ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2008.11.26 Wed
ご質問頂いたので補足します。
当時は今に比べて格段に身分差が厳しく
また己の誇りを大切にしていました。
長州征伐を幕府は二度行いましたが
実情は、そうしないと幕府に逆らった長州に対して、また周りに対して示しがつかないからで
本当は幕府もやりたくなかったのです。
今の日本と同じく、平和ボケして軍事力もお金も無かったんですね。
長州側も、倒幕派と穏健派に分かれていまして
衰退してはいてもお上はお上。藩の取り潰しになったら無職で住むところもなくなるし
何よりここまで続いてきたものを自分たちの代で潰すのはご先祖様に申し訳ない訳です。
で、
「こういう風に反省してるから許して☆」
と言ってきた長州に渡りに船で、
「そんなに反省してるなら許してあげよう」
ってのが幕府。
ただ、
「本当に反省してるのか代表が見に行くからね」
ってことで行かされたのが永井さんや新選組の近藤さんたちでした。
それに赤禰さんたちは同道することになった訳です。
会見の場所は、当時比較的中立だった広島藩で行われました。
幕府は今の政治家並に腐っていましたし、長州はそれを舐め腐っていたので
実態は反省なんてしちゃいません。
将軍様を慕う新選組としては、長州の態度は勿論幕府の役人に対してもムカつきまして
自分たちだけでも長州と広島の間にある岩国藩にせめて視察に行こうとしましたが
新選組は池田屋なんかで『幕府の犬』として滅茶苦茶恨みを買っていましたから
肩書きを隠してもバレバレ。
岩国は長州に肩入れしてましたから、当然門前払い。
そこで近藤さんは自分らは引き上げ、監察方(スパイ)を送り込み内情を探らせることにしました。
赤禰さんたちも、ここで別れることになった訳です。
志は違えど、真に目指していたのはこの国を守りたいということ。
今の日本で、首相や天皇の為に命を捨てる という考えは馴染みないですけど。
大事な人を、大事な人のいる場所を守りたい。
その為に命を賭して戦おうと思う人が
今の日本にどれだけいるのでしょうね。
「武士で無いからこそ武士に憧れる」
身分に苦しみそれを乗り越えて志を高く持ち
実際に武士以上の武士になった人たち。
だから私は『侍』に惹かれ、幕末に惹かれるのだろうと思います。
ちょっと独り言でした。
当時は今に比べて格段に身分差が厳しく
また己の誇りを大切にしていました。
長州征伐を幕府は二度行いましたが
実情は、そうしないと幕府に逆らった長州に対して、また周りに対して示しがつかないからで
本当は幕府もやりたくなかったのです。
今の日本と同じく、平和ボケして軍事力もお金も無かったんですね。
長州側も、倒幕派と穏健派に分かれていまして
衰退してはいてもお上はお上。藩の取り潰しになったら無職で住むところもなくなるし
何よりここまで続いてきたものを自分たちの代で潰すのはご先祖様に申し訳ない訳です。
で、
「こういう風に反省してるから許して☆」
と言ってきた長州に渡りに船で、
「そんなに反省してるなら許してあげよう」
ってのが幕府。
ただ、
「本当に反省してるのか代表が見に行くからね」
ってことで行かされたのが永井さんや新選組の近藤さんたちでした。
それに赤禰さんたちは同道することになった訳です。
会見の場所は、当時比較的中立だった広島藩で行われました。
幕府は今の政治家並に腐っていましたし、長州はそれを舐め腐っていたので
実態は反省なんてしちゃいません。
将軍様を慕う新選組としては、長州の態度は勿論幕府の役人に対してもムカつきまして
自分たちだけでも長州と広島の間にある岩国藩にせめて視察に行こうとしましたが
新選組は池田屋なんかで『幕府の犬』として滅茶苦茶恨みを買っていましたから
肩書きを隠してもバレバレ。
岩国は長州に肩入れしてましたから、当然門前払い。
そこで近藤さんは自分らは引き上げ、監察方(スパイ)を送り込み内情を探らせることにしました。
赤禰さんたちも、ここで別れることになった訳です。
志は違えど、真に目指していたのはこの国を守りたいということ。
今の日本で、首相や天皇の為に命を捨てる という考えは馴染みないですけど。
大事な人を、大事な人のいる場所を守りたい。
その為に命を賭して戦おうと思う人が
今の日本にどれだけいるのでしょうね。
「武士で無いからこそ武士に憧れる」
身分に苦しみそれを乗り越えて志を高く持ち
実際に武士以上の武士になった人たち。
だから私は『侍』に惹かれ、幕末に惹かれるのだろうと思います。
ちょっと独り言でした。
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