イロトリドリ ノ 。

あなたの日記を読んでいて、ふと

JUDY AND MARY のイロトリドリ ノ セカイ を思い出した。

"色とりどりのガラスみたいな涙の美しさ"
"蒸し暑い午後に二人でいるようなシアワセの沈黙"

ちゃんとCDを買ったことはなくて、バンドでこの曲やるから練習しとけ
ってメンバーからMDを貰ったとか、そんなレベルでしか知らないのだけれど
多分歌詞から判断すると、丁度この時期の曲なんだろうか。
暦の上では秋はもう始まっていて、それでも蒸し暑い夏のような日々。

歌詞を書いたのはTAKUYAだけど、YUKIちゃんの口から"神"と言われると
私（たち）の思っている"神"と同じ気がしてしまう。
信じているわけじゃないけれど、礼拝は好きだった。讃美歌も好きだった。
好きな聖句もあった。
そういう、ちょっとニュートラルな信仰とまでもいかないなりに
日常に在った"神"。

このセカイは。
ガラスみたいで。
壊れたり傷付いたり傷つけたりするけれど
きらきら光っていて
いろんなものを映して色とりどりに輝くから。
たとえ粉々に壊れても、それでも光っているから。
だから、素晴らしい日々が。
続いていくのだと。

　　　　　　　***

昨日帰り道に、ある場所を歩いていて突然鳥肌がたって
涙がとまらなくなった。
なぜだか悲しくなって。なんだろう。何かあった場所だったのかな。
それとも、あの時間に誰かに何かあったのかな。
時期も時期だから、誰かがそこへ帰ってきていたのかもしれない。

この時期は、お盆だからというだけでもなく、
なんとなくこの暑さで、其処此処にある気持ちの欠片が
熱されて浮かび上がってきて
普段より色々なものを感じる気がするんだ。

気のせいだろって、思うなら思ってくれて構わない。
自分は、霊感とか第六感って、オカルト的なものじゃなく
動物の本能に自然に備わっているものだと思ってる。
だから、本能は否定しないでおきたい。
素直に感じられるものは全て感じておきたいだけ。


今日は、終戦の日です。
戦争で、たくさんの尊い命が奪われました。
でも、戦争は今尚地球上のどこかで続いています。
そして、命は戦争でだけ奪われるものではありません。
ある一日の戦死者の数倍の数の人が、毎日自殺で死んでいくこの国で。
病や事故や、事件で亡くなる命もある中で。
まだ命の続いている自分に、できることは？
自分に。自分の大切な人に。世界に。
なにか、できることは？

改めて考えて、一日一日を大切に過ごしていきたいなと思います。