ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2005.03.16 Wed
エッジウェア卿殺人事件
A. クリスティ, 蕗沢 忠枝
私はあまり推理物は読みません。
別に嫌いなわけではないのですが、なんとなく。自分では手が伸びません。
BAMが図書館から借りてきたので、こうして読んでいるわけです。
探偵といったらどちらかといえばホームズ派(しかも犬のアニメの・笑)
の私には、ポワロ探偵はこれが初めて読む本です。
謎解きとかは嫌いじゃないけれど、なんというかあまり入り込んでは読んでいなかったですね。
客観的に、ふーんという感じでポワロさんの推理を読んでいた。
良し悪しの問題ではなくですが、訳し方かな?入り込む文章の書き方では、
私的にはなかったということです。
こうして淡々と書いてくれたほうが推理物は面白いとも言えるけれど。
ラストは全然予想と違いました。
そういうオチかぁという。
がっかりではないけど意外でした。ちょっとやっぱりがっかりかな?
そうじゃない方が良かったなぁと思った。
この人はこういう人、という強烈なキャラとして終わって欲しかったかな。
そのキャラが際立つ終わり方で異常な感じが出ていたから良かったとも言える。
物足りないラストな気もしつつ、引っ張らずにすっきり終わってくれたとも言えるな。
人が死ぬシーンを克明に書いたりあまりしていないところが
私としては読みやすかったです。
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