火曜日くらいに会社で貰って来たフリージア。
かなり蕾が多かったんだけど大分開いてきました。
それに引き替え外は雨模様。
桜ももう散っちゃうな。
折角天気が良かったのに、日中に出掛ければ良かった。>_<
朝一で出撃の予定だったのに、BAMが起きてくれないし
家で色々したいことあったからやってたらもうこんな時間。
桜が咲くと何故かウキウキするのに、心の奥底で焦燥感が生まれるのです。
あれはなんでなんだろう。
「散ってしまうとほっとする」というハチクロの竹本くんのモノローグは
そんな私の気持ちを言い当てられた気がして。
長年の疑問が氷解したと言うか。
なんでこんなに桜って特別なんだろう。
桜と言えば、もうひとつ思い出すのが
ばななさんの小説 N・P。
季節の描き方が秀逸で、衝撃でした。
その登場人物で、まぁ簡単に言うと帰国子女で
日本に馴染めない男の子が
雨の雫が着いた車の窓ガラスの向こう
金網のフェンスの向こうに見えた桜が綺麗で
初めて日本にプラスの感情を持ったというくだり。
そういえばBAMと初めて会って頃、相手の価値観を図るのに
ちょっと変わった質問をよくされた中で
「月と言えば何?」
というのがありました。
本人は「1/6」。(重力ですね)
天体関係大好きなBAMらしい。
私の回答は「桜」。
とっさに浮かんだのが、真っ暗な空と満月。その下に咲き誇る満開の桜。
夜桜は人を狂わせるとも言いますが
不思議な魅力がありますよね。
雨に濡れそぼっていても、太陽の下でも夜の闇の中でも
浮かび上がるように咲いている。
AIRのone wayが出た年、それを聞きながら3人でお花見ドライブで遠出したのですが。
また行きたいな。