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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.11.22 Fri
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2008.03.10 Mon
相変わらず切なく心温まるストーリー。
コハルちゃんがどうにも可愛くてたまらない。
以降ネタバレ含む。


コハルちゃんが出かけてしまって、一人じゃやる気が起きない
とだらだらしてしまう正宗くんの気持ちは、とてもよくわかる。
過ぎる時間をそれなりに過ごせばいいものを、
喪失感とまではいかないまでも、何か欠けた様な感覚で
どうにもやる気が出てくれないものだ。

正宗くんのプロポーズの思い出も切なかった。
「僕と結婚してくれませんか?」。
私はストレートにこういわれるのが一番嬉しいけど。

大事な人に心配をかけたくない気持ちは分かる。
でもやはり、何も知らないのは悔しい。
そう正宗くんが言うことで、どれだけ陽子さんが
何も言わずにいってしまって、自分は何も知らずにいたことを
悔やんでいるかがわかってとても切ない。

辛いのと不幸なのとは同じではないというのは、
綺麗事かもしれないが、そうだと思うし、そうだといいなと思った。

新キャラのカンナとアンナは良い味を出していた。
特にアンナちゃんは、それくらいの年頃の女の子を出すことで、
陽子さんのお母さんの心情も吐露されて綺麗な展開だと思う。
冗談でしょう、と卑怯だわしか言ってやれなかったと
アンナちゃんのお母さんに陽子さんのお母さんが話すシーンはしみじみじんとくる。
親という立場といえどひとりの人間であって、未熟で後悔することも勿論あるものだ。

アンナちゃんとシローくんを前にして、 選択肢の話をする正宗くんも切なかった。
正宗くんだってやはり、選択肢は欲しかったはずだ。
陽子さんが心配をかけたくなくてした優しさは勿論わかっていても、やはり。
アンナちゃんに、高校生の頃に陽子さんに打ち明けられていたらどうしたかと訊かれて、
厳しい質問でもあっただろうけど、年下の女子高生にきちんと、
同じ答えを出せていたらいいなと思う、と答えた正宗くんの真摯さには胸を打たれた。
陽子さんが健在で、3人で温かい家庭を築いている様子を想像して、じんとしてしまった。

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