ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2005.12.30 Fri
構内に紛れこんでしまった鳩を蹴ろうと追い掛け回す子供。
その行為そのものでは無く、自分の側に戻ってこないことに対してしか怒らない母親。
自分達のキャパを越えて客が並んでいるからと言って、態度の悪い百貨店の店員。
電車の座席で何度も飛び跳ね続ける子供。
それを注意もしない祖父。
コンビニの棚で、上段の物を取るために商品の載った下段を土足で踏台代わりにしている子供。
それが子供の自立と勘違いしているらしい祖母。
彼らはレジでそれを買う。
子供はカルトンごと釣りを取り、その癖硬貨を落とす。
それを拾い、子供が財布の中にコインをしまい終わるまで、後ろに並んでいる私のために避けようともしない。
店員さんが私に、「後ろでお待ちのお客様どうぞ」と声をかけても
よけもせず、しまいおえてからぞんざいにカルトンを置いて
連れだって出ていってしまう。
ああ、最低だ。
世の中馬鹿ばっかりだ。
そう思っている私に、会計を終えて釣りを私ながら
店員さんが、
「ありがとうございました。お待たせいたしました」
と言った。
彼がレジをする過程で、私を待たせているということは
全くないのだ。
つまりは、前の客のせいで私を待たせたことに詫びているのだと思う。
接客としてこれはとても正解だ。
きちんとそれに気づけて、一言自分のせいでもないことに
詫びを言えるっていうのは、若いのに大したもんだ。
ささくれだっていた気持ちがちょっと収まった。
人間ってそんなもん。
その行為そのものでは無く、自分の側に戻ってこないことに対してしか怒らない母親。
自分達のキャパを越えて客が並んでいるからと言って、態度の悪い百貨店の店員。
電車の座席で何度も飛び跳ね続ける子供。
それを注意もしない祖父。
コンビニの棚で、上段の物を取るために商品の載った下段を土足で踏台代わりにしている子供。
それが子供の自立と勘違いしているらしい祖母。
彼らはレジでそれを買う。
子供はカルトンごと釣りを取り、その癖硬貨を落とす。
それを拾い、子供が財布の中にコインをしまい終わるまで、後ろに並んでいる私のために避けようともしない。
店員さんが私に、「後ろでお待ちのお客様どうぞ」と声をかけても
よけもせず、しまいおえてからぞんざいにカルトンを置いて
連れだって出ていってしまう。
ああ、最低だ。
世の中馬鹿ばっかりだ。
そう思っている私に、会計を終えて釣りを私ながら
店員さんが、
「ありがとうございました。お待たせいたしました」
と言った。
彼がレジをする過程で、私を待たせているということは
全くないのだ。
つまりは、前の客のせいで私を待たせたことに詫びているのだと思う。
接客としてこれはとても正解だ。
きちんとそれに気づけて、一言自分のせいでもないことに
詫びを言えるっていうのは、若いのに大したもんだ。
ささくれだっていた気持ちがちょっと収まった。
人間ってそんなもん。
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