ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.07.02 Thu
次回のキャラメルの公演が、『風を継ぐ者』という
新選組のお話なんですが。
沖田さんを演じる畑中さんという役者さんが
ある日の稽古で
「昨夜は何故なのかちっとも眠れなかった」
と言っていたのだそうです。
で、後からわかったことですが、畑中さんが眠れなかった日は
年に一度だけ沖田さんのお墓が開放され
一般の人がお墓参り出来る日だったのです。
というのが
彼の先輩にあたる役者さんの西川さんのblogに
書いてありました。
人が集まって騒がしくて眠れないなとか
一年ぶりの賑やかさに眠れないなとか
そう思った沖田さんの魂が畑中さんに影響を与えたのかも…
なんて勘違い・思い込みをすることは
役者にとってとても重要なことだと思うんです。
だからこそ、心して演じるということ。
そして、意外と勘違いじゃないこともあったりなかったり。
するかもしれないじゃない。
で、お芝居だけに大事なことでもないと思うんだ。
生きている人同士でも、当てはまると思うんだよね。
大好きな人が、今日も笑顔でいますように。
PR