ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2008.11.02 Sun
といいつつ、大阪限定の話なんですが。
自分が大阪人と結婚して、大阪に引っ越したとき
相方の友人が手伝いに来てくれまして。
新居が五階で、エレベーターが「五階です」って喋るタイプで。
そしたらそのエレベーターが「五階です」ってアナウンスしたの聞いて
相方の友人が
「いやっ、奥さん違いますって!」(注:誤解です)
ってぼけ始めましてねぇ。(笑)
もう、隙あらばボケる。
思いつけばボケる。
私と初対面だの、相方の突っ込みがないだの
そんなことは気にしません。
そういうお国柄なんだなぁと、ひしひしと思った訳です。
podcastでキャラメルの加藤さんが、
劇場のホールで自分にいつでも話しかけてくれていいよ
という話をされていて。
「でも別の人と話中遮るのはやめてね」
と。
「大阪ではなぜか多いのなんででしょうね」
と。
それを聞いて思い出したのが、引越して向こうで仕事を始めて
文化の違い(笑)をいくつも感じたけれど
その中ですっごい苛々したのがそれなのですよ。
自分は、部長と課長が喋っていて、部長に電話が入って
緊急なので取り次ぎたい、なんてときには
「お話中失礼します」と部長と課長に声をかけてから
部長に「お電話です」と言うんです。
で、それが常識だと思うんだけども
大阪では一度たりともそれがなく、平気で話を遮る。
遮られたほうも全然不快そうじゃなくて
自分だけ不愉快だった。(苦笑)
お国柄なんでしょうね、きっと。
よく言えば自己主張が強いというか。
悪く言えばずーずーしいっていう。(苦笑)
赤信号でも車がこなきゃ渡るし。
(まぁこれは間違ってはないけどね)
相手がタクシー=商売=事故起こさないよう気をつける
と思えば、信号赤でタクシー来てても渡るとかさ。(笑)
あっちで運転してて、ウィンカーも出さずに曲がる車の
多いこと多いこと。
あ、でもね。
これは大阪というより関西なんだけど。
「ありがとう」を自然に言える町なの。
たとえば、バスを降りるとき、お客さんと運転手さんと
お互いに言っていたり。
これ、東側ではありえないでしょう。
前に読んだ本で、似たようなことが書いてあって。
ありがとうとすみませんは違うのに
東側ではすみませんを代用することが多い、って。
(お手間取らせて)すみません、ならまだいいけど
本当はありがとうと言うべきだ、と。
ホスピタリティについての本にあってね。
その通りだなぁと思うんです。
けど、東で「ありがとう」って言ったら慣れ慣れしいでしょ。
結局「ありがとうございます」か「すみません」
言ってしまう自分がいる。
よくも悪くも距離の近い町。
それが大阪って気がする。
東京は逆に、良くも悪くも遠いよね。
それが楽だとも思うし。
白川郷なんて行ったらもっと距離は近くなるでしょう。
自分は多分、東の距離感が合っているんだと思う。
でもたまに、西が恋しくなる。
住んでしまったらまた変わるかな?
でも大阪に住んでいたしなぁ。
東も西も、それぞれ楽しかったし
また住みたいなと思います。
なんてことをふと。
相方が、
「結婚式の親族紹介って普通に自己紹介したらいいよね?」
という私の質問に対して
「ボケられるならボケ倒せ」
とひとりでずーっとボケ続けていたのを見て思ったのでした。(笑)
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