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ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2024.12.04 Wed
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2010.05.04 Tue
アニメになって動いている分、迫力はある程度あるので
ラストとの戦闘シーンは良かった。
が、マスタングとラストの、敵同士だけれど認め合っている感が
一切描かれていないのが残念至極。
端折りすぎて浅い、としか、ここも言えない。

原作では主人公が出てこないまま何話も進むことがあったが
アニメではそれがないようにした、とのことだが
それが逆に、無理矢理にエドを出すために脚本を調整していて
他のキャラが深く描けていない一因なのではと思ってしまう。
鋼は、主人公のエド&アルは勿論のこと
全ての登場人物たちがそれぞれに魅力があり、それが描き込まれているところが
面白さのひとつなのに、このアニメはそれが見えてこない。

大体、ホーエンハイムはいい人なのか悪い人なのか
この辺りではまだ読みきれない人として描かれるべきなのに
今まで描かれたエピソードが碌に無く、回想シーンで少し出てくる程度では
彼がどんな言動を取っていてどうエドやアルに思われていたのか
家を出て一体何をしていて、何をしようとしているのか
全く伝わってこない。

ばっちゃんの骨盤だの解説する台詞はわかりやすくて良かったが
エドがイズミに電話するとき、前置きの台詞が端折られていて、イズミが突然電話を切ることの
話の内容の衝撃や重みが伝わってこないように感じられる。
それだけに、イズミがホテルに電話してくれたこと、「ありがとう」の意味が軽く思える。

「にいさんの魂が」のあとの「これが精神?」
無くて残念。面白かっただけでなく、精神がこの世界観の中で何を表しているのか
理解しやすかったのに。

リンは恰好良かった。
スカーの兄のシーンも良かったと思う。

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