ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2006.07.28 Fri
解説にあったように、私には結婚小説というよりは、ホラー小説に感じた。
ドッペルゲンガーの存在がホラーというより、
八方塞でどっちを選んでもうまくいかない人生、というのがもう恐怖だ。
もしあのときこうしていたら、というのは人間だれしも思うもので、
だからドラえもんも『もしもボックス』を持っているわけだし、
どうあがいても結局変えることはできないのだという説も出てくるわけで…。
人生を交換して、最初は真っ青に見えた隣の芝生だけど、よく考えたら
自分の家の芝生だってそれなりに綺麗じゃないか、と思って元に戻って
それぞれにうまくやっていく、という展開ならこう恐怖は覚えないと思うんだけど。
という気持ちになるのが分かっていて読んでしまうあたり、
自分が本当に既に八方塞なのかも。
ドッペルゲンガーの存在がホラーというより、
八方塞でどっちを選んでもうまくいかない人生、というのがもう恐怖だ。
もしあのときこうしていたら、というのは人間だれしも思うもので、
だからドラえもんも『もしもボックス』を持っているわけだし、
どうあがいても結局変えることはできないのだという説も出てくるわけで…。
人生を交換して、最初は真っ青に見えた隣の芝生だけど、よく考えたら
自分の家の芝生だってそれなりに綺麗じゃないか、と思って元に戻って
それぞれにうまくやっていく、という展開ならこう恐怖は覚えないと思うんだけど。
という気持ちになるのが分かっていて読んでしまうあたり、
自分が本当に既に八方塞なのかも。
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