ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2005.11.11 Fri
取引
真保 裕一
起承転結と言う言葉がありますが、この小説は起転転転って感じ。
もうこれは、ちょっとでも話の内容の感想を書いてしまうと
これから読む人に台無しになってしまうので書けませんけども。
兎に角すごく話がテンポよくサクサク転がっていく。
最初からすごいのに、どんどん凄くなっていっちゃう。
なのにリアリティを感じてしまうのは、やはり緻密な書き草のせいだよなあ。
リアリティのない癖にものすごくリアリティがある。
最後の結末は、あっさりとちょろっとで終わってしまい、ちょっと残念。
でもきっと、なんとかみんなハッピーになっていくんだろうなという
期待が持てる。
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