ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2006.08.22 Tue
すんごいタイトルと表紙だし、どうしよう…とちょっと思ったのだけど、
中をぱらぱらと読んでみたら面白そうだったので読んでみた。
ちょっとこう、勘違いされそうでお昼ご飯食べながら読んでいて
表紙が見えないようにすごく気を遣った。(笑)
なんというか、勉強になったなあ…。
バラバラ死体の鋸を使うのは素人とか、確かに言われてみればその通りなのに
目から鱗だった。
あと、青鬼、赤鬼、などという件(死体の腐乱状況が進み色が変わるのを
それぞれに合わせてこう呼ぶのだそうです)で、
ふと思い出したのが碧血脾。
碧血碑自体は、義に殉じて流した血は三年経つと青くなるという中国の故事から
命名されてるんだけども、じゃあその故事はどうしてそうなったのかは
まだ調べていないので分からない。
でも、こんな科学的な知識が無かった時代、死体が青くなるのを見て
この人は義士だから、赤い血が青く変わったという奇跡が起きたんだ!
って思ったのが、三年たったらとかいう逸話になったとしても不思議は無い。
第二部の映画や漫画へのつっこみも、なかなか面白かった。
こういうのは腐るほどあるだろうからなあ。
タイタニツクでローズが乗ってたのは扉じゃなかったっけ。
とか色々つっこみどころはあったけども。
日本刀で首が切れないという話だけど、歴史モノの小説や資料なんかによれば、
確かに切り辛いものだったし、下手な人なら介錯なのに何度も切りつけて
余計しんどい目に合わせてしまったって話も聞く。
でも、上手い人は一刀両断、しかも首が転げ落ちないよう皮一枚残したっていうし
腕があればある程度できたんじゃないのかなぁと思うのですが…。
石を両断してしまった豪腕剣士の逸話とかもあるしね。真偽はさておき。
心臓の鼓動に合わせずぷしゃーって血が噴出すとか、ありえないけど
セブンみたいにわかってるけどここはさ、っていうフィクションならまあいいと思います。
見る側がそこを分かった上で見てあげるのが良いと思う。
にしてもセブンのあの死体って、本物使ってるんじゃ?ってくらいだったんだ…。
一番個人的にショッキングだった怠惰の人が、
ありえないと知ってちょっとほっとしました。(笑)
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