ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.05.09 Sat
原作の漫画を読んでいる人、HYDEさんのファン、
などの方には面白いのかもしれない。
そのどちらでも無い自分には、非常に微妙な内容。
オカルト仕立てだが、ネタはありがちだし
本当にあり得そうなリアルな中に仕込んでこそ
こういったネタは意味があると思うのだが
リアルに感じたのは知己の浮気性と、後悔の涙くらい。
成宮さんも栗山さんも好きだし、HYDEさんも好きだけれど
いくら役者が良くても内容が無さ過ぎる。
効果的っぽく、いかにもロマンチックな感じで
今日と同じ月は19年後にしか見られない
などと述べているのだが
これはメトン周期のことを言っているのだろうか?
理論上の計算に過ぎないし
単純に暦のずれを防ぐための人間にとってだけの
帳尻あわせであって、
19年後にしか見られない
今日の月は19年前の月
と言うようなロマンチックなものではないと思うのだが…。
もっと他の裏づけがあるのかもしれないが
19年と月で、メトン周期以外に自分には思いつかない。
ただ19年と、主人公に美月と名前をつけて
それっぽく関連付けたように見せかけるだけの
よくある少女漫画の上辺だけ設定のようにしか見えず
感情移入出来るほどの内容とは思えなかった。
漫画のファンでない人で、面白く見られる人はいるのだろうか。
原作の内容を大分削ったり変更しているらしいので
漫画を読めばきちんと納得がいくのかもしれないが…
この映画単体での評価は駄作。
割と評価が高いのが逆に驚いてしまったのが正直なところ。
ファンの方々の愛情票に見えてしまう。
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