重い話を書いてしまうと
初期の『探偵ガリレオ』のような、歯切れのよい作品は
シリーズとしても書きづらくはなってしまうのだろう。
「『苦悩』しているのは作者では」
などと揶揄されていた前作に引き続き、
湯川は捜査から距離を置いているスタンス。
が、「恋をしている」という言葉に興味を覚え
今回もつい捜査に協力する流れは
やや初期の雰囲気に戻しつつあるのかと感じた。
作中でiPodが出てくるシーンなど、随分と思いきったな
と苦笑してしまうほど。
正直、トリックは兎も角
そこに至るまでの犯人の友人関係を含めた
複雑な胸中については説得力が足りないように思えたが
ラストの東野圭吾が仕掛けるトリックは
すっかり謎が解けたと思い安心していた足元を掬われた感じで
意外で非常に面白かった。
個人的にこういう"オチ"は非常に好きだった。
2010.03.14 Sun
3月13日、18時の回を観に行ってきた。
今回のハーフタイムシアターは、演目の順番が日によって交互に変わった
今までの形と違って
常に、はじめに『ミス・ダンデライオン』、次に『南十字星駅で』という順序で上演されている。
この順序が非常に大事なのだ。
なんと言っても『南十字星駅で』は、クロノスシリーズの完結編
と言える集大成のお話なのだから。
それぞれのストーリーについてはこちら。
http://www.caramelbox.com/stage/halftime2010/index2.html
まず、『ミス・ダンデライオン』。
医者になった鈴谷樹里が、自分が11歳だった夏へ跳ぶ。
恋したヒー兄ちゃんの命を救うために。
自分はあしあな/ミスの時も勿論観に来ているので
ミスの内容や演出についてはある程度知ってはいる。
それでも、何度観ても凄いとまず思うのは、さつきさんが11歳の頃の自分のことを
説明しているシーン。
「11歳の樹里に声をかけてきた看護士がいた」
と言った後、そのままさつきさんが看護士として樹里に話しかける。
よくある演劇の『嘘』かと思いきや…
話が進むにつれ真相がわかってくるのが凄い。
以降ネタバレあり。
ヒー兄ちゃんにとって、樹里は自分を助けてくれた女性だけれど
11歳のこの前まで話を語り聞かせていたあの少女だということも分かっている。
彼の樹里への思いは、単なる恋愛としての愛だけではないはず。
樹里の正体がわかってからヒー兄ちゃんが樹里を抱きしめるシーンも
最後に頭を撫でるシーンも
彼の深い愛情を感じてたまらなく好きだ。
さつきさんが終演後明かしたところによると
ご本人も似たような別れを経験されたことがあるとのことで
樹里が未来に弾き飛ばされるときヒー兄ちゃんに
「作家になって」と言う台詞には思いがこもるそう。
私もこのシーンは胸が押し潰されそうになるシーンのひとつ。
私の友人に作家がいるのだが
彼が作家になったのも、彼女との約束だったからだ。
「絶対作家になって」。
目の前で事故で亡くしてしまった彼女との約束を守り
彼は若くして受賞しプロの作家としての道を歩んでいる。
彼を見ていて私が思いを寄せるのは、ヒー兄ちゃん。
物語は樹里の視点で描かれ、樹里にだけ思い入れて観てしまいがちだが
一目惚れした女性が可愛がっていた樹里の成長した姿で
3日しか一緒に過ごすことが出来ない。
ヒー兄ちゃんにとっても、悲しい恋の物語だ。
未来に弾き飛ばされ、いつか帰ってくる樹里を待っていたヒー兄ちゃん。
野方の予測した日付を過ぎても戻ってこない樹里。
もしもこのまま二度と出会えなかったら?
そう不安を覚えたこともあっただろう。
それでもいつか出会える日の為に、ヒー兄ちゃんは約束を果たした。
ふたりの再会のシーンで、ヒー兄ちゃんが訪ねて来て
樹里が振り返り驚くシーンは何度見ても良い。
観客的には
その時のヒー兄ちゃんは格別に恰好良く、若くなければならない
のだけれど、この達也さんは本当に格別に恰好良くて、若々しいのだ。
2006年に上演された『ミス』の再演とあって
達也さんとさつきさんは「(あのときより)老けたね」といわれないよう
努力されたとのことで
加藤さんのブログなどでも「前より若返ってる」と噂は聞いていたけれど
実際に拝見しても、さつきさん扮する樹里は可愛らしくて
ヒー兄ちゃんは恰好良いのだ。
ヒー兄ちゃんは草食系男子らしいが(笑)
慣れない未来で野方を頼り、ひたすら原稿に打ち込み
結果を手にして樹里を待っていた彼も
やはり樹里に惚れられるだけの強さがある人なのだなと感じた。
***
今回の休憩は30分。
間に流れていたクロノスシリーズをまとめたムービーを見ながら
頼人のことを考えた。
キャラメルの舞台では、頼人がクロノス・ジョウンターを引き取ったことになっている。
科幻博物館の館長が頼人なのだ。
観劇にあたり、原作は事前に読んでいた。
『野方耕市の軌跡』は、キャラメルの舞台を見た梶尾先生の
アンサー小説とも言える作品。
野方=西川さんとして読み、興奮した。
なんといっても、あの野方が過去に跳ぶのだから。
科学者としての理性的な立場を保ち
実験以外で人を跳ばすことを否定してきた野方。
そんな彼が自ら過去へ跳ぶ。
しかも、79歳のおじいちゃんになってから。
きっかけは、科幻博物館の館長の来訪。
過去へ跳ぶ過程で一度未来に行くことになるのだが
野方はそこで吹原に出会い、正体は明かさないものの
クロノス・ジョウンターが博物館にあると教えたことになっている。
淡々と進み勝ちな梶尾先生の作品で、科学者野方に
こんなある意味感情的な言動をさせたのは、
キャラメルボックスのパワーだと私は思う。
個人的には、見合いの席で好感を持った女性樹里を
片思いの相手を助ける為に過去に跳ばすというのが
野方らしくない気がしたのだ。
何度止めても振り切ってみんな過去へ行ってしまう。
見送る野方も複雑で辛く思ったこともあったに違いない。
そして自らの結婚を経て孫まで出来て、守るものがたくさん出来た。
そんな野方が、遂に過去へ跳ぶ。
***
『南十字星駅で』。
キャスティングからいって、原作のように吹原と野方が未来で
”和解”するシーンは無い。
ならば一体どうなるのだろうかと思っていたが…
この脚本は酷過ぎる!
一歩間違えば、女の視点からすれば
壮大なストーカーの話である吹原の話が『クロノス』で
あんな感動的な描かれ方をしたときも驚いたけれど
この脚本の素晴らしさはもう反則である。
キャラメルのクロノスシリーズでは、原作にないキャラや
絡みなどが描き込まれ、人間関係を作り出しているのだが
それが保たれ微妙な関連性が持続している。
「青木さんに赤ちゃんが生まれた」
「娘に手伝わせるから」
など、うっかりすれば聞き逃してしまうような台詞の一言一言に
血が通っており、登場人物ひとりひとりの深みが増す。
出てくるホテルやお店などからも
時は過去から現在に、そして未来に繋がっているのだと
その流れの中に人は日々生きているのだと思わせてくれる。
原作と違い、館長と野方は知り合いなので
クロノスが故障し修理を依頼するという形。
しかも、頼人は吹原の為にクロノスを買い取ったことになっている訳だ。
「(修理をするのは)吹原の為なんだろう」
という台詞にぐっときた。
現時点の頼人の過去で、姉は亡くなった儘。
それでも、彼にとって吹原は恩人であることに代わりはないはず。
いろんな意味で。
樹里役さつきさんにとっての野方は、「ただただ感謝」。
樹里にとっての野方は恩人だ。
しかし頼人にとっての野方の存在は複雑だろう。
いよいよセルに入る野方を見送りに来た頼人の言葉は
胸に突き刺さった。
あぁ、それを言ってしまうか、とも、言って当然とも思った。
野方が、過去に跳ぶ理由を「(萩塚は)親友だからだ」と答え
納得する頼人なのだが
演じられた畑中さんも、このシーンを大切に考えておられたそう。
「親友」以外の言葉であれば収められない感情が溢れたかもしれない。
しかし、親友を救いたいと答えた野方。
『クロノス』で、「俺が(吹原さんの代わりに)過去に跳ぶ」と
言い出した頼人にとって、
”助けたい親友”と聞いて吹原の顔も思い浮かんだかも知れないと邪推する。
もう吹原は、頼人が助けることの出来ない地点まで渡航を繰り返している。
しかし、野方はまだ間に合うのだ。
この後過去へ跳び、思いを遂げた野方。
博物館に戻った野方が次に起こした行動は…。
こんな形で吹原との”和解”が描かれるとは思わなかった。
意表を衝かれ、思わず溜息が出た。
意表と言えば
個人的には畑中さんが萩塚役なのかなと思っていたので
野方役だったのはやや意外。
萩塚役の左東さんは、『エンジェル・イヤーズ・ストーリー』に続く
好青年な大学生役でとても良かった。
畑中さんの「野方今ここ」が聞けたのも中々嬉しい点。
また、野方に続く”悪役”をクロノスで演じた三浦さんが
とても良い息子(仕事を休んで旅行に付き合う、などという会話
ほろっとした)を演じられていたのもいろんな意味で良かったなと思う。
この時点ではまだ副館長である海老名さんの姿を見、
未だ時の神クロノスと戦い続けている吹原を思いもした。
他にも素敵なところはたくさんあったし
クライマックスはこれからなのだけれど
ストーリーの核心部分に触れることでもあるし
きりが無いのでこの辺りで筆を置こうと思う。
クロノスシリーズの”完結編”、
『南十字星駅で』。
過去のシリーズ作品をご覧になった方は必見である。
是非ともお薦めしたい。
また、ご覧になったことが無い方にもやはりお薦め。
『南十字星駅で』を観た後『クロノス』を見るのもまた面白いはず。
彼の旅は、まだ終わっていないのだ。
ブログライター取材の模様は
加藤さんのUst.で生中継もされました。
http://www.ustream.tv/channel/katohmasafumi
出演者の皆様、成井さん、
質問に丁寧に答えて下さり有難うございました。
また観に行きます!
2010.03.09 Tue
今では考えられない、主役級ばかりの豪華出演陣。
ラブコメと銘打ち、思い切って無茶苦茶な設定や演出も
コメディだからとうまく視聴者を騙しつつ
魅せるところは魅せるバランスが良い。
テンポ良くストーリーは進み、
飽きずに見られる。
OLがランチにはまる、しかも1000円以内目途
という微笑ましくもリアルなところが
感情移入もしやすく
キッチンマカロニのようなお店が本当にあったら、
と思える。
函館出身の自分としては
知人宅のあったアパートが
なつみにとって重要なレストランとして使われていたのが
驚きつつも面白かった。
ラブコメと銘打ち、思い切って無茶苦茶な設定や演出も
コメディだからとうまく視聴者を騙しつつ
魅せるところは魅せるバランスが良い。
テンポ良くストーリーは進み、
飽きずに見られる。
OLがランチにはまる、しかも1000円以内目途
という微笑ましくもリアルなところが
感情移入もしやすく
キッチンマカロニのようなお店が本当にあったら、
と思える。
函館出身の自分としては
知人宅のあったアパートが
なつみにとって重要なレストランとして使われていたのが
驚きつつも面白かった。
2010.03.06 Sat
岩瀬登場、連載打ち切りなど"イベント"相変わらず盛りだくさんの巻。
この巻で、蒼樹紅のイメージがよくなった人は多いのでは。
ただただお嬢さんで可愛いくて、男の人を警戒しているからこその"ツン"だったわけで。
漫画が上、文学が上といった偏見も無い、冷静な頭の良さも垣間見える。
岩瀬は、デスノートでの高田清美的なキャラで再登場なのかと思ったが
蒼樹さんとの対比の為もあってか固く凝り固まったあまり魅力のないキャラになってしまった。
本誌掲載時の順位次第では、違う展開もあったのだろうか?
1巻から一番秋人が好きなのだけれど、今回のシュージンも相変わらず良い。
ファミレスでの打ち合わせで、あの言葉で席を立てるという
データ重視で冷静なように見えて熱いところが好き。
本誌掲載時に、登場する漫画でどれが一番読みたいかというアンケートをとっており
その結果も収録されていたが、自分もTRAPなど"エグい"話は非常に読んでみたい。
というか、大場さんのコメントには吹いた。
あれはギャグなのか? 笑えばいいのか?
どういうつもりでどこまでネタなのやら。(苦笑)
この巻で、蒼樹紅のイメージがよくなった人は多いのでは。
ただただお嬢さんで可愛いくて、男の人を警戒しているからこその"ツン"だったわけで。
漫画が上、文学が上といった偏見も無い、冷静な頭の良さも垣間見える。
岩瀬は、デスノートでの高田清美的なキャラで再登場なのかと思ったが
蒼樹さんとの対比の為もあってか固く凝り固まったあまり魅力のないキャラになってしまった。
本誌掲載時の順位次第では、違う展開もあったのだろうか?
1巻から一番秋人が好きなのだけれど、今回のシュージンも相変わらず良い。
ファミレスでの打ち合わせで、あの言葉で席を立てるという
データ重視で冷静なように見えて熱いところが好き。
本誌掲載時に、登場する漫画でどれが一番読みたいかというアンケートをとっており
その結果も収録されていたが、自分もTRAPなど"エグい"話は非常に読んでみたい。
というか、大場さんのコメントには吹いた。
あれはギャグなのか? 笑えばいいのか?
どういうつもりでどこまでネタなのやら。(苦笑)
2010.03.06 Sat
驚きのクソゲー。
正直、良い評価をつける人がいることに驚くほど。今までプレイした中で一番酷いゲーム。
確かに、映像は綺麗だし、システムも面白い部分はある。
が、これは飽く迄RPG。ストーリーが面白くなければ意味が無い。
それなのにこのゲームは、ストーリーがつまらないだけならまだしも、破綻していて全く意味不明。
ゲームとしての最低限のレベルに達していないのに、『ファイナルファンタジー』の看板をつければ売れるだろうという消費者を嘗めた態度はある意味で称賛に値する。
脚本家の正気を疑う。
こんなレベルなら自分に脚本を書かせてくれた方がまだマシな話になったわ。
ホープがスノウを憎む理由付けがまず足りない。母親が自ら志願した理由もわからない。
冒頭からその程度の違和感が随所にあったが
シドとの対戦あたりから崩壊。
「なぜ」こうなるのか、「どうして」こうしたのか
キャラの言動の理由がさっぱり無い、若しくは説明しきれていない。
そもそも、ゲームである以上ゲームをプレイする中でうまく説明しなければいけないことを
オートクリップという手法でいちいち読ませなければならない、読んでも筋が通っていない時点で間違い。
おそらく作り手としてはここで感動させたいのだろうが
なぜいきなりこんなことになったのかわからない以上
プレイヤーは放置。
スタッフの自己満足ゲーという評価も目にしたが
それにしてもスタッフらの精神回路を疑うだろう。
ファンタジーだからなにをしてもいいわけではない。
ある程度のリアリティに基づいているから説得力があり
だからこそ多少の無茶な設定も気にならない。
それがフィクションというもの。
ルシに近づいただけで罰されるような世界で
ホープの父親は保護で済む
というようなレベルの綻びならまだしも
ネタばれになるので伏せるがクライマックスに限って意味不明になる。
ホープが成長したなぁ以外に、プレイして良かった点が無い。
アニメのガンダムSEED DESTINYも、脚本が糞で声優さんら他の人たちが可哀想になったけれど
このゲームはあれ以上に脚本が糞で看板で誤魔化している。
amazonで、「5000円のごみ」「産業廃棄物」「スクエニ版ゲド戦記」「消費者を嘗めている」「詐欺」などという評価を見た。
まったくもってその通りだと思う。
自分はFFシリーズは6・10が最高
9が最低、8はEDまで見たら許可できた という評価の人間なのだが
13をやると9が全然マシに見える。
別に八頭身になったから駄目などとは思わない。
逆に映像が綺麗であれば良いとも思わない。
ロールをプレイするゲーム
なのだから、ストーリー重視は当たり前。
14で盛り返せないならFFシリーズは完全に終わったな、と思わせる作品。
あれだけ多くの人間が関わっていて、このストーリーじゃ駄目だろ、と止められる人間が一人もいなかったのだろうか。
正直、良い評価をつける人がいることに驚くほど。今までプレイした中で一番酷いゲーム。
確かに、映像は綺麗だし、システムも面白い部分はある。
が、これは飽く迄RPG。ストーリーが面白くなければ意味が無い。
それなのにこのゲームは、ストーリーがつまらないだけならまだしも、破綻していて全く意味不明。
ゲームとしての最低限のレベルに達していないのに、『ファイナルファンタジー』の看板をつければ売れるだろうという消費者を嘗めた態度はある意味で称賛に値する。
脚本家の正気を疑う。
こんなレベルなら自分に脚本を書かせてくれた方がまだマシな話になったわ。
ホープがスノウを憎む理由付けがまず足りない。母親が自ら志願した理由もわからない。
冒頭からその程度の違和感が随所にあったが
シドとの対戦あたりから崩壊。
「なぜ」こうなるのか、「どうして」こうしたのか
キャラの言動の理由がさっぱり無い、若しくは説明しきれていない。
そもそも、ゲームである以上ゲームをプレイする中でうまく説明しなければいけないことを
オートクリップという手法でいちいち読ませなければならない、読んでも筋が通っていない時点で間違い。
おそらく作り手としてはここで感動させたいのだろうが
なぜいきなりこんなことになったのかわからない以上
プレイヤーは放置。
スタッフの自己満足ゲーという評価も目にしたが
それにしてもスタッフらの精神回路を疑うだろう。
ファンタジーだからなにをしてもいいわけではない。
ある程度のリアリティに基づいているから説得力があり
だからこそ多少の無茶な設定も気にならない。
それがフィクションというもの。
ルシに近づいただけで罰されるような世界で
ホープの父親は保護で済む
というようなレベルの綻びならまだしも
ネタばれになるので伏せるがクライマックスに限って意味不明になる。
ホープが成長したなぁ以外に、プレイして良かった点が無い。
アニメのガンダムSEED DESTINYも、脚本が糞で声優さんら他の人たちが可哀想になったけれど
このゲームはあれ以上に脚本が糞で看板で誤魔化している。
amazonで、「5000円のごみ」「産業廃棄物」「スクエニ版ゲド戦記」「消費者を嘗めている」「詐欺」などという評価を見た。
まったくもってその通りだと思う。
自分はFFシリーズは6・10が最高
9が最低、8はEDまで見たら許可できた という評価の人間なのだが
13をやると9が全然マシに見える。
別に八頭身になったから駄目などとは思わない。
逆に映像が綺麗であれば良いとも思わない。
ロールをプレイするゲーム
なのだから、ストーリー重視は当たり前。
14で盛り返せないならFFシリーズは完全に終わったな、と思わせる作品。
あれだけ多くの人間が関わっていて、このストーリーじゃ駄目だろ、と止められる人間が一人もいなかったのだろうか。
2010.03.03 Wed
もう一年以上前のことになるだろうか。
彼女に本を贈った。
ミヒャエル・エンデの『モモ』。
灰色の男たちに奪われた人々の時間を
ひとりの少女が助け出すというお話。
『はてしない物語』の次に読んだのが『モモ』で。
私にとってはとても大切な本だった。
だから彼女にあげたいと思った。
言葉にするなら、
「忙しいって心を亡くすって書くんだよ」
とか、陳腐な使い古されたフレーズになってしまうから
「忙しい」を連発して、「だから何も出来ない」と追いこんでいた君に
私があげられるものはこれかなと思った。
読んでくれたんだろうか。
伝わったのかな。
*
私はモモほど純粋ではないし
ベッポのように男たちに抵抗も出来ない気がする。
だけどジジのように、忙しくても友を忘れず、会えたら笑顔になれたらいいなと思う。
***
そう言えば以前電車の中で、若い男の人がモモを読んでいたのだけど
それがほぼ正方形に近い、オレンジ色で
エンボスでモモと表紙にあるお洒落な本で。
実家に全部本は置いてきてしまっているから
どうせ買い直すなら、持ってるのと違うやつで
こういうお洒落なのがいいなぁ
などと思ったことを思い出し
携帯で密林さんを検索。
よくわからないけど違ってもまぁいいや、と
愛蔵版とやらをぽちっと。
携帯のEdyで支払い完了。
うーん、便利。
こんなに便利な世の中なのに、忙しいのは何故なのかと。
一昔前になら何日も何カ月もかけて旅した場所へ
新幹線や飛行機でひょいっと行けちゃう時代なのに
どんどん忙しくなるのは何故なのか?
無いのは時間ではなくて、余裕なのだと思う。
時間は伸び縮みするものなのだし。
こんにちはって言うとか。
そうしたら、こんにちはって返すとか。
本を読もうとか、友達に連絡を取ろうと思うとか
ありがとうって言うとか。
やりたいことをやるとか。
そういう気持ちの余裕。
余裕を持つにはお金の余裕も必要だったりするので
働くこともやっぱり大事なんだけども
人はパンが無ければ生きられないけど
パンだけで生きていくものではないから。
クロマニヨンとネアンデルタールの違いが絵を描いたこと
だとしたら
人として、なにげないことが
生きることに絶対不可欠には見えないことこそが
必要なんだと思う。
密林さんから本が届いたら、早速読み直して
時間の花のこと、思い出そうとおもいます。
限られた時間と
前に進む力と。
2010.02.28 Sun
2010.02.27 Sat
先月意を決して ←
病院へ行きましたら、先生に
「うわ、酷いですね。…ちょっとこれほんとに酷いですね」
大事な事なので二回言われました。ヽ(´ー`)ノワハーイ
でもずっとこうだから、
どこまでしんどかったら病院へ行ってもいいのか
どこまでしんどかったら休んでいいのか分からないんだもの
「気を付けて下さい」
と1回行く毎に10回位言われますw
飛び込みで会社帰りに行った小さいとこなんですが
当たりを引いたみたいで良かった。
沖縄出身の可愛い女医さんです。*:.。☆..。.(´∀`人)
随分前に肉体は容れ物だという話を書いたんですが
器のメンテもちゃんとしてやらなきゃ駄目ですよね。
身体の使い方を知っている人の体の動かし方って、やっぱ全然違う。
普段使っていないので、体を使うことは好きだけれど
あまり得意ではなかったりします。
苦手でもないんですけど。
ときに皆さんは、自転車に乗り始めたのはいつ頃ですか?
私は幼稚園です。
補助輪付きに乗り始め次に補助輪の片側を外し、
その次に両方外して父親が荷台を支えてくれるという手法で練習しました。
どれくらいの期間をかけたのか覚えていませんが
補助輪を外すのがまぁ大変で
父親がこっそり手を離そうとするのを敏感に察知しては
「実はお前もう一人で走れてるぞ、とかそーゆーのいらないから!」
とマジ切れを繰り返し。
一旦乗れるようになってしまえばどうってことはないのですが
やってる最中は辛くて辛くて…。
知らないことを知ることは楽しいと思う方だし好きなんだけど
全く自信の無いこと、今までの経験で応用がききそうに無さそうなことは、ちょっと怖いです。
つい億劫になってしまう。←今ここ
はい。
今もまた無駄に怪我したり痛めたりしつつ、色々と
新しいことを学ぼうと奮闘しとります。
暴れ馬を乗りこなそうと努力している気分です。
落馬したらすぐその場で乗らないと、恐怖が残ってしまうから
振り落とされても振り落とされても
必死で喰らいついてる感じ。
自転車に乗れるようになったら行動範囲が広がったように
きっと見識とかそういったことも含めて
広がると思うから。
何事も出来ないときは辛くても、
出来るようになったら何で出来なかったのかわからなくなるくらい
楽しくもなるし新しいものが見えてくるはず。
と、人生初の挫折と克服(?)だった
自転車を漕ぐ練習の日々を思い出しながら、自分を励ましています。
体のサイズや生まれ持っての骨格は今更どうしようもないとしても
筋力と柔軟さをつけてうまく付き合いながら
克服していきたいなぁと思います。
それにしても体かたくなったなぁ。
昔は人より柔らかい方だったのに。
ちゃんとストレッチしなくちゃ。(´・ω・`)ショボン
2010.02.21 Sun
67巻も続いているから仕方ないとは言え
ちょっと無茶ぶりなネタが多い気がする。
ゴスロリ然り、シャツにしても、こんなネタいくら名探偵でも
解釈は難しいのではと思う。
黒の組織の話が出てきたのはやや好感触だが
大して進まない。
あとは小林先生の恋物語が注目点か。
ちょっと無茶ぶりなネタが多い気がする。
ゴスロリ然り、シャツにしても、こんなネタいくら名探偵でも
解釈は難しいのではと思う。
黒の組織の話が出てきたのはやや好感触だが
大して進まない。
あとは小林先生の恋物語が注目点か。
2010.02.20 Sat
『ラストゲーム』
バスケの試合描写の迫力としては
やや物足りないかもしれないけれど、心情がとてもいい。
試合をしている男の子たちは勿論、
「自分も男に生まれたかった」と羨む女の子たちの気持ちもとてもよく分かる。
鷹丘は志望校云々言っていたときはどうなることかと思ったけれど
そういうオチなのかと笑った。本人的には報われないのだろうけど(笑)
ハッピーエンドで良かった。
『あおげばとうとし』
当初こんなに良いキャラになってくるとは思っていなかった
二下教諭。回を追うごとに良いキャラが見えてくる。
こんな先生が本当にいたらいいなぁと素直に思う。
『話のわかる』教師になんてなりたくない、というのが尤もで
殴って愛して先生として先に立ってくれる理想の先生。
『桜』
基本的にこの人の伏線の張り方が好きなのだが
これもまたそう。
作者が北海道出身なので、
『春に咲く桜』というものに対する思い入れや描き方に
並並ならぬものがあると思う。
自分自身同じ北海道出身者なので、
初夏ではなく『春』に咲きぼんやりとすべてを桜色に染める
桜という花に、本州に来てから持つ印象が変わったので
桜の描き方にとても共感する。
ところどころに、平の成長をうかがわせる短いシーンが差し挟まれ
それが頼もしく思う反面、あと2巻で終わってしまうと思うと
とても寂しい。
このまま高校生になった平たちを見続けたい気もするけれど
中学時代を描いたお話なので、潔くここで終わって
この後も彼らの”人生”は続いていくのだな、と思うのが正解とも思う。
バスケの試合描写の迫力としては
やや物足りないかもしれないけれど、心情がとてもいい。
試合をしている男の子たちは勿論、
「自分も男に生まれたかった」と羨む女の子たちの気持ちもとてもよく分かる。
鷹丘は志望校云々言っていたときはどうなることかと思ったけれど
そういうオチなのかと笑った。本人的には報われないのだろうけど(笑)
ハッピーエンドで良かった。
『あおげばとうとし』
当初こんなに良いキャラになってくるとは思っていなかった
二下教諭。回を追うごとに良いキャラが見えてくる。
こんな先生が本当にいたらいいなぁと素直に思う。
『話のわかる』教師になんてなりたくない、というのが尤もで
殴って愛して先生として先に立ってくれる理想の先生。
『桜』
基本的にこの人の伏線の張り方が好きなのだが
これもまたそう。
作者が北海道出身なので、
『春に咲く桜』というものに対する思い入れや描き方に
並並ならぬものがあると思う。
自分自身同じ北海道出身者なので、
初夏ではなく『春』に咲きぼんやりとすべてを桜色に染める
桜という花に、本州に来てから持つ印象が変わったので
桜の描き方にとても共感する。
ところどころに、平の成長をうかがわせる短いシーンが差し挟まれ
それが頼もしく思う反面、あと2巻で終わってしまうと思うと
とても寂しい。
このまま高校生になった平たちを見続けたい気もするけれど
中学時代を描いたお話なので、潔くここで終わって
この後も彼らの”人生”は続いていくのだな、と思うのが正解とも思う。
2010.02.20 Sat
に吟味を重ねた末、
周囲でiPhoneユーザーが増えたことと
auの対応が微妙になってきたことと
もう1台orもう1ナンバー仕事用に欲しかったのだけど
auが2in1に対応してくれなさそうだけれど
ウィルコムもこの先どうなんだろうと思ったことから
遂にiPhoneに手を出しましたw
auはもう、宣伝もださいし(まぁそれは関係ないけど)
サービスにしろ携帯のデザインにしろ
どうも違う方向行っちゃっていて
ここのとこずっと、欲しい機種もなくしゃれたCMもなく
もうauユーザーやめようかと思ったところで
iidaのG9が出たからそれに即行で機種変して
もぅ当分欲しい機種はでなさそうだし
出たとしてもiPhoneより機能的な可能性は低いので
暫くこの二刀流で十分かと。
まだ買ったばっかで取説も読まずに触ってるんで
よくわからないことも多いけど、とりま楽しいです♪
それから、スタバに行って
さくらのシフォンケーキとさくらスチーマーと
新しい桜のタンブラーをgetしてきました。
今使ってるのがshortしか入らないし
何年も使って蓋とかが傷んでちゃんとしまらなくなってきたから。
スチーマーもケーキも
ほんのりピンクで桜の香りがたっぷりで
ちょっと甘じょっぱくて美味しかった。
次は桜のフラベチーノ頼んでみたいなぁ。
でも、いつまでやってるんだろ。
終わらないうちに行かなくちゃ。
2010.02.20 Sat
正直言ってひどい。
映画化されるほどの高評価の理由がどうもわからない。
身近なところでも「良かった」という評価を聞いたので
読んでみたのだが
男女の価値観の違いなのだろうか?
これが児童文学であれば、少なくとも途中までは快く読めるし
面白いかもしれないが
『文学』『小説』というジャンルと考えれば
構成や文章など全てが稚拙と言わざるを得ない。
冒頭はわくわくして読み始めた。
だが、大家に挨拶もせず、声が出ないこともさして気にしない
という”ずれ”ている主人公に共感はあまり抱けない。
比喩の仕方は面白いと思った。
人の心は泥水というのは確かに同意。
心に汚い部分は誰しも持っていて、濁らない様
静かにしているという表現には頷く。
自分で作った料理を自分で食べることの
つまらなさなども理解できる。
これ以降は核心に触れるネタバレ含む。
インド人の彼の立ち去り方が、泥棒とも言える
あまりにひどいものなのだが
その『謎』は最後まで明かされない。
単純に追い込まれてあんなに避けていた家に戻るという理由付けにしては
どうにも安直なのは、書き手が女であることの被害妄想じみた描き方か。
いくら憎んでいる母親としても、こっそりへそくりを奪おうというのも
これまた泥棒だし
声が出ない割に誰一人慌てず傷つけるような言動もなく
順調に食堂の営業が軌道にのるのも稚拙な話運び。
リアリティがない。
”そんなにうまくいくはずがなかった”と言いつつ訪れた苦境が
陰毛事件で、それにしたって主人公がサンドイッチを捨てる辛さだけで
食堂の営業に問題はない。
こんなもの、苦境のうちには入らない。
彼女の料理を食べると願いが叶うだなんていう伝説じみた噂で
あっさりといろんな問題が表面上だけ片付いていく。
ファンタジーと考えても嘘臭くて浅い。
最終的に母親が彼女の料理を食べて和解するのだろう
という予想が裏切られることのない陳腐な構成。
母親が病気になることは苦境かもしれないが
このあたりの描き方にも徹底してリアリティがない。
一番問題なのはやはり、エルメス。
食肉に変えられそうだったのを引き取って
可愛がって育てていた割に突然食べるというのが理解出来ない。
それこそが愛だ、などど偽善も甚だしい。
百歩譲って食うのは良いとしても
「エルメスは自分の運命を悟っていた」
「苦しまなかった」
という欺瞞には吐き気がする。
このあたりで決定的に読む気力を失った。
それでも勿論最後まで読んだが。
自分の知人に料理人がいるが、彼は
「殺生が自分の生業だ」
と常々言っているし、包丁と食材を神のようにあがめ
とても丁寧に扱っている。
『命の大切さ』を教える為に敢えて目の前で屠ることに
私は疑問を禁じえないし、それはただの人間のエゴだと思う。
我々は日々命を犠牲にして生きている。
それなのに敢えて犠牲を増やすことは欺瞞だ。
料理人の葛藤や真摯な姿勢を描くならば
エルメスだけでなく全ての食材に対して感謝をするべき。
表面だけの料理人の描写。
本物の料理人さんたちに失礼。
母親が死んだからと、あれだけ決意して開いた食堂を
ずっとしめっぱなしにしているところも
プロ意識に欠けるだろう。
料理を作ることの楽しさ、人に食べて喜んでもらう嬉しさ
それは自己満足ではないはず。
あまりに稚拙な小説なので
少なくとも文学が好きな人、本を多量に読み込んでいる人には
お薦め出来ないし
とても感動も出来ない。
自分は正直このような内容ではとても泣けない。
作り事、絵空事、自分に都合の良いだけの自己満足小説。
昨今の、素朴だったり人が死ねば感動という残念な流行から言えば
流行に即しているとは思う。
また、口の利けない主人公の一人語りで進む物語や
豚の解体シーンを、映画でどう描くのかには興味がある。
映画化されるほどの高評価の理由がどうもわからない。
身近なところでも「良かった」という評価を聞いたので
読んでみたのだが
男女の価値観の違いなのだろうか?
これが児童文学であれば、少なくとも途中までは快く読めるし
面白いかもしれないが
『文学』『小説』というジャンルと考えれば
構成や文章など全てが稚拙と言わざるを得ない。
冒頭はわくわくして読み始めた。
だが、大家に挨拶もせず、声が出ないこともさして気にしない
という”ずれ”ている主人公に共感はあまり抱けない。
比喩の仕方は面白いと思った。
人の心は泥水というのは確かに同意。
心に汚い部分は誰しも持っていて、濁らない様
静かにしているという表現には頷く。
自分で作った料理を自分で食べることの
つまらなさなども理解できる。
これ以降は核心に触れるネタバレ含む。
インド人の彼の立ち去り方が、泥棒とも言える
あまりにひどいものなのだが
その『謎』は最後まで明かされない。
単純に追い込まれてあんなに避けていた家に戻るという理由付けにしては
どうにも安直なのは、書き手が女であることの被害妄想じみた描き方か。
いくら憎んでいる母親としても、こっそりへそくりを奪おうというのも
これまた泥棒だし
声が出ない割に誰一人慌てず傷つけるような言動もなく
順調に食堂の営業が軌道にのるのも稚拙な話運び。
リアリティがない。
”そんなにうまくいくはずがなかった”と言いつつ訪れた苦境が
陰毛事件で、それにしたって主人公がサンドイッチを捨てる辛さだけで
食堂の営業に問題はない。
こんなもの、苦境のうちには入らない。
彼女の料理を食べると願いが叶うだなんていう伝説じみた噂で
あっさりといろんな問題が表面上だけ片付いていく。
ファンタジーと考えても嘘臭くて浅い。
最終的に母親が彼女の料理を食べて和解するのだろう
という予想が裏切られることのない陳腐な構成。
母親が病気になることは苦境かもしれないが
このあたりの描き方にも徹底してリアリティがない。
一番問題なのはやはり、エルメス。
食肉に変えられそうだったのを引き取って
可愛がって育てていた割に突然食べるというのが理解出来ない。
それこそが愛だ、などど偽善も甚だしい。
百歩譲って食うのは良いとしても
「エルメスは自分の運命を悟っていた」
「苦しまなかった」
という欺瞞には吐き気がする。
このあたりで決定的に読む気力を失った。
それでも勿論最後まで読んだが。
自分の知人に料理人がいるが、彼は
「殺生が自分の生業だ」
と常々言っているし、包丁と食材を神のようにあがめ
とても丁寧に扱っている。
『命の大切さ』を教える為に敢えて目の前で屠ることに
私は疑問を禁じえないし、それはただの人間のエゴだと思う。
我々は日々命を犠牲にして生きている。
それなのに敢えて犠牲を増やすことは欺瞞だ。
料理人の葛藤や真摯な姿勢を描くならば
エルメスだけでなく全ての食材に対して感謝をするべき。
表面だけの料理人の描写。
本物の料理人さんたちに失礼。
母親が死んだからと、あれだけ決意して開いた食堂を
ずっとしめっぱなしにしているところも
プロ意識に欠けるだろう。
料理を作ることの楽しさ、人に食べて喜んでもらう嬉しさ
それは自己満足ではないはず。
あまりに稚拙な小説なので
少なくとも文学が好きな人、本を多量に読み込んでいる人には
お薦め出来ないし
とても感動も出来ない。
自分は正直このような内容ではとても泣けない。
作り事、絵空事、自分に都合の良いだけの自己満足小説。
昨今の、素朴だったり人が死ねば感動という残念な流行から言えば
流行に即しているとは思う。
また、口の利けない主人公の一人語りで進む物語や
豚の解体シーンを、映画でどう描くのかには興味がある。
2010.02.18 Thu
10年間に書いたものをほぼ発表順に収録した短編集。
17編も収録されており、読みごたえはかなりある。
解説が非常に的を射ていて、
『これらが何の説明・先入観もなく雑誌に載ったとしたら
はっきりいって、文句のない完結性を備えた短篇はほんの数篇』
だが
『各短篇が”アーシュラ・K・ル・グィン”という大長篇の部分を切り取った』
ものであるという表現が適切。
正直、彼女の世界観がとても好きな自分でさえ
受け付けられない部分や、理解し辛い部分があった。
短編としてその作品だけ読むには表現しきれておらず不完全な物が幾編かある。
ただ、こうしてまとめて読むことで多少なりともそれが緩和され、
ル・グィンという世界の空気感を味わうことが出来る。
個人的にはゲドの2巻の、あの陰鬱とした暗く混沌とした、
それでいてどこか美麗さを感じるあの雰囲気を
増幅したように感じる文章だった。
ファンタジーとしてとても素晴らしいし、発想もまた秀逸。
私は、『冬の王』『九つのいのち』『帝国よりも大きくゆるやかに』
が特に好きだった。
冬の王では、退位させること・させないことのどちらが陰謀なのか
どちらとも考えられることに気付いたとき、さりげない空恐ろしさを感じた。
帝国~ではエンパスの描き方に興味を恐怖を掻き立てられた。
クローン実験について一家言あるつもりの自分は
九つのいのちの
「君は自分にむかって、おやすみを言うか?」
という言葉が胸に突き刺さった。
17編も収録されており、読みごたえはかなりある。
解説が非常に的を射ていて、
『これらが何の説明・先入観もなく雑誌に載ったとしたら
はっきりいって、文句のない完結性を備えた短篇はほんの数篇』
だが
『各短篇が”アーシュラ・K・ル・グィン”という大長篇の部分を切り取った』
ものであるという表現が適切。
正直、彼女の世界観がとても好きな自分でさえ
受け付けられない部分や、理解し辛い部分があった。
短編としてその作品だけ読むには表現しきれておらず不完全な物が幾編かある。
ただ、こうしてまとめて読むことで多少なりともそれが緩和され、
ル・グィンという世界の空気感を味わうことが出来る。
個人的にはゲドの2巻の、あの陰鬱とした暗く混沌とした、
それでいてどこか美麗さを感じるあの雰囲気を
増幅したように感じる文章だった。
ファンタジーとしてとても素晴らしいし、発想もまた秀逸。
私は、『冬の王』『九つのいのち』『帝国よりも大きくゆるやかに』
が特に好きだった。
冬の王では、退位させること・させないことのどちらが陰謀なのか
どちらとも考えられることに気付いたとき、さりげない空恐ろしさを感じた。
帝国~ではエンパスの描き方に興味を恐怖を掻き立てられた。
クローン実験について一家言あるつもりの自分は
九つのいのちの
「君は自分にむかって、おやすみを言うか?」
という言葉が胸に突き刺さった。
2010.02.17 Wed
国母、「SAMURAI」キラリ
http://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/120100217113.html
マウスピースをつけたまま会見。
うっかりしていたとしても、少なくとも表向きだけでも
反省・更生したポーズを見せなければならなかったこの局面で。
子供じゃないのに、どうなのかと。
大学では、応援自粛するんでしたっけ?
これに対しては、今更そんなこと言いだすなら
普段から注意しておいてやればよかったのに
と思ったけれど
注意もなにも、もう二十歳越えたいい大人なんだからね。
國母選手に対する本学の見解について
http://www.u-tokai.ac.jp/TKDCMS/News/Detail.aspx?code=news&id=3278
どうも、擁護派の意見を見てると
「個性的だから」「実力があればいい」という論旨で
酷過ぎる。
国の代表であるとか、プロであることとか
理解できないんだな。
チーム名だかなんだか知らないけど
侍大安売りな、おい。
侍じゃなくてこれは傾奇者でしょう。
仁義礼知心もなっていない人間に、侍を名乗ってほしくない。
今朝も電車内で化粧したりパン食いだす若い子らを見たけど
本当に日本の礼儀正しさや誇りをもつことって
なくなってきてしまったな。
若いから駄目だなんて言うつもりはないけれど
この人にしろ、擁護している人の年齢層を見ても
若さが目立つのでがっかりする。
若気の至りにしても、限度があるんですが。
相方は、「こんな奴のことを口に出したくもない」と。
プロとして失格、と。
スポーツをやっている人みんながみんな
スポーツマンシップがあるなんて幻想は抱いていないし
ボードは日本固有のスポーツでもないとは言え
日の丸背負ってこんな恥知らずをする人に
侍だなんて冗談でも言ってほしくない。
本当に言ってほしくない。
2010.02.13 Sat
【スノボ】国母、開会式出席を取りやめ、競技は出場 「本人も反省」と橋本団長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100213-00000508-san-spo
何が怖いかと言って、この人本人よりも
この人を擁護している人が多いことと、その論旨。
元々、テレビでこの人の恰好を見たとき、ひどいとは自分も思った。
ただ、批難を寄せるほどの気持ちにはならなかった。
けれど、その後の会見でまったく反省していない態度を取り
「結果さえ出せばいいんでしょw」というのを見てからは
どんな制裁をされても仕方ないという考えになった。
「これだからゆとりはw」
という叩き方もどうかと思うけれど、それに対して
「そんな些細なことで批判すんな、団塊がw」
というのは違うだろう、と思うのだ。
現代の日本人はすっかり平和ボケしているから、
スポーツマンシップ!
出ることに意義がある!
なんていう人も多いけれど、戦争の代わりに戦っているんだし
オリンピックという公式の戦いに日本という国の代表として出ている
という意識がまったくない。
私服がどんな恰好をしていようが、ドレッドだろうがかまわないけれど
国民の血税で支給された制服を着崩すのは
個性のアピールとは違う。
リーゼントにしてボンタン短ランがかっこいいと思って
その恰好のまま葬式に行くような恰好悪さ。
人質になって救出する為に使われたお金に
「俺らの税金がっ!」とか叩くなら
この人を叩くほうがまだ合っていると思う。正直。
結果出せば何してもいいとか
自由を履き違えているのが、本当に怖い。
この選手と同世代の若い人たちが
「これくらいいいじゃないか。」と言っているのが気味が悪い。
恰好がどうということじゃないんだが。
日本という国を背負っていること
その責任、誇りの話なんだがな。
それと、擁護派にしても
「ボーダーだからこんな恰好・態度でもしょうがない」
という意見を多く見る気がする。
スキーよりスノボの方が後に流行って
若者がやっているほうが多いイメージからか
ボーダー=非常識 というイメージが定着していて
容認されるのは、きちんとしているボーダー達全体に迷惑がかかるんだけど。
高校なんかの制服でもそうじゃなかったか?
制服を着ているということは看板を背負っている訳で
自分の行動如何で自分の学校の卒業生なんかも含む全員を
高めもすれば貶めもするんだという自覚も無いまま
今の人ってのは学生時代を過ごしちゃってるということなんだろうか。
周りの人間がそもそも注意しなかったことからして
「こいつはそういうやつ」
って空気にもうなっていたのじゃないだろうか。
選手登録取り消しは可哀想だし、結果を出すことが責任と思うから
この結果は妥当だと思うが
本当に反省しているのかは疑問。
朝青龍のように結果さえ出せば何してもいいんだと調子にのって
後で取り返しのつかないことになるやもしれんと思うと
応援する気はあまりおきないな。
2010.02.10 Wed
どうしても、レイフォンとリーリンたちが敵対?する構図に
納得がいかないので
そのまま続きを読んでも納得がいかないまま。
外伝も読んでいないし、次から次へとキャラが出てきて
大風呂敷を広げすぎという印象。
何故レイフォンが天剣として共に戦えないのか同意できないので
リーリンにも感情移入できない感じ。
ファンタジーものとして読み始めたのに
『地球』とかその辺りの設定を持ってこられると
ファンタジー要素に欠けてしまう点も、物語に入り込めなくなっている一因。
主人公であるはずのレイフォンが、影が薄くなる一方なのも問題か。
リーリンやニーナサイドの説明にページが費やされ
レイフォンサイドから見れば、リーリンとニーナを救おうと
グレンダンに向かった、という全巻のラストから
殆ど話が進んでいない。
次巻から展開があるのだろうが…
正直メディアミックス云々のしすぎのせいか
冒頭でも言ったが話が散漫に広がりすぎて
感情移入出来ないので、正直どうだろうかと思う。
納得がいかないので
そのまま続きを読んでも納得がいかないまま。
外伝も読んでいないし、次から次へとキャラが出てきて
大風呂敷を広げすぎという印象。
何故レイフォンが天剣として共に戦えないのか同意できないので
リーリンにも感情移入できない感じ。
ファンタジーものとして読み始めたのに
『地球』とかその辺りの設定を持ってこられると
ファンタジー要素に欠けてしまう点も、物語に入り込めなくなっている一因。
主人公であるはずのレイフォンが、影が薄くなる一方なのも問題か。
リーリンやニーナサイドの説明にページが費やされ
レイフォンサイドから見れば、リーリンとニーナを救おうと
グレンダンに向かった、という全巻のラストから
殆ど話が進んでいない。
次巻から展開があるのだろうが…
正直メディアミックス云々のしすぎのせいか
冒頭でも言ったが話が散漫に広がりすぎて
感情移入出来ないので、正直どうだろうかと思う。
2010.02.09 Tue
全6編入っている内、4編が既刊。(加筆修正はあり)
筆者が男で、しかも女はSFに理解が無いと思っている人が書いているだけに
納得のいかない点は多い。
ご都合主義であったり、女がやけに馬鹿だったり理想化されていたり。
キャラメルボックスで舞台化されたとき、そのおかしな点が
全て消化されており、純粋に感動できる話になっていた。
その後書き下ろされた栗塚編と野方編は、
違和感無く、短編であるのが残念に感じられるほど良い話だった。
特に、吹原編では『悪役』である野方が主人公になり
ついに自ら過去へ飛ぶ野方編はとても良いと思う。
純愛や友情部分も良いが、吹原とのある意味での和解となる
この章がラストに入っていることで、残り5編も引き立つ。
構成としてはとても良い。
ただ、多くの方がおっしゃられているように
既刊の話を再録に継ぐ再録というのは
あまりイメージの良いものではないかも。
筆者が男で、しかも女はSFに理解が無いと思っている人が書いているだけに
納得のいかない点は多い。
ご都合主義であったり、女がやけに馬鹿だったり理想化されていたり。
キャラメルボックスで舞台化されたとき、そのおかしな点が
全て消化されており、純粋に感動できる話になっていた。
その後書き下ろされた栗塚編と野方編は、
違和感無く、短編であるのが残念に感じられるほど良い話だった。
特に、吹原編では『悪役』である野方が主人公になり
ついに自ら過去へ飛ぶ野方編はとても良いと思う。
純愛や友情部分も良いが、吹原とのある意味での和解となる
この章がラストに入っていることで、残り5編も引き立つ。
構成としてはとても良い。
ただ、多くの方がおっしゃられているように
既刊の話を再録に継ぐ再録というのは
あまりイメージの良いものではないかも。
2010.02.09 Tue
この小説を元にした、キャラメルボックスの舞台『嵐になるまで待って』
を先に見た。
成井さんの作品の長所でもあり短所でもあるところが、純粋なところだと思う。
悪く言えば垢抜けていないというか。
キャラメルの脚本を書くときに、真柴さんと一緒に書くと
真柴さんの女性視点が加わることでいい感じに中和されるのだが
小説単体で読むと少しきつい気がする。
舞台では役者陣の演技や効果音や演出で
迫力に押されなんの疑問も感じなかった部分でも
小説だとそれがない分、リアリティに欠けて見えて違和感を覚える。
ユーリが真実を殴り書いてノートを渡し、走り去るシーンは
相変わらず好きだけれど
周囲がユーリのことをあっさり信じすぎる点や
波多野の姉との会話
波多野と姉の結末など
リアリティの無さに、ちょっと話に入り込めない。
舞台では全て無視してぐいぐい引き込んでくれるパワーがあるが
それがない分個人的にはイマイチ引きこまれないままの
悲しいラストに感じられた。
個人的には舞台の展開の方が好き。
を先に見た。
成井さんの作品の長所でもあり短所でもあるところが、純粋なところだと思う。
悪く言えば垢抜けていないというか。
キャラメルの脚本を書くときに、真柴さんと一緒に書くと
真柴さんの女性視点が加わることでいい感じに中和されるのだが
小説単体で読むと少しきつい気がする。
舞台では役者陣の演技や効果音や演出で
迫力に押されなんの疑問も感じなかった部分でも
小説だとそれがない分、リアリティに欠けて見えて違和感を覚える。
ユーリが真実を殴り書いてノートを渡し、走り去るシーンは
相変わらず好きだけれど
周囲がユーリのことをあっさり信じすぎる点や
波多野の姉との会話
波多野と姉の結末など
リアリティの無さに、ちょっと話に入り込めない。
舞台では全て無視してぐいぐい引き込んでくれるパワーがあるが
それがない分個人的にはイマイチ引きこまれないままの
悲しいラストに感じられた。
個人的には舞台の展開の方が好き。