ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2010.07.26 Mon
どうして自分は全然なにひとつちゃんと出来ないのだろう
と思う。
時々「すごい」と言ってもらえることがあるけれど
自分なんてちっとも凄くなんかない。
逆に、「羨ましい」と言われることがあるけれど
これには少し不快を覚える。
別に羨ましがられるようなことはなにひとつない。
あの人は、どうしてあんなに忙しいのに
たくさんの友人たちもいるのに
不義理もせず、仕事もこなして、きっちり遊んで
どこにどうやったらそんな時間があるのだろう
と、思うことがある。
「睡眠削ってるからかな?」
と答えられたことがある。
その人を、凄いと思う。
見習わなくちゃと思う。
でも、羨ましいとは思わない。
別に彼は、やろうとしてやっているだけで
やっているから出来ているだけで
別に妬まれるようなことはなにひとつない。
彼の努力の結果だ。
「いろんなやることあっていいね」
だの
「寝ないで済んで羨ましいね」
だの
ちょっと可笑しいと思うんだ。
別にやりたいからやっているだけで
そして別に趣味でやっているわけでもなくて
真剣にやっているだけだし
寝ないのは辛い。
本当はたっぷり寝ていたいとも思う。
2,3時間の睡眠で事足りるようになれるように
期間をかけて練習もした。
だから別に、羨ましがられることじゃない。
そんな些細なことも数に入れて良いのなら
きっと、出会った頃よりは近づいた。
でも、私の尊敬する人たちは
揺るがない。弛むことがない。
私が苦労して数歩進んでいる間に、何十歩も先んじてしまう。
だからと言って、追うのを諦める理由にはならない。
努力しなくていい言い訳にはならない。
疲れたからとさぼっているわけにはいかない。
誰かに無理強いされたわけでも
課された訳でもない。
やりたいからやっているだけ。
好き好んで、自分で目指しているだけ。
どんなに尊敬する人たちの背中が遠くても
それを越えた先がまだまだ険しく遠くても
それでもこの道を進みたいと思ったのだから
血反吐を吐いてでも進むしかない。
時々辛く思っても
羨ましく思っても
あの人たちが軽々しく簡単に歩んでいる訳では
ないことを知っているから
簡単に羨ましがったり
況してや諦めたりなんてしたくない。
PR