ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2005.09.10 Sat
シンデレラマン
試写会が当選したので行って来ました。丸ビル。
のっけから抽選睾があり、まあ私は当選しませんでしたが、
結構お値段のはるダイエット食品リエータとか、丸ビル商品券3万円分、
お食事券とか豪華な内容でした。当たった人羨ましい〜。おめでとう。
さて、肝心の映画なのですが。
正直、全然期待してなかったんです。久しぶりにいい、とか
わざとらしいコピーつけちゃってさあ、ぐらいの勢いで。
まあ、タダだし見に行こうか?
折角来たんだから時間の無駄だったと思わせない程度には
せめて面白い映画であって欲しいんだけどな。みたいな。
もう、ところがどっこいです。
ぶっちゃけ、かなり早い段階からぼろぼろ泣いてました。
息子との約束とか、その辺りから。
辛い生活、そこから抜け出しても、夫の身を案ずる余り
今度は精神的に辛い生活。
主人公であるシンデレラマンの奥さんにかなり感情移入して見てしまって、最後の方にはハンカチをずっと握り締めて見ていました。
見終わった後もしばらくぐずぐず言っているくらい、余韻もあった。
ラストがどうなるのか、セオリー通りならこうだけれど、
そうならなかったらどうしよう?という不安もありつつ見ていたけれど、
嫌なラストではなくハッピーな気分でほうっとしていられるのでとてもいいです。
ボクシングのシーンなんて、何時の間にか映画であることを忘れて、
実際の試合を見ているような気分になって、
パンチが決まる度にどきどきしたり。正に手に汗握って見ていました。
時代背景が時代背景なので、取材陣のカメラもストロボなわけなんですが、その光の使い方や、主人公目線のカメラワークなどの手法がうまいなーと思いましたね。
効果的に使われていたと思います。
とても良い映画でした。
久しぶりにいいね。このキャッチコピーに偽りなし!
ただ、一緒に行っていたBAMはそんなに感動もしなかったようで…。
「まあ、いい話だよね」みたいな。人によるかもですけど。
私はおすすめでした。もう一度、お金払って見に行ってもいいかなくらいの勢いです。
思う存分泣けてすっきり、見終わった後は妙に幸せな気分になれる映画です。
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