ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2010.04.30 Fri
この筆者の本は読んでいて、文体も内容も好きな感じのものが多かったのだが
これは受け入れ辛かった。
正直に言えば、何を言いたいものだろうかと悩む内容で
どうもジャンル的にはホラーと言った感じで
『現代の神話』にはとても思えない。
ホラー小説と捉えるのなら、興味深い描写や設定はいくつかあったが
フィクションの中でも子供にこんな言動をさせるのは個人的には不快だった。
印象に残ったのは函館に関する描写で
『でもあそこは、ローマと同じさ。遠くから見た分には、美しいけれど、住むには活力がなさすぎる。
ふらっと旅行しに来るにはいいけれど、そこで暮らす街としては魅力はないな。』。
ローマについてはよく知らないので同じかどうかは兎も角として
函館というのはそういう町だと思う。
とても美しいけれど、住むには何もなく、くすんでいる町だ。
この表現は秀逸だなと感じた。
これは受け入れ辛かった。
正直に言えば、何を言いたいものだろうかと悩む内容で
どうもジャンル的にはホラーと言った感じで
『現代の神話』にはとても思えない。
ホラー小説と捉えるのなら、興味深い描写や設定はいくつかあったが
フィクションの中でも子供にこんな言動をさせるのは個人的には不快だった。
印象に残ったのは函館に関する描写で
『でもあそこは、ローマと同じさ。遠くから見た分には、美しいけれど、住むには活力がなさすぎる。
ふらっと旅行しに来るにはいいけれど、そこで暮らす街としては魅力はないな。』。
ローマについてはよく知らないので同じかどうかは兎も角として
函館というのはそういう町だと思う。
とても美しいけれど、住むには何もなく、くすんでいる町だ。
この表現は秀逸だなと感じた。
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