ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.12.25 Fri
昨日の帰り、可愛いラッピングをビジネスバッグと一緒に持った
お父さんを見かけました。
奥さんか娘さんへのプレゼントかな、なんて
思って微笑ましくなりました。
小さい頃は、24日にパーティをして
ケーキを食べて
起きたら枕元にサンタさんのプレゼントがあったので
25日ってより24日が楽しい日だったんですけど
本当はクリスマスは今日が本番なんですけどね。
会社の女の子も、何人かお洒落してきていて、
仕事終わったらデートなのかなぁと
やっぱり微笑ましい気持ちに。
金曜日だしね。
私が通っていた高校はミッションスクールだったので
クリスマスといえばやっぱり一大イベントでした。
この季節、キャロリングという、讃美歌を歌ってまわるという
有志参加のイベントもありました。
バスを2台借りて、市街地の病院とかを回るチームと
教会や幼稚園を回るチームに分かれるんだけど
やらしい話、一応キャロリング参加もボランティア扱いだったので
内申の底上げに参加者が凄く増えた年があって。
バスに乗りきれないので、何人か徒歩で廻ってもらえませんか、と。
私を含めて5人くらいが立候補して、先生と徒歩で回りました。
その途中で先生が、コンビニで肉まんを買ってくれたんだよね。
「他のみんなには内緒だよ」
って。
この時期クリスマスソングとして、一般には知名度のないような讃美歌も
よくBGMにかかっていて、なんとなく楽しくなります。
蝋燭に火を灯して
雪の積もるあの町を歌いながら歩くのは楽しかった。
異国情緒溢れる港町だから
教会もお寺も神社も隣り合って建っていて
いろんな宗派(プロテスタントとカトリックとか)もごちゃ混ぜで
手がかじかんで、足音が雪に吸い込まれて真っ暗で、
イエス様の誕生日だって思わなくても
聖なる夜ってこんな感じだろうなって思いました。
先生が、讃美歌ではない短い
Merry Christmas to you.
Merry Christmas to all.
っていうメロディを教えてくれて、即興でみんなで歌ったりして。
あの町の大晦日は除夜の鐘が響き
年が明けると同時に教会の鐘が鳴り
港に浮かんだ船が一斉に汽笛を鳴らす。
無宗教の国なのに節操がないとか
批判も耳にするけれど、同じ阿呆なら踊ってた方が楽しいじゃない。
開国していろんな文化を取り込んだ我が国ならではだし
懐も広いし、別にいいと思うんだけどな。
誰かがおめでとうっていうときは、おめでとうって笑いあっていようよ。
その方がきっと楽しいもの。
クリスマスが終われば、今年も残すところあと僅か。
素敵な日々になりますように。
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