
SHAPER’S HIGH
デザイン関係の勉強になる本が読みたい。そう思って本を探してはみたものの、教本や、偉そうなデザイナーの大センセイ方の本を読む気にはとてもなれない。
どんな本を読んでみたものか。と思っていたら目に留まったのがこの本だった。
洒落たデザインの表紙。シェイパーズハイ、なる、意味の分かるようではっきりしない言葉。興味を惹かれた。
図書館からこの本を借りて帰ってページを捲ってびっくり。
いやまあ、その理由は至極個人的なことなのだけれど。
以前画材店に勤めていたとき、うちの店では取扱がなかったけれど、お客さんからはよく問い合わせを受けていたエポキシ樹脂。当時は主に押し花での用途の問い合わせが多かった。
透明な樹脂を型に流し込み、そこへ押し花を入れて樹脂で蓋をして、固めてペーパーウェイトなどを作るというもの。
自分自身興味があったので、ネット検索で調べていたとき、あるサイトに行き当たった。
樹脂で作られたキーホルダーやマグネットなどの写真があるのだが、あまりに可愛く、表面がつるつると滑らか。写真でさえそれが分かるくらいなのだ。販売もしているようで、へーそうなのかあと思いつつ、他の作品のページも見た。バナナの椅子があって、面白い!と思った。でも、ものすごく高いんだろうな、きっと。と思い、また検索エンジンのペー
ジに戻ってしまったのだけれど。
なんとこのサイトマスターがこの本の作者だったのだ。
最初のページに、キーホルダーやバナナの椅子の写真がカラーで載っていた。知らずに借りたのが逆に運命的なものを感じてしまった。(笑)
本を読み進めて、あまりの文章の面白さに好感を持った。
ネットサーフィン中に「この人好きかも」、と思った直感は間違っていなかったわけだ。
特に好きだった文章が、『仕事とは“売られた喧嘩”』。
好きだなあ、この感覚。
自分自身かなりそれに近い感覚で、難しそう、無理そうな仕事ほど、やってやろうじゃん。と思う人間なので
ああ、この言い表し方は言いえて妙だなと思った。
それと、ご自分の仕事のことをRPGゲームに例えておられたのが面白かった。売られた喧嘩を買い、敵と戦って倒して、経験値とお金を得る。(笑)
正に、である。
物を作ることを生業にしている人はもちろん、そういったことに興味のある人なら面白く読める本だと思う。
因みに富田氏のサイトはこちら。
蝉がよく、地面に落ちてるじゃないですか?
あれ、すっごい怖くて。
虫自体が駄目なのに、断末魔って感じで動きはるじゃないですか。
あれが怖くって。
ハチクロを見ていてセミバクダンって書き方をしていて、
蝉には悪いけどぴったりな良い表し方だなーと思って。
(それともこれってみんな普通に言ってること?)
花本先生が、「あれが落ちてると夏も終わり」って言ってるけど、
まだまだ終わって欲しくないなぁ。
夏らしいことあんまりしてないよ。
花火もお祭りも海も行ってない。
お祭り、今年は土日が休みだから連れて行ってくれるかとおもいきや、
全然連れていってくれないんだよね、BAMが。
もうあと何回かしかチャンスないのに…。
浴衣着たい〜。りんごあめ買いたい〜。
海に至っては小学生のときが最後だし。
プールでも19歳が最後。
ドライブの果てに海辺に辿りついたことはあるけどさ。(笑)
水着着て海!ってのがもう何年もないよ。
行きたいなぁ。
やっと見に行って来ました。
もっと恥ずかしい思いをするかなと思ったら、子供はひとりもいなくて、
大人ばかりで、自分たちは年下から中盤の年齢層だったんでちょっとびっくり。
ストーリーについては、ネタばれですけども
いくつか疑問の残るところもありますが、これはこれで面白いと思います。
なんだろう。
原作が大好きで、アニメ版に疑問があったファンの人には、やっぱり映画版も疑問のラストだと思います。
ただ、アニメ自体がまず、原作のラストを聞いた上で、それと重ならないように
注意を払って作った、というものであり、
映画の中の話じゃなけれど、これは漫画とアニメは似ているけれど同じではない
パラレルワールドなんだと解釈してます。
とすれば、もう別物として、あのアニメの続きがこれ、と思えば納得もできるストーリー展開かな、と。
ちょっとグラトニーの扱いがびっくりしました。
イズミさんも殺されていてがっかりしました。
まぁ声は聞けたので嬉しかったけれど。
ラースくんも随分切なかったなぁ。まぁこれで、幸せになれるといいんだけど…。
声と言えば、置鮎さんとか、絵は出てるのに呼ばれてないキャラの声優さんが
結構いたのも残念でしたね。
あと、ヒューズさんの扱いが、アニメでも弱冠思ったけれど軽いなぁ。
これじゃあ全然駄目な人でしょう。ヒューズさんのファンはこれじゃあ嬉しくないと思う。
最後の最後でちょっと目覚めた感じではあるものの、そこまでは欠片も格好良くない。
エリシアちゃんだってどうなってるんだろう、とも思うし。
一番残念なのは、マスタングさんかな。
これは私見ですけども、原作でどうなるのかも分かってないのでアレなんですけど、
私の思うマスタングさんは、多分伍長にまで自分でおりて僻地に退くなんてことはしないと思うのです。
どんなに辛くても、守れなかった人が浮かんでも、それに耐えて
それも自分の罪だと思って抱えて、誰に何を言われても上を目指すんじゃないかなと。
私の思うマスタングさんはそういう強さと弱さのある人だと思っていたので、
僻地に退いていて、最後の最後で突然格好良くなぜかふっきれてきてしまうのはちょっと納得いかないかなと。
アルの魂がはなれやすくて、鎧に入れていて、それがエドの世界へ。
っていうところは、すごく良かったです。
凄く嬉しかった。お互いが、お互いが生きてるって信じて頑張ってきたけれど、
それが間違っていなかったっていうことが分かって
少しだけ救われた気がして。
ラストではちょっと、そんな終わり方は嫌だ、と思ったのを
アルがエドを追いかけてきてくれていたのでほっとしました。
けど、ウィンリィが可哀想だな、と。
そして何より、マスタングさんが可哀想だと思う。
マスタングだって、アルに負けないくらいエドが好きで、
生きているって信じて、あいつはいつか自分で帰ってくるって思って
待っていたと思うので。
これからもう、張り合える?相手というか、エドがいなくなってしまったら
すごく寂しいだろうなと思う。
あっちの世界のアルフォンスくんの言葉も響いたし、
エドにもそれが響いて、どっちの世界も夢じゃない、嘘じゃない、
自分の世界、ってことが分かったわけで、だから守ろうっていうラストは好きだけれど、
いつかエドとアルは、自分の世界に帰ってこれるんじゃないかな。
そう思っていたい。

歴史のなかの新選組
宮地 正人
小説や単なる資料ではなく、資料を読み解いた筆者の見解という形で、
ある種新鮮で、冷静に読むことができた。
近藤勇が政治家であるという描き方は、今まで何冊か読んできた小説の中にはないものだった。
それだけにその解釈には興味を覚えたし、確かに実際そうだったのではないかと思う。
小説は、全てが本当なわけではない。
そしてまた、こうした資料も受け手によって捉え方が変わってくることもある。
多くの本と接して、自分なりの新選組を捉えていきたいと思っている自分には、
今まで読んだ資料本の中では一番面白く読めたし、参考にもなった。
とても分かりやすい本だと思う。
って、この曲のこと知っている人がどれだけいるんでしょうね?
AMラジオゆく年くる年で、BAKUがゲストだったことがあるんですよ。
それで、ヴァンテアン号で何曲かライブをしたんだけど、
その中の1曲で、くるちゃんがこの日のためにつくってきたという曲、
それがこれ。
くる作詞作曲で、ボーカルもくるだった。
くるちゃんファンだったし、もうこの日この時しか歌わない・聴けない、
CD化もされない(でも抽選で録音CDがラジオからプレゼントされてた
ような気がする)
とあって、真剣に何度もエアチェックしたテープを聞いたせいで、
今でもしっかり歌詞もメロディも頭の中にインプットされているわけです。
で、ふと思う。
あ、そう言えば今日は『バクの日』だっ。
それでこの曲が流れていたのでしょうか?(汗)恐るべし深層心理?
今この歌のこと知ってる人ってどれだけいるんだろー。
AIRファンの中でこれ歌える人っているのかな。
いたら是非!連絡下さい。(笑)
夏風邪ひいたって書いてあって。
しかもかなり同じようなタイミングみたいで。
こないだ、メール遅れてごめん、風邪ひいてた。ってメールしたんだけど
返事ないなあつて思ってたら、そんなわけなのかぁと。(苦笑)
彼女のブログで、電車のことについて書いてあったんだけど、
満員でいらいらする電車、なんか今日はやたらすいてた。
学生が夏休みだからかなあとちょっと思ったけど、
なんでかな?珍しく座れた。
それって今日からじゃないしね。
でも、すいてたらすいてたで、私すいてるのに平気でぶつかってくる人が
すっごいむかつくのね。
こんでたらしょうがないなーって思うんだけど、
すいてるのに人の背中に腕や本や鞄がしがしあててくるの。
地下鉄でドアの前に立ってたら、後ろのおねえちやんがそうだった。
鞄ががん、とりだした本ががん、開くときに手ががん、と背中にあたって、
その後はずーっと本ががしがし背中にあたっていて。
あと3cm後ろへさがればあたらずおたがい快適に過ごせるのに、
しかも今日はすいてるから30cmは余裕で後ろにさがれるのに、なんで?
かなり強めにぶつかっても、謝るそぶりもなく顔もあげてないのが
硝子にうつっていてよく分かる。
よしもとばななさんの言い草じゃないけど、
本当にこういう人って、おしゃれなワンピ着て
お化粧もきっちりしてブランドバッグ持っているのに、
すごーく不細工なんだよね。
どっかパースが狂ってるの。
あぁ、綺麗でいなくちゃなぁ。

スウィングガールズ スペシャル・エディション
初めのうちはめちゃくちゃなところが目立って、
んー?と思ってたんだけど、
だんだん面白くなってきて、普通に面白くて、なんか爽やかに
結局青春ぽいかんじでした。
ウォーターボーイズも好きなんだけど、イルカが感電するとか
赤ちゃんを振り回すとか、そういう小さいところで気になるところがあって、
そういう気になる部分が、これはすごく多かったのです。
だからどうよ。と思ってたんだけど。
これはやりすぎじゃないの、という。
だって普通に考えて、弁当勝手に食うとか食中毒起こすとか、まずいでしょう。
弁当屋さん廃業しちゃうよ?
可哀想過ぎだよ。
と思うのでした。
でもま、良かったよ。うん。関口が一番好きでした。(笑)
というのも、明日ギターを買おうかと思って。
どうもこういうとこでは古いのか、ネットショップではいくら安くても
な〜んか買う気にならないんだよね。
手にとってから買いたい。
とは言え、確なギターを買うつもりはない。ほんとミニじやなければ安いのでいいんだ。
メーカーもどこだっていい。
ま、できればちゃんとしたとこの方がいいけど。
ちゃんとしたとこので安いのなんて、そうそうないだろうし。
楽器屋近くにないかなーとか、大体の価格帯とかを調べていた。
でふと、くるちゃんの持っているギターのメーカーを把握して
レポートしているようなサイトはないかな?と思って、検索。
BAKU時代からファンつぽい人のサイトで、くるちゃんが持っていたので
憧れて買った自分のギター、という形の写真がいくつかあった。
なかなか興味を覚えた。
っつ−かこのHNの人、前に一度くらい交流してるかも…?
今探しているのはこれとはちょっと違うので、もう一度検索しなおし。
てたら、何を思ったか2chに行き着いてしまった。
興味を引かれる記事があったからなんだけど。
読んでるとムカつくことも当然多々あるんだけどさ。(苦笑)
その中で気になったのが、動物実験の話とパクリの話。
2ch語もまざっててよくわかんねーな、つてのもいっぱいあったけどさ。
なんでまたこんなにくるちゃん叩かれてるんだ?とか思ったら、
よく見たら2000年の話だった。ああ。なるほどねぇ。
う〜ん…。
ファン歴15年目の私としては、言いたいことも言えることもいっぱいあった。
でもそのスレはもうしまってるし、ほっといたけど。
そういう理論的?なこともきちんと書いていきたいんだけどなぁ。
今サイトの更新ほったらかしになってるからな。


クレールの刺繍
試写会が当選したので、見に行ってきました。銀座。
結論から言うと、好みではないです。
タダで良かったなーっていう。
フランス映画にありがちな感じでもあります。
それでも途中までは、一体どう終わらせるのかなーと期待して
見ていたのですが、ラストちょい手前で、
おいおいそれなんだよ?ってのがあって。
ん〜…。
でも、映像は綺麗でした。
それだけで見る価値ある映画かも。
特に刺繍とか色彩とか好きな人は、ぼーっと眺めておくと
いいかもしれない。

「夢ノート」のつかいかた―楽しくつくって、幸せ気分
中山 庸子
ぱらぱらtp中身を見て、ああ、これって私がやってることと一緒だなあと思って
興味を持って読んでみた。
私もこういうことはかなり前からやっていて、
初めは日記や手帳、学校の授業のノートの欄外に走り書きしたり
スクラップ帳に雑誌の切り抜きを貼り付けたりしていたのを、
一冊にまとめようとして一冊ノートを別に用意して。
でも、順序だてたり用途というかジャンル?によって分けた方がいいのかな
だけどそうなってくると整理が面倒で億劫だな
なんで悩んでいるところだったんだけど、
分けるもよし、バインダー式にするもよし、ざっくばらんにつけるもよし、
要はやること、読み返すこと、考えること、が重要なんだな、と思えた。
ので、順番とかめちゃくちゃになるのが嫌で切り抜くだけ切り抜いて
今度ちゃんとやろう…とか思いつつ放置してるものたちをなんとかしなくちゃ。
と思いました。


sunset
AIR
私は中学・高校とミッションスクールに通っていた。
だからと言って洗礼までには至らなかったけれど、神様はいるのかも、と思ったことは何度かある。
毎朝の礼拝で、丁度自分が迷っていることについてお説教がなされたことが何度もあった。
取り上げる聖句も説教内容も、宣教師やクリスチャンの先生の采配。
偶然かもしれない。
けれど不思議と、悩んでいることへの答えや励ましに聞こえる聖句が詠まれることというのがあった。
そんなの偶然。
そんなの気力が弱っているから、答えとして聞こうとしているだけ。
かもしれない。
だけど、人が何かを信じようとするきっかけというのは、こんな些細なものなのではないだろうか。
音楽を聴いていて、これは自分に問いかけられているのではないだろうか
と思ったこともある。
これは誰しも経験があるのではないだろうか?
今格別悩んでいるわけでも、この曲がその励ましの歌詞になっているわけでもないけれど、
自分なりに”これは自分に宛てて作られた曲なんじゃないか”と今感じながら聴いている。
もちろんそんなことないことはよく分かってる。
でも、ある意味では当たっているのだと思う。
柔らかいメロディ。滲み入る声。
語りかける詞(ことば)。
これはこういう意味なのでは?
くるちゃんはあのことを言っているんじゃないだろうか?
そんなことを考えながら、繰り返し聴いています。
次のライブでこの曲たちを聴けるのが今から楽しみです。