ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.02.02 Mon
私の、多分一番と言って差し支えない
好きなモチーフです。
雪月花、花鳥風月 が、自分流に表すとこうなる。
どちらも美しく潔いから好きなんです。
昨日ネットサーフィンをしていたら、江戸時代のアンティークで
桜と雪の模様の入った櫛と簪がありました。
雪輪なら割とよくあるのですが、
六花(りっか。雪の結晶)+雪輪+桜 という私の大好きな柄は
自分が不勉強なせいもあるんでしょうがなかなか見ません。
ものすごーく欲しかったんですけど、
0がふたつばかり多かったのと
アンティーク詳しくないから真贋がわからないのと
櫛とかってすごく念が篭っていそうな気がして。
それが怖いし、畏れ多くもあります。
ちゃんと大切にできるのかな、自分なんかが。っていう。
なので、安物で新品の懐中時計だけ注文しちゃいました。
現代で和柄っていうと、割と一辺倒なデザインになりがちだけど
実は当時の方がお洒落だったりアバンギャルドだったりな
デザインが多かったりします。
雪の結晶もそうだし、たとえば蝙蝠なんかもそう。
蝙蝠は、転じて子守 となるので
縁起物として扱われ、
着物や小物のデザインに使われていました。
釘隠しに兎(子宝)と蝙蝠なんてよく使われていたし。
縁起物、身近なものを取り入れたデザイン
すごく勉強になります。
ついつい保守的になることも多いけど
既成概念に囚われないでいたいな。
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