ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2009.06.26 Fri
ある作家さんが
親子二代でファンだと言ってくれる方がいる。
江戸時代、三代続けば本物と言われた様に
自分も孫まで三代のファンがついてくれるような
本物になれるよう頑張ろう。
と仰っていた。
ここで、『本物』という言葉が出てくるのが
彼女の男前なところだと思う。
想像することも、学ぶことで知識を得ることも否定しない。
ただそれは一歩間違えば机上の空論で
中身のない知ったかぶりの言葉になる。
中身を伴いたい。本物でいたい。
だから私は、出来ることは実際にやってみたいと思う。
そして実際にやってみると
”やってみなきゃわからないこと”があまりにたくさんあって
本気でやればやるほど上には上がいて
進む道に限りがなくて
『本物』になることの遠さを思い知る。
でも… マゾ発言かもしれないが、それが心地良い。
自分はまだまだなんだと骨身に染みて思うこと。
そこで諦めずに立ち上がれるか。進めるかが大事。
本で読んだだけの知識を偉そうにひけらかされると
中身がないなぁと思うし
正直、くだらない人だなと思う。
そういう人に自分が真剣にやっていることを
否定されたくはない。
『道』は結局は己との戦いだ。
どんな道でも。
常に戦いの場に身を置く意識が大切で。
でも本当は、毎日が戦いだ。気が付いてないだけ。
忘れているだけ。
ぶれないことの重要さとか 難しさとか
日々噛み締めている今日この頃。
ともすれば”忙しい”日常に埋もれそうな
気持ちや覚悟を、思い出すことが出来る。
『本物』を見ていると。
追いかけるべき人が
追いかけたい、追いつきたいと思う人が
いるということはとても幸せだ。
どんなに遠くても、届く気がしなくても。
追いつこうと走る原動力になる。
今日はお天気。
西川さんじゃないけれど
今日も、ありがとう。
***
どんなきみも 大好きさ
つま先で 立っていても
届く気は しないけれど
つらいことも 幸せさ
ねがいごと by Rie fu
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