ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.10.16 Fri
気象庁、ウェザーニューズ社に注意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091015-00000953-yom-soci
ざっと日記を読んだけれど、詳細を知らず・調べず
どちらか一方を批難している人が結構いる。
特に、「weathernewsを知らない」としつつ
民間だから適当だろうとして叩いている人が
ひとりやふたりではなかったので驚いた。
weathernews
http://
口頭注意を受けたことについて、きちんと反論しているんだが
PCサイトでは図しか見つけられなかったので
携帯(au)のアドレスも貼っておく。
http://
これって有料会員にしか見られない情報なのかな。
(自分はライト版に登録している。)
抜粋すると、
ウェザーニュースは気象庁のデータに加え
全国から届いた台風リポートと気圧リポート
アメダスや灯台の実況データによる風向き
で判断した、と。
「台風の上陸位置は防災情報にあたらない」
かどうかは本当のところどうなのかは分からないし
気象庁の発表と併記だとは言え上記の情報が
「気象庁の情報の解説程度」の範囲内かどうかは
意見の分かれるところだとは思うが
法的なことは取り敢えず判例とか論拠とか
調べたり書いたりするのが面倒なので省く。
地震や気温などもそうだけど
体感と発表が違うのはよくある話。
たとえ発表やデータで気温30度と言っていても
寒ければコートを着ればいいし
震度1と言っていても家が倒壊しそうなら避難する。
個人的には気象庁の発表よりも
実況に基づき、かつサイトで常に情報が更新され
更にはメールでも送ってくれるウェザーニュースの方が
信用に足るし何より便利。
先日も、突然の雷雨に対し
「30分程度でやむから雨宿りを」
というメールが来たんだけど、本当にその通りで
一時間ほど所用を済ませて外に出たらやんでいた。
豪雨の中道具抱えて傘差さずに済んで助かった。
なので会員登録しているわけだけど。
だから肩を持つつもりではないが
被害を食い止めようと色々な工夫はしているし
民間だからサービスして金を貰わなければ話にならないわけで
その料金に見合う企業努力はしている方だと思うんだが。
大体自分としては、一方からの情報よりも
複数の情報を集めて検証し、正しいと思うものを選り分ける
のが情報の使い方であると思うわけで
気象庁とウェザーニュースの情報が異なるからこそ
情報としての価値があるはず。
法的見解はさっきも言ったけど取り敢えずおいておくとして
上陸地点に差異があっても、避難するか否か
等というのは結局は自分が決めることだ。
「防災上、混乱を与えるおそれがある」
だなんて、国民が自己判断出来ず情報のみを鵜呑みにする
と考えているかのようで
国民を守る為に見せかけて、気象庁が守りたいのは
自分たちのプライドなんじゃないのか? と思ってしまう。
然しながら。
両方の主張を確認したり問い合わせたりせず
せめて複数のニュースを読むということもせず
ひとつの情報を鵜呑みにして判断してしまう人が多い
ということは
気象庁のしてくれる『心配』も、強ち間違いではないのだろう。
情報をうまく使えず
情報過多の時代だ、なんてネットを嘆く向きも多い中
自分で情報収集し、選別し、判断することが出来ないなら
情報が多ければ混乱するだろう。
だからと言って情報を一元化して、それ以外の情報が齎されない
というのはかなり怖いと思う。
余程一元化された先が信用できて絶対にミスを犯さない
というのなら兎も角。
そんなことは人間である以上ありえないことなのだから。
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