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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.11.22 Fri
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2006.02.08 Wed
これを読もうと思ったきっかけは、帰りの電車の中だった。
中学生の男の子が、大きい荷物を持ったまま、吊り革に掴まって
それはもう必死で本を読んでいた。
私の隣の席が空いたことにもしばらく気付かないぐらい。
気付いて一駅だけ座ったけど、もう一瞬たりとも目が離せない!という感じで読んでいた。
ので、興味を持った。
ちらっと覗いてみたら、隅に『ブレーキ』と書いてあった。
これが本のタイトルか章のタイトルかは分からない。
買ったばかりなのか書店のカバーがしてあるから表紙は見えないし。

取り敢えず、本橋、という登場人物の名をキーワードに検索をかけた。
ページの断面が青く着色されているので、多分見れば簡単に分かるだろうと思っていた。
で、図書館にリクエストして手に取った。
果たして断面は青いし、これで正解のようだ。
けれど。
ちょっと表紙を見て驚いた。
う~ん・‥。ちょっと私の好みではないのでは‥・。

目次を見ると、ブレーキっていうのは最後の話のタイトルなだけで、
オムニバスになっているらしい。
つまりあの少年は、最後まで読みきろうっていうところだったわけで、それがたまたま
本のタイトルの章だったから検索を容易にしてくれたわけだ。


で、肝心の内容はと言うと。
やっぱり好みではありませんでした。

確かに設定としては奇抜でほぅと思わないこともないけど、
で、人が死ぬ。
で、だからなに?っていう。
何も残らない。
筆者は何が言いたいんだろう。
恐怖を伝えたいらしいけど、それもそんなに伝わってこないし、
心に残る恐怖っていうのはそれなりになにかに
裏打ちされているものでしょう。
例えば貞子さんの悲壮な運命であるとか。

なんだかなーって思いました。
で、思ってアマゾンで見てみたら、リアル鬼ごっこ書いた人なんですね。
その本のタイトルは聞いたことあります。
読んだことないけど。
レビュー見てもやっぱ評価低めでした。


まぁこれ読むのも良いけど、
もっと違う本も読みたまえ中学生。
って思いましたね…。

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