ふと思いついては消えていく戯れ言の中にも大事なことや本気なことはあるよな、と思い極力書き留めよう、という、日々いろんなことに対する思いを綴っています。
2007.10.14 Sun
これも同じく真保さんのエッセーに出てきた本。
『人間』が描かれていて、すんなりと中に入っていける。
ひとつのミッションを書き初め、その中の登場人物Aさんを掘り下げて
Aさんの過去を語った上で本筋に戻ったりする手法は、人間性は非常に伝わる。
半面、苦手な人は読みくいと感じるのではとも思った。回想があまりに長いのだ。
回想の中でAのこなした過去のミッションの話が始まったりする。
この著者の文章の特色なのだろう。
自衛隊は、日本において非常に特殊な存在だ。
軍隊ではないことに拘って、階級の呼び方など細々したところが変えられている。
仕事をしてもしなくても批判される。災害救助などでしかスポットが当たらない。
しかも大抵はそれも批判で、助けたヒーローとしてはあまり扱われない。
具体的にどんな日々を過ごしているのか、中々知ることができない。
どんな思いで、どんな訓練をしているのか。
この本を読んで、戦闘機に乗ってみたいと思った。
勿論怖いに違いないし、重力に耐えられるかも疑問ではあるのだが、
虚空にたったひとり、ガラス1枚を隔てた外はあまりにも美しい死の世界。
そんな幻想のような世界へ、自力で飛び立つということにとても興味を覚えた。
『人間』が描かれていて、すんなりと中に入っていける。
ひとつのミッションを書き初め、その中の登場人物Aさんを掘り下げて
Aさんの過去を語った上で本筋に戻ったりする手法は、人間性は非常に伝わる。
半面、苦手な人は読みくいと感じるのではとも思った。回想があまりに長いのだ。
回想の中でAのこなした過去のミッションの話が始まったりする。
この著者の文章の特色なのだろう。
自衛隊は、日本において非常に特殊な存在だ。
軍隊ではないことに拘って、階級の呼び方など細々したところが変えられている。
仕事をしてもしなくても批判される。災害救助などでしかスポットが当たらない。
しかも大抵はそれも批判で、助けたヒーローとしてはあまり扱われない。
具体的にどんな日々を過ごしているのか、中々知ることができない。
どんな思いで、どんな訓練をしているのか。
この本を読んで、戦闘機に乗ってみたいと思った。
勿論怖いに違いないし、重力に耐えられるかも疑問ではあるのだが、
虚空にたったひとり、ガラス1枚を隔てた外はあまりにも美しい死の世界。
そんな幻想のような世界へ、自力で飛び立つということにとても興味を覚えた。
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