ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.04.06 Mon
"無駄"な物
『トイストーリー』のCGは、リアルさを出す為に
空気中に埃を書き込んでいたそうだ。
CGと言えばこのところ、FFX、X-2のイベントシーンを編集して
upしてくれてるのを作業中のBGM代わりに見ていたのだけど
リアルだなと感じるのはティーダが視線を泳がせたり
つまづいたり
どもったりするところ。
X-2では更にリアルにしようと
キャラにほくろを書き入れたら
戦闘シーンでゴミのように目につくんで駄目だったのだとか。
匙加減が大事。
先日、『アザーライフ』という映画のDVDを買って見た。
個人の出資者を募り、劇団など実力派俳優を使ってサラリーマンが作った映画。
感想等については別の機会に譲るとして。
(ただ、チープではあったがもっと評価されるべき)
たとえば、岡田達也さん。
普段舞台では、キャラメルの舞台では尚更見られないような
煙草を吸い、酒を飲み、コンビニに行く
といった行動が、余計に人間味を感じて引き込まれた。
無駄を排除して効率良く。
なら何がどこまで無駄なのか。
生きること自体が無駄じゃないのか、どうせ死ぬのに。
なのに。
一見無駄な、些細なことに人間味や温かみを感じる。
やっぱりきっと
無駄なことなんて一つも無いのだ。
些細なことこそ重要なのだ。
ふとした一言とか。
ちょっとした視線とか。
ではまた。
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