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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.12.04 Wed
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2010.05.20 Thu
我が子が病気にかかってしまった。
苦しむ子供になにもしてやれない。
どころか、「他の子にうつさないように殺せ」と言われる。
殺される日までは、苦しむ子供にご飯を食べさせるだけで治してやれない。

その隣家で、いつうちの子も病気になるかと脅えながら
1ヶ月もの間一生懸命予防につとめたのに
「発生圏内だから殺せ」と言われる。

「殺したらひとりにつき慰謝料5万払うから」
でもどこからどう捻出して
いつどう払うかも分からないけど
いつか払うから。たぶん。
まぁ、出来るだけ早く殺してよ。


どんなホラーだよ。
ってことが、現実に起きている。

動物だからどうでもいいの?
でも凶悪殺人て、段々サイズアップしていくよね。
虫から鳥、犬猫、遂に人を殺す
取り返しがつかないところに進行するまで放っておいて
後から泣いてももう遅いのに。


鈍感な人は血を見るまで気付かない。
血が流れた時には悲劇はもう起きている。
でも三島先生。
最近じゃ血を見ても気付かないらしいんです。

だから宮沢先生。
世界全体が幸福であることなんて
ムリナンジャナイデスカ

       ***

関係無いことじゃない。
ジョン・レノンじゃないけれど
わからないなら、想像してみたらいい。

それが自分の大切なひとだったら
自分だったらどうするの?


それとも、想像力が無いのかな。

″想像力さえなければきっと
怖いものなんて無いも同じ″

想像力を捨ててしまったら
創造だって出来ないのに。
そうしたら人は、人ではなくなってしまう。

自分さえ良ければいい?
本当にひとりきりでなんて、生きていける訳がない。

だから神様は、楽園にひとをふたり作ったんだ。

でも神様、イブが林檎を食べたのは、本当に間違いだったんですか?
知識を得て考えソウゾウすることを知らなければ
人間は幸せだったのかな。

争いは起きないのかな。
争いだと認識できないだけだったりして。

神様、やっぱり自分より下の存在が
創造主に近付こうとするのは
不愉快ですか?
だから言いつけを破ったと制裁を加えたの?

だったら生殺しにしないで殺処分しちゃえば良かったのに
そうしなかったのは優しさですか。

それとも?


キリスト教は根幹が狩猟民族のものだから
興味深いとは思うけど
農耕民族にはあまり合っていない気がする。
動物は狩られ血肉になるもの。
しつけ使うもの。
万物に神が宿り共に生きようとする島国とは違う。


アイヌ神話に拠るなら
神様は私たちを見捨てたわけじゃない。
ちょっと余所見をしてるだけ。
あまりに沢山の場所に目を配らなくちゃならなくて
たまたま今こっちを見ていないだけ。

そりゃそうだ。
全知全能の神様だって、目はふたつしかない。手も二本しかない。


だから神様が振り返るまで
この目で見て
この手を使って
この足で踏ん張るしかない。


笑い祈り歌を歌うこと
描き物語り形作ること

人間に生まれたからには
ソウゾウすることを捨てたくない。


何も出来ないと泣いていても仕方ない。
自分の持ち場で、出来ることを。

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