ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.03.12 Thu
突然ですが。
タイトル、読めますか?
私は読めませんでした。(´・ω・)
かいこうもんじ
横書きにするのが習慣になっている文字。欧文のこと。横文字。
なのだそうです。
でね。
東海の
小島の磯の白砂に われ泣きぬれて
蟹とたはむる
って、知ってますか?
石川啄木。一握の砂です。
これの『蟹』が、蟹行文字のこと、という説があるのだそうですね?
恥ずかしながら、初めて知りました。
と言うか、この場所が大森海岸ってのも、説のひとつに過ぎないのね?
自分が一時在籍していた学校が、
啄木が教員をしていた時期がある、ってことで
結構社会科の一環としても習ったはずなんですが
大森海岸で蟹を見ながら泣いている歌、と習ったし
確か大森海岸の砂浜のところに
蟹のイラストかなんかの入ったタイルが填めてあったよね??
これが欧文のことで
砂浜に英語を指で書きつけながら物思いに耽っていた
という歌なら、大分イメージが変わりません?
詳細を知りたいのですが、文学なのだから各々の解釈で、という
解説書しか見つからないです。
どなたかご存知だったら良いサイトor本紹介してください。m(_ _"m)
函館の
青柳町こそ悲しけれ友の恋歌
矢車の花
はたらけど
はたらけど猶わが生活(くらし)楽にならざり
ぢつと手を見る
なんかも好きな歌です。
蟹と取るか横文字と取るかで解釈も随分変わって
日本語って深くて綺麗だな、と改めて思いました。
ちょっと面白いな、と思ったので紹介してみました。(*´ー`)
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