ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2007.11.02 Fri
久しぶりに新たなラノベ新規開拓。
別件で色々探し物していて、名前を聞いたことのある本だったので
アニメ化になったり色々しているものなので、読んでみようかと。
結論から言うと、面白かった。
こういう話は、結局もうガンダムという金字塔があまりにでかすぎるから
似ていたら似ていると言われ、変えたら変えていると言われ
何かとガンダムだのエヴァだのと引き合いに出されて比べられてしまうものだ。
主人公のクラスメートが戦闘に参加する、という設定は、ともすれば名称が違い
設定が多少違うだけのガンダムの何番煎じになりかねないところだが
ネタがいいのだ。
戦闘シーンの描写はやや疑問もあるものの、物語のメインが
『子供が宇宙でロボットに乗り敵と戦う』ことではなく、
クラスメートと距離が離れ、同い年のはずが年齢も離れて何年も時間を要してメールのやりとりをすることに置かれている。
淡々と感情的にならず書かれており、突拍子もない設定にもすんなり馴染める。
如何にもライトノベル的な浅い文が個人的にはやや気になったものの非常に面白く読めた。
30分ほどのアニメーションならば、成程淡々と爽やかに描かれぴったりだろう。
本文は勿論、深夜に明かりのついた窓、そこへ届けたくてというあとがきにも感動してしまった。
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