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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.12.04 Wed
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2010.05.01 Sat
ウォシャウスキー兄弟
ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2009-11-03

スタイリッシュさ、ワイヤーアクションやジャパニメーション的なカット割、
ストーリー展開等で知られているが
その実非常によく出来た映画であると思う。
惹きつけられる魅力も持っているし
マトリックスの世界観は問題提起も為してくれる。

人の体というのは電気信号で成り立っており
脳に電極をつないで電流を流すことで五感を誤作動させることが出来る。
ならば、実際にこのような世界もありえないことではない。
そこが怖くもあり、もし自分がこんな世界にほうりこまれたなら
一体どういった行動を取るだろうかと考え込んでしまう。

真実を知ることは辛くもあり、
知らない方が良かったと考える人間が出てきてもおかしくはない。

そしてまた人間というのはどうしようもない生き物である
ということに同意。
スミスの言う
『哺乳動物は本能的に周囲の環境と均衡を保っている。
人間はある場所で繁殖を始めると資源を使い切るまで繁殖をやめない。
生き延びるには繁殖場所を広げるしかない。
そんな人類と似ている有機体はウイルスである。』
という言葉は、全く持ってその通りだと思う。
そんなウイルスを捕獲して管理しているエージェントたちが
果たして悪だと言い切れるのか。

非常に印象深い台詞だ。

続編はあるが、これ単体を見ても十分独立して面白く見られるところもまた
痛快で良い。

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