選挙が近くなると、真保さんの『ダイスをころがせ』を
つい読み返したくなります。
郵政民営化の時、比例代表までとにもかくにも自民に
投票した人が多かったお蔭で
本人まで驚くような人まで当選してしまい
テレビでコメンテーターが
「比例は別の党を書くとか有権者も工夫すべきなんですが」
と言っていて、
コメンテーターの癖に(偏見)まともなこと言うな~
と思っていたんですが。
こうすることでなにがどうなるか
そうなるとどうなるのか
っていうところまで、考えて投票すべきですよね。
民主党の党旗問題は、複数のマイミクさんが書いておられるのでそれに譲るとして。
今に不満があるから、一新したら良くなるんじゃない?
ってのは実は安易な考えで
もっと悪くなることだってあるってのを
念頭においておかないとと思うのです。
それと、今回は国民審査も一緒にあります。
制度の成立ちへの問題点とか実は色々あるんだけど
長くなるので置いておくとして。
今日ずっと、今回対象になっている人たちの
情報を集めていたんだけど。
普段一般の人たちが裁判にどれだけ興味を示しているのかと。
事件の名前は覚えていても、裁判長まで覚えているのかと。
疑問に思った。
私は多分判例とか多少詳しいだろうし興味もある方だけど
だからと言って全ての判例を把握しているわけでも
その担当が誰だったかを全部把握してるわけでもないしな。
『忙しい』有権者たちが、普段知らないので調べて
不信任の票を投ずべきか、なんて殆どの人がやらない(やれない)だろうし
(それは各候補者についても同じで、ブログを読んだり
講演会を聞きに行くとか)
これって国民審査で罷免された裁判官はいない理由の一端だと思うんだ。
だからってじゃあ適当に信任でいいやーではなくて
あなたの判断に対して疑問がありますよ
と表明する機会でもあるのだから。
マスコミが報道する『世論』に流されたり
安易な考えで投票したりせず
やっぱり出来る限り情報を集めて
自分の考えを確立させて投票に臨むべきだと思うのです。
まぁ要は、選挙行こうぜ☆