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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.11.22 Fri
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2007.07.08 Sun
改めて漫画で読むと、怖いというかブルーになるというか・・・。
まだ1巻なんですけど。2巻なんてもっとすごくなると思うんですけど。
でもこのお話は、好きです。
綿流しもですけど、切ない恋物語でもあるじゃないですか。
いやそれにしちゃ怖すぎですけども。(笑)
好きな人のために必死になってそれが度を越してしまっただけで、好きな気持ち
は変わらない。
一生懸命な詩音をつい応援したくなってしまうんです。
そしてまた、悟史も応援したくなってしまうひとりです。
兄だと言っても、まだ子供。虐待から妹を庇い切れるわけでもなくて
自分だけでも辛いのに、妹を重荷に感じてしまう気持ち。わかります。
暴力は、大人だって屈してしまうもの。
それが親子間なら尚更です。親がしつけだと言えば、それまで。子供が我儘で大袈裟に泣き叫ぶ
と言われたらそれまでで、周りは親のその言葉にだまされたり、気付いても踏み込めない。
親自身もしつけだと真剣に信じているケースもあるから性質が悪い。
この物語の場合は実の親ではないですが、それ以外に親の立ち位置のせいで子供がうけるとばっちりもあるわけで
ある意味では犯人が親でもあるわけです。
結局ハッピーエンドを迎えられないことは知ってしまっているけれど、
それでも少し詩音がやり方を間違えただけで、真摯な気持ちに偽りはないと思うので…。
次巻も楽しみです。
 
 

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